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2006年2月23日 発売 価格:未定
株式会社タイトーのXbox 360用戦闘機シミュレーション「Over G」。2006年2月の発売を目指して目下鋭意開発中の同タイトルだが、以前から明らかにされているとおり、メインテーマはハードロックバンド「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」が手がける。今回、本作のために新曲「Destination」を書き下ろしてくれたJanne Da Arcのvo、yasu氏(作詞)と、kb、kiyo氏(作詞、作曲)のお2人がインタビューに応じてくれた。その模様をお届けしよう。 ■ 疾走感をキーワードにしたドラマティックな新曲「Destination」
Janne Da Arcがメインテーマを担当するにあたってのきっかけは、「Over G」の前作にあたる「ワールドエアフォース」時代から、Janne Da Arcの楽曲を気に入ったタイトーの制作プロデューサーからオファーがあったという。約2年前の話だ。処々の事情があってすぐには実現しなかったが、「Over G」のプロジェクトが立ち上がるにあたって、再度Janne Da Arcのメンバーに依頼があったという。 楽曲の制作は、まだ開発画面ができあがる前からスタートし、メンバーには企画書によるプレゼンやゲームのコンセプトの説明がされたのみだったという。「デモテープを作る段階はその状態だったんですが、アレンジの段階では『エナジーエアフォース』をお借りして、『Over G』のスクリーンショットを見たりしながらイメージを固めていきましたね。初めて画面を見たのは東京ゲームショウです(kiyo氏)」。
メンバー全員で作曲にトライしたそうだが、「メンバーそれぞれで『戦闘機』や『空』といったキーワードの解釈が違っていて、できてきた曲がばらばらだった。kiyoの曲に決まったと聞いて、僕はkiyoなりの戦闘機の解釈とか、僕とは違っていたけど、戦闘機の勇ましさもイントロで出ているし、サビの開放感もあってぴったりだなと思った(yasu氏)」。
yasu氏とkiyo氏は、お2人ともかなりのゲーム好き。「ゲームは小さいころから遊んできました。“少ないボイス(発音数)でここまでの世界ができるのか”……あれはもう職人芸としか言いようがない。僕とkiyoは昔からゲームミュージックのコンポーザーにすごく興味がありましたね。そんな世界に僕らの楽曲で大丈夫なのか、という不安になるぐらいですよ。僕らの楽曲と『Over G』のゲームがどんな仕上がりになるのか、非常に楽しみにしています(kiyo氏)」。 「僕らはハードな楽曲が得意なイメージがあると思うので、激しさを表に出しまくったナンバーです。今回ギターも(ボリュームを)大きめにしているんですけど。ハードでもメロディラインが耳に残らなかったりすると意味がない。昔からメロディーだけはしっかり頭に残るようにとメンバー同士でも話をしていますが、ハードな部分とメロディアスなところに命を懸けているというか(笑)。『ワールドエアフォース』もプレイして、楽曲がかっこよかったんで、これに負けないようにとがんばりました(kiyo氏)」。 ■ お2人のゲーム好きは筋金入り!?
yasu氏もゲームミュージックのCDを収集していたという。氏はスポーツとドライブゲーム以外はなんでも遊ぶという。「子供のころはソフト1本を買うのが大事件だったけれど、大人になってコンビニでゲームを2本買う自分ってかっこいいなと(笑)(yasu氏)」。切れ目なくゲームを遊んでいるそうで、相当のヘビーユーザーのようだ。
「Over G」も完成の暁にはぜひ遊びこんでみたいという。「ぜひタイトーの社員の方には負けないぐらいやりこもうと思ってます(yasu氏)」、「僕も負けてられないんですけど、飛行機なら離陸と着陸が大好きなんで、プロでも緊張するあの瞬間を極めたい。『電車でGO!』とか、『JetでGO!』もそうでしたね。“見極め”とか大好きなんで、小学校のころから審判をやるのが好きだったんですよ(笑)(kiyo氏)」。本作がXbox Liveに対応することになれば、お2人とオンラインで会うプレーヤーもいるかもしれない!?
□タイトーのホームページ (2006年12月19日) [Reported by 佐伯憲司]
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