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【もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング】 価格:2,800円
【英語が苦手な大人のDSトレーニング「えいご漬け」】
価格:3,800円
記者会見場には松嶋菜々子さんが登場。CMは、12月29日に発売となる「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」を松嶋さんがプレイ。はじき出された脳年齢に松嶋さんが笑いながら「52かよ!」と自らツッコミ。しかし悔しいのかまじめな顔つきになり、「もういっかいやろ」と再挑戦していく。 松嶋さんはゲームについて「よくゲームをプレイしていました」とコメント。「『テトリス』とか大好きだったので、ゲームボーイとか、小学生の頃は『ゲーム & ウォッチ』とかやってました」とかなりのゲーム好きな感じ。一度、やり始めると6時間とか7時間くらいはまってしまうと言うことで、やらないように気をつけるくらいらしく、凝り性な一面があるのかもしれない。 「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」については「今回のDSは短時間でも毎日やることが大切なので、(はまってしまう) 私にはピッタリだと思いました」と自分に合っていると分析。ここで、「脳年齢について普段気にしていますか?」の問いに「肌年齢や頭皮年齢とかは聞きますが、脳年齢はあまり意識したことはないですね。いちおう台詞を憶えたりしているので、脳を使っているのではないかと自負していたんですが、52歳……」とショックだった様子。しかし悔しかったのか「ちょっとコツがあったりするので、2度目は30歳代になったんですけど」と自らフォロー。 松嶋さんは現在「脳を鍛える大人のDSトレーニング」でトレーニング中だと言うことだが、中でも「名作音読」が得意と言う。松嶋さんは「待ち時間に新作ソフトの方をやらせていただいて、『漢字合成』ですか? あれ難しくて、ちょっとコツがいるなぁと。ぜひ、新作ソフトの方に進んでみたいと思いました」とコメント。新作ソフトで目標とする脳年齢は、ズバリ「20ですね」と言うことらしい。 CMは、初めてトライしたその姿をそのまま収めたのだという。これは、宇多田ヒカルさんを起用したニンテンドーDSのCMで採用した方法と同じで、素直な表現となっている。現場では「実際にゲームをやってくださいと言うことで、素にちょっと近い部分もありますね」と松嶋さんは感想を述べた。「ポスター撮影の方もソファに座っている所なんですけど、カメラマンの方から、ゲームをプレイしながらゲームをやりやすい体制に位置を変えてくださいということでしたので、リアルな表情ですね」ということで楽しい撮影だったとか。
来年の抱負を求められた松嶋さんは、「来年早々に新作が出るそうなので、もっと脳を鍛えたいですね。プレイしていると右脳を使っているようなので、もうちょっと感性の部分を磨いていきたいと思います」とコメントし締めくくった。
発表会において、松嶋奈々子さんの登場に先駆けて壇上に立った岩田聡代表取締役社長は、「今回はいつもとは違ったメディアの方にも大勢いらしていただいているので」と前置きし、これまで経営方針説明会や「東京ゲームショウ2005」における基調講演での内容と重複はするが、最新のデータを元に「ニンテンドーDS」の方向性をアピールした。 岩田氏は「ニンテンドーDS」の優位性を唱え、「nintendogs」で女性、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」や「やわらかあたま塾」においてシニア層といった新規ユーザー層の掘り起こしに成功したとし、「まだクリスマス商戦がはじまったばかりで今週のデータは速報レベルで誤差があるかもしれませんが」と断わりながらも、最新データとして「十分余裕を持って達成しているようなので、ここで発表しますと、ニンテンドーDSが実売で500万台を突破しました」と自信たっぷりに発表を行なった。 達成までにかかった期間は約1年で、これは同社によれば、「日本で発売されたあらゆるゲーム機」において最も速いスピードで500万台を達成した事になるのだという。ちなみに、これまで最も早かったのが、2001年に発売されたゲームボーイアドバンスの14カ月強で、その次がソニー・コンピュータエンタテインメントが2000年に発売したプレイステーション 2の17カ月なのだという。 これだけ急速に普及するには従来のゲームユーザー以外にもアピールできたからだと言うことで、クラブニンテンドーの登録ユーザーデータから女性やシニア層へアピールできたと分析した。 また、「ニンテンドーDS」において4タイトルがミリオンセラーを達成したと発表した。達成したのは、「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」が138万本、「nintendogs」が108万本、「やわらかあたま塾」が108万本、そして「Touch! Generations」シリーズではないが、「おいでよ どうぶつの森」が127万本と驚異的な売れ行きを示している。任天堂のソフト以外のデータは公表されていないのでわからないが、同社タイトルとしてはミリオンを控えているタイトルがまだあると言うことで、ひとまず任天堂の試みは成功していると言えるだろう。ちなみに「nintendogs」は欧米においてもそれぞれミリオンを達成しているという。 今回発表されたソフトはすでに発表済みの「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」、そして「英語が苦手な大人のDSトレーニング『えいご漬け』」が中心となっていたが、岩田氏は最後に「Touch! Generations」シリーズの最新作として「旅の指さし会話帳DS」を発表。これは元は情報センター出版局の出版している書籍だが、これをニンテンドーDSのインターフェイスにうまく当てはめたのが今回のソフトとなる。開発は情報センター出版局とトーセとの共同開発で進められている。
旅行に行き、翻訳された言葉を指でさして相手に見せるというこの本を、ニンテンドーDSではタッチスクリーンで指し示すインターフェイスで直感的に行なうことができるよううまく移植。また、ダブルスクリーンであるため相手に見せる画面は別に存在することから、「ニンテンドーDSと相性が良い(岩田氏)」としている。ニンテンドーDSならではの機能として検索機能の強化や、音声を発音してもらうといった機能も搭載しているという。現在開発中なのは、韓国、タイ、中国、ドイツ、アメリカのそれぞれの国語に対応する5タイトル。発売は2006年3月を予定している。 □任天堂のホームページ http://www.nintendo.co.jp/ □「ニンテンドーDS」のホームページ http://www.nintendo.co.jp/ds/ □「Touch! Generations」のページ http://touch-ds.jp/ □「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」のページ http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/ □「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」のページ http://touch-ds.jp/mfs/mottotraining/index.html □関連情報 【9月16日】任天堂、岩田聡氏が基調講演でRevolutionのコントローラを初公開! 片手で遊べる、さわる感覚の斬新なコントローラー http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050916/iwata.htm 【6月7日】任天堂、経営方針説明会を実施 「『REVOLUTION』のインターフェイスにはサプライズがある」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050607/ninten.htm (2005年12月26日) [Reported by 船津稔]
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