価格：8,190円

巨大な「DOA4」の広告が目立つソフマップ本店

　テクモ株式会社は、12月29日に発売するXbox 360用対戦格闘「DEAD OR ALIVE 4」の体験会を秋葉原ソフマップ本店にて開催した。あいにく寒風吹きすさぶなか、多数のユーザーを集めた体験会となった。それもそのはず、29日の発売前に開催された世界でただ唯一の、そして一般ユーザーにとって初の体験会であったからだ。

　「DEAD OR ALIVE」シリーズに関してはいまさら語るべくもない。とくに「3」、「ULTIMATE」に続いて発売される「4」は、新プラットフォームとなるXbox 360の船出にとって非常に重要な鍵を握っている1作ともいえるだけに、発売を待ち遠しく思っているファンも多かっただろう。会場には“ユウイチ@神々の宴”氏も姿を見せていた。

セレクターにはずらりとキャラクタが並んだ

　試遊できたのは「VS」モードのみ。左上段からかすみ、こころ、ブラッド・ウォン、バース、ジャン・リー、ティナ、バイマン、あやね、2段目にはハヤブサ、ヒトミ、エリオット、ザック、レイファン、ラ・マリポーサ、クリスティ、ハヤテの16人のキャラクタがセレクターに並んだ。新キャラクタであるこころ、エリオット、ラ・マリポーサをお試しでプレイしている人も多かった。

　ステージはランダムで、2本先取の試合形式。同日発売となるHORIの「DOA4スティック」でのプレイとなっており、勝ち抜きプレイで1試合ごとにキャラクタをセレクトしなおす形での対戦となった。

　また、勝ち抜き数を競う大会も開催。初日の優勝スコアは8人抜きだそうだが、それまでのキャラクタからかなり手の入った「4」だけに、前作までをいろいろ研究している人でも、まだ先がありそうな、奥深さを感じさせていた。特に、しゃがみパンチの技が変わっていたり、ホールド技に変更が加わり、追撃が入るタイプのキャラクタは相手の技に対応して追撃技を考える楽しみがあったり、打撃技に溜めが加わり、ガードを崩したり攻めのテンポを変えることができてみたり、システムの変更やステージ構成も含めて、いろいろ研究しがいのあるタイトルになっているようだ。

　発売日である12月29日には、LaOXアソビットゲームシティ(秋葉原)、さくらやホビー館(新宿)の2店舗での体験会が予定されている。ソフトをがっつり購入予定の人もそうでない人も、ハイデフ環境でプレイできるこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。



(C)TECMO,LTD.Team NINJA 2005

□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□「DEAD OR ALIVE 4」のページ
http://www.tecmo.co.jp/product/doa4/
□関連情報
【12月16日】テクモ、Xbox 360「DEAD OR ALIVE 4」
ゲームショップ店頭で体験会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051216/doa.htm
【12月7日】テクモ、Xbox 360「DEAD OR ALIVE 4」12月29日に再延期
「オンライン対戦機能の動作安定のため」と説明
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051207/doa.htm
【11月28日】テクモ、Xbox 360「DEAD OR ALIVE 4」
発売を1週間延期。同時発売タイトルは6本に
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051128/doa.htm
【11月14日】テクモ、Xbox 360「DEAD OR ALIVE 4」
第2弾予約特典に「世界でいちばん美しい」スリーブケース
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051114/doa.htm
【9月17日】「東京ゲームショウ2005」テクモブースレポート
板垣氏も登場してのステージイベントに注目集まる
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050917/tecmo.htm
【9月17日】「DEAD OR ALIVE4」特別試遊会レポート
「DOA4」は「DOA3」の不満点や物足りなさをすべて払拭する!?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050917/doa4.htm

(2005年12月19日)

[Reported by 佐伯憲司]