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【連載第43回】ゲームライフに役立つグッズをレポート
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PSP用リモコンがサードパーティーから初登場! 多機能なスタンド、ケース、カバーもあわせてレポート |
当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。
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今回のゲームグッズ研究所は、PSP用のゲームグッズをまとめてレポート! その中で注目したいのは、PSP用リモコンとイヤホンがセットになった「CYBER・リモコンセット」。PSPの発売から1年が経とうとしているが、サードパーティーからリモコンが発売されるのは「CYBER・リモコンセット」が初めてとなるのだ。純正リモコンよりも操作しやすいリモコンを目指して開発したということなので、PSPをポータブルオーディオプレーヤーとして利用している方は注目しておきたい製品だ。
後半では、FMトランスミッターを搭載した多機能スタンド「ビートパルスタンド FM WAVE」、簡易スタンドとしても利用可能なハードケース「PlayGear Pocket」、グリップ機能を備えた前面カバー「CYBER・フェイスシールド」をレポートしているのであわせてチェックしていただきたい。
● 操作性が大幅に向上したPSP用リモコン「CYBER・リモコンセット」
・「CYBER・リモコンセット」
メーカー:サイバーガジェット
価格:1,800円
ケーブル長:リモコンケーブル約90cm、イヤホンケーブル約120cm
PSP用の純正リモコンは、当初リモコン部がシルバー、イヤホンやコードがホワイトのデザインしか用意されておらず、ブラックカラーのPSPとは一体感に欠けるという状態であった。その後、イヤホンとコードがブラックに変更された純正リモコンが発売されたものの、リモコン部はシルバーのままである。一方、「CYBER・リモコンセット」は、全てがブラックで統一されており、リモコン部は艶のあるピアノブラックとなっている。ブラックカラーのPSPと馴染むデザインのリモコンが登場したのは嬉しい限りだ。
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ブラックカラーのPSPと見事にマッチしている。リモコン部のケーブルは純正リモコンに比べて硬く、ケーブルを巻きつけたときにクセが付きやすい |
それではまず、「CYBER・リモコンセット」のイヤホン部をチェックしていこう。イヤホンには、耳の穴にフィットさせるために特殊な形をしたラバーキャップが被せられている。筆者の耳の形とイヤホンの形が丁度合っていたのか、コードを軽く引っ張ってもイヤホンがずれることも無く装着感は良い。
次は、PSP用タイトル「リッジレーサーズ」のサウンドトラックをMP3に変換し、ミュージックプレーヤーを使って音のチェックをしてみた。音楽のジャンルは高音域から低音域まで広く使われているテクノとなるが、「CYBER・リモコンセット」のイヤホンで聴いてみると、純正リモコンのイヤホンに比べて全体的に音の広がりが乏しく、こもり気味に感じられた。ラバーキャップが正しく機能していない可能性も考え、イヤホンからラバーキャップを外して再度聴いてみたのだが、音がこもり気味に聴こえるという点に関しては変化がない。イヤホン部に音質を求めるのは少々難しいという感じだ。
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ラバーキャップの突起部分には小さな穴が7つほど空けられており、音を耳の穴に集中させるという作りになっている |
次に、「CYBER・リモコンセット」のリモコン部分を純正リモコンと比較しながら詳しくチェックしていこう。純正リモコンは、再生ボタンと曲戻し・曲送り(頭だし)ボタンがひとつにまとめられているため、力の加減によっては再生ボタンを押したつもりが曲送りになってしまったという操作ミスに遭遇することがあった。「CYBER・リモコンセット」では各操作ボタンが全て独立しているため、ピンポイントで目的のボタンを押せるようになっている。
音量調整ボタンについては純正リモコンに比べて約2倍のサイズになり、音量調整をするときに「+」と「-」を同時に押してしまうことも無くなった。また、再生ボタンにはLEDが搭載され、PSPの電源が入っている状態で各ボタンを押すとLEDが点灯するようになっている。これにより、ボタンを押したことを視認できるだけでなく、PSPの電源状態もリモコンだけで把握することが可能となった。
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写真左が「CYBER・リモコンセット」、右が純正リモコン。サイズは純正リモコンよりもひと回り大きくなっている |
リモコン操作を行なうと、再生ボタンの右隅が黄色に点灯する |
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各ボタンを独立させたことでボタンの間に溝ができ、手探りでも認識しやすくなった。固定方法は純正リモコンと同じクリップ方式 |
このように、「CYBER・リモコンセット」は純正リモコンの弱点を解消することで、操作性を見事に向上させている。イヤホン部に関しては少々物足りなく感じてしまうかもしれないが、リモコン部に別途用意したイヤホンを接続するという使い方をすると良いのではないだろうか。リモコン部だけを目的に購入するのも十分アリだと感じた次第だ。
PSPのミュージック機能は、PSP発売から約1年の間に、再生可能な音楽フォーマットが増加し、レジューム機能も搭載された。先日もファームウェアアップデートによりWMA形式の音楽フォーマットに対応したばかりだ。また、今回紹介した「CYBER・リモコンセット」が登場したことでリモコンの操作性も向上させることが可能になり、音楽プレーヤーとしての使い勝手はずいぶんと向上した。少し残念なのは、リモコンで操作できる範囲が、再生や曲送り、ボリューム調整といった基本的な操作にとどまっていることだろうか。
例えばフォルダーを作ることによって、グループごとに曲を保存することが可能となっているが、リモコンではグループスキップの操作には対応していない。また、スリープモードからの復帰はリモコンから可能となっているものの、すぐにスリープモードへ移行したい場合や電源を切りたい場合は、PSP本体の電源スイッチを使う必要がある。できれば、サウンドモードの切り替えもリモコンから行ないたい! PSPの仕様上これらの操作を実現できるのかはわからないが、今後リモコンで操作できる範囲が広がってくれたら嬉しい限りである。
● FMトランスミッターを搭載した多機能スタンド「ビートパルスタンド FM WAVE」
・「ビートパルスタンド FM WAVE」
メーカー:ゲームテック
価格:9,240円
ステレオスピーカー、FMトランスミッター搭載
「ビートパルスタンド FM WAVE」は、充電機能、スピーカー機能に加え、FMトランスミッターによる音声出力機能を搭載した多機能スタンドである。スタンドにFMトランスミッターを内蔵することで、PSPの音声をFM電波で送信し、FMラジオを備えたオーディオシステムで聴くことができるようになっているのだ。
それではまず、「ビートパルスタンド FM WAVE」の外観からチェックしていこう。スピーカーは折りたたみ式で、使用するときはスピーカーを横に5cmほど引き出し、奥に開いて角度を調整する。スピーカーはかさ張るパーツではあるが、折りたたみ式にすることでコンパクトに持ち運ぶことができるよう配慮されている。
スタンド部分にはヘッドホンコネクタとACコネクタが備えられており、これらとPSPの端子を同時に差し込むように設置する。スタンドの可動範囲は、PSPを垂直に立てた状態から手前に約30度、奥に約90度。ただし、スピーカーを利用する場合はスタンドと干渉してしまうため、奥への可動範囲は50度程度までが限界と考えたほうが良いだろう。
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外観は上品なつや消しブラックとなっており、質感はなかなかのもの。スピーカーとスタンドを折りたためば、厚みはあるものの横幅はPSPとほぼ同等となるため持ち運びも苦ではなさそうだ |
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スピーカーは左右に5cmほど広がり、好みの角度で固定することができる。スタンドの両サイドには、装着したまま電源スイッチとワイヤレスLANスイッチを操作するための穴が空けられている |
前面には、スピーカーの電源スイッチやリモコンジャック、イヤホンジャックに加え、FMトランスミッター用の操作ボタンが配置されている。そして上部にはFMトランスミッター用の周波数表示ディスプレイを備え、これで周波数を確認しながら、前面の操作ボタンを使いチューニングを行なうのだ。
電源はPSPのACアダプタか単4乾電池3本の2Way方式。本体背面の電源切り替えスイッチにより、どちらか一方を選択することになる。乾電池を使用する場合の動作時間は、スピーカーとFMトランスミッター機能、どちらか一方を使用したときは約25時間、両方同時に使うときは約15時間となっている。
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上部にある3つの四角いボタンは、FMトランスミッター用の操作ボタン。下部にあるのはリモコンジャック、イヤホンジャック、スピーカーの電源スイッチだ |
FMトランスミッターの周波数は、ディスプレイにデジタルで表示される。ロッドアンテナは伸縮式となっており、最大約30cmまで伸ばすことができる |
本体背面にACアダプタと電源切り替えスイッチが並ぶ |
セッティングはいたってカンタン。まずはスピーカーを引き出し、スタンド部のヘッドホンコネクタとACコネクタにPSPを合わせて、同時に差し込むだけだ。どちらか片方に偏った力を加えてしまうと、コネクタ部が破損してしまう恐れがあるので注意しよう。
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PSPを「ビートパルスタンド FM WAVE」に設置。スタンド、スピーカー共に角度の調整が可能となっているので、好みの角度にあわせておこう |
それでは「ビートパルスタンド FM WAVE」を実際に使ってみることにしよう。「ビートパルスタンド FM WAVE」で気になるのは、やはりスピーカーとFMトランスミッターの音質だろう。そこで、先ほどレポートした「CYBER・リモコンセット」と同じく、「リッジレーサーズ」のサウンドトラックの音楽を使って、音のチェックをしてみることにした。
「ビートパルスタンド FM WAVE」にはアンプが内蔵されているため、スピーカーを利用するにはACアダプタか乾電池で電源を供給する必要がある。音量調整機能は付いていないのだが、音量はPSP内蔵スピーカーに比べて約2倍に増幅される。音質については若干低音が強調されるものの、PSP内蔵スピーカーに良く似ているという印象だ。
次に、FMトランスミッターによる音声出力をチェックしてみることにしよう。今回はカーオーディオに搭載されているFMラジオを利用した。
まずは、本体中央にあるトランスミッターボタンを1秒押し続け、FMトランスミッター機能をオンにする。すると、本体上部の液晶ディスプレイがオレンジに点灯し周波数が表示されるので、それを見ながらFM局と干渉しない周波数にセットしよう。利用可能な周波数帯は76.0MHz~97.0MHzとなっており、0.1MHz間隔で調整することができる。あとは、FMラジオの周波数を「ビートパルスタンド FM WAVE」と同じ周波数にあわせればOKだ。
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写真左が「ビートパルスタンド FM WAVE」のディスプレイである。操作中はライトが点灯するため暗い車内でも見やすい。デジタルで調整できるため、周波数の調整はカンタンに済ますことができた。写真右は今回使用したカーオーディオのディスプレイ |
「ビートパルスタンド FM WAVE」を助手席に設置し、実際に車を走らせてみたところ、電波の到達距離は見通しの良いところで10m程度としているだけあって、ロッドアンテナを縮めた状態でも感度不足によるノイズが入ることは無く非常に安定していた。車内であれば設置場所に困ることは無さそうだ。
しかしながら、無音状態になると「サー」というノイズが聴こえてくる。このノイズはロッドアンテナを伸ばしたり、設置場所を変えたり、周波数を変更しても変化しないため、電波状況にかかわらず出力されているようだ。テクノ調である「リッジレーサーズ」の曲を聴いているときは全く気にならなかったのだが、クラシックなど静かな曲を聴くときには耳に入ってくるかもしれない。また、PSPの音量を70%以上にすると音が歪んでしまうので、50%程度にとどめてカーオーディオ側の音量を上げたほうが良いだろう。このようなノイズや、高音量による歪みを除けば、高音域から低音域までしっかり再現された広がりのある音を聴く事ができた。
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車内まで持ち運ぶときはスタンドを倒してコンパクトに。車内ではロッドアンテナを伸ばして好きな場所に設置するだけでOKという手軽さが嬉しい |
前面のリモコンジャックに先ほどレポートした「CYBER・リモコンセット」を接続。車内で操作する時に重宝することだろう |
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テーブルや机に置くと丁度いい高さにPSPが位置するため、スタンドに装着したまま快適にゲームプレイを楽しむことができた |
今回はカーオーディオで「ビートパルスタンド FM WAVE」を利用してみたのだが、家庭用オーディオコンポのFMラジオに音を飛ばせば、PSP内蔵スピーカーよりも迫力のある音でゲームや動画を楽しむことができる。室内では「ビートパルスタンド FM WAVE」のスピーカーやオーディオコンポを使い、そのまま車に持ち込めば、すぐにカーオーディオと連携できるという手軽さが嬉しい。室内でも車でもPSPを存分に楽しみたいという方には魅力的なゲームグッズといえるだろう。
● 簡易スタンドとしても利用可能なPSP用ハードケース「PlayGear Pocket」
・「PlayGear Pocket」
メーカー:ロジクール
価格:1,980円
カラー:ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルー
耐久度が高いというポリカーボネイトを採用したPSP用のハードケース。外装の厚みは場所によって異なるものの1.5mm~2.0mmほどあり、見るからに頑丈そうだ。さらに、内部はやや固めのラバー素材で覆われているため、ケース内でPSPに傷が付くということも無いだろう。
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ケースの外側は光沢のある透明なポリカーボネイト素材、黒い部分は全てラバー素材となっている。背面はPSPと同様に両サイドが盛り上っており、これがグリップの代わりとなる |
電源スイッチ、ワイヤレスLANスイッチ、充電端子、ヘッドホン端子、L/Rボタンの部分には穴があけられているため、ケースに収納したまま充電ができるだけでなく、ケースを開けばそのままゲームをプレイすることが可能だ。ただし、USB端子部分は完全に塞がっているため、データの転送をしたい場合はPSPをケースから取り出す必要がある。
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PSPを「PlayGear Pocket」に収納。背面からはUMDスロット部のデザインが見える |
ケースを開けるときは中央のボタンを深く押し込む。閉じるときはパチッと音が鳴るまで軽く力を加えればOK |
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電源スイッチ部分は丁度指が入る程度の穴があけられているため、フタを閉じたままでも電源の操作が可能。PSPをオーディプレーヤーとして使っている方には嬉しい配慮である |
ヒンジ部分は約270度の範囲で自由に固定することができるため、前方からの覗き防止に役立つ。また、約270度まで開けば、PSPを約45度の角度で立てかけることができる簡易スタンドとして利用することが可能、動画観賞にも活躍するケースなのだ。
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簡易スタンドとして利用する場合も、ACアダプタやイヤホンを接続するためのスペースは確保されている |
それでは、PSPをケースに収納したままゲームをプレイしてみよう。PSPを持ったときに増す厚みは3mm程度だが、両サイドの幅が約6mm~8mm広がる。その影響でアナログパッドを操作する親指に余裕が生まれ、アナログパッドの操作が安定した。L/Rボタンに関しては、普段人差し指の第1間接を使ってL/Rボタンを押している人の場合、指先がヒンジ部分に干渉してしまうことがある。第1間接は「PlayGear Pocket」に当てて、L/Rボタンは指の先で押すという操作になるので、前述した押し方をしている人は少々違和感を覚えるかもしれない。
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収納したままゲームをプレイするときL/Rボタンの操作感覚が若干変わってくるが、すぐに慣れることができる程度だ |
完成度の高さが光る製品だが、ひとつ気になる点を挙げるとすれば、ケースの重さだろうか。重量は約168gとそれほど重くは無いのだが、収納したままゲームをプレイするときに重心がPSPの上部へ傾いてしまうため、感覚的に重みを感じてしまう。そんなときは覗き防止云々にかかわらず、フタの角度を90度以内にして重心のバランスを調整すると良いだろう。
外装に厚みを持たせ、内部一面をラバー素材にすることでPSPを外部の衝撃や傷からバッチリガードしてくれる「PlayGear Pocket」。そのうえ、パッと開いてゲームをプレイ、スタンドスタイルで動画の観賞と、PSPの機能を存分に生かすことができるのも魅力的だ。アクティブにPSPを持ち歩きたいという方にはオススメの一品である。
● 前面をガードするだけではなくグリップ機能で操作性アップ! 「CYBER・フェイスシールド」
・「CYBER・フェイスシールド」
メーカー:サイバーガジェット
価格:780円
カラー:ブラック、ホワイト
最後にレポートするのは、PSPの前面を傷や汚れから守ることができるプラスチック製カバー「CYBER・フェイスシールド」だ。用途は当連載の第37回にてレポートしたHORIの「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」と同ジャンルの製品だが、「CYBER・フェイスシールド」は装着したままカバーを背面に被せることができ、ゲームプレイ時にはグリップとして機能するという特徴を持つ。
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液晶画面に触れる部分にはゴム製のシートが貼り付けられており、カバーと液晶画面が擦れる時に発生する擦り傷を防ぐと同時に、外部からの衝撃を和らげる |
それではまず、「CYBER・フェイスシールド」をPSPへ装着してみよう。装着方法は、PSP上部にあるUSB端子のネジ穴にあわせて、硬貨などを使いネジで固定するだけ。右側のネジについては、強く締め付けすぎるとUMDスロットのOPENスイッチがスムーズに動かなくなってしまう場合があるので十分注意していただきたい。
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L/Rボタンとストラップホール以外の前面部分を完全ガード。USB端子部分は円形の穴があけられているため、装着したままUSBケーブルを使用することができる |
ヒンジ部分は90度と180度の角度でカチリとロックされるようになっている。90度で固定しておけば、前方から液晶画面を覗かれることなくゲームプレイや動画観賞を楽しむことができる。さらに、カバーを180度回転させて背面に被せることで、グリップとして利用することが可能だ。この状態でPSPを持つと、カバーの左右に設けられた段差により、PSP本体を中指と薬指でガッチリとロックできるようになる。それに加えて厚みが6mmほど増すため、アナログパッドを操作する親指に若干の余裕が生まれる。操作性の向上を実感できること間違い無しだ。
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カバーとPSPがピッタリと被さることは無く、5mmほど浮いてしまうのは少々残念な点。しかしながらPSPを軽く握るだけでこの隙間は自然と埋まるため、プレイ中に支障は感じなかった |
今回は様々なジャンルのPSPグッズをレポートしてみたが、いかがだっただろうか。今まではUSB端子のネジ穴を使う周辺機器と言えば「CYBER・フェイスシールド」のような前面カバーがほとんどであった。しかしながら、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP用ソフト「TALKMAN」が11月17日に発売され、USB端子に装着する「マイクロホン」が登場。「TALKMAN」をプレイするたびにネジ穴から前面カバーを外さなければいけないという状況となっている。また、「マイクロホン」を装着したまま持ち運びたい場合は、スペースに余裕があるケースが必要になるかもしれない。今回紹介した「CYBER・フェイスシールド」は、硬貨や親指の爪で着脱が可能なので致命的な問題では無いといえるのだが、今後もマイクロホンのような周辺機器が登場する可能性もあるので、この点を考慮しながらゲームグッズをチョイスしていきたいところである。
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□ゲームテックのホームページ
http://www.gametech.co.jp/
□サイバーガシェットのホームページ
http://www.cybergadget.co.jp/
□ロジクールのホームページ
http://www.logicool.co.jp/
(2005年12月12日)
[Reported by ゲーム環境向上委員会]
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