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ラッセル、米ActivisionのPCタイトルを今冬に3本発売
「The Movies」、「Call of Duty 2」、「GUN」

11月16日発表

 株式会社ラッセルは、米Activisionの新作PCタイトル3本を今冬に発売する。取り扱いタイトルは「Call of Duty 2」(12月2日発売予定)、「GUN」(12月2日発売予定)、「The Movies」(2006年1月27日発売予定)の計3タイトル。価格はすべてオープンプライスで、実売価格は未定。提供メディアはDVD-ROMとしている。

ハリウッド映画会社経営シミュレーションゲームだ「The Movies」。見ているだけで無性にやりたくなってくる不思議な魔力を備えている
第二次世界大戦モノのFPSとしては今年最大の期待作となる「Call of Duty 2」。爆発のエフェクトが出色の出来映えだ
西部開拓時代を描いたガンアクションゲーム「GUN」。柄が象牙造りの二丁拳銃が時代を感じさせる
 株式会社ラッセルは、タイピングソフトやデスクトップアクセサリ、音楽CDなどの販売を手がけるPCソフトを主体としたディストリビューター。海外ゲームのパブリッシングは今回が初ということになるが、「The Movies」のローカライズなど、プログラム的な部分はアクティビジョン・ジャパンが自ら行なっており、ローカライズに関して豊富なノウハウが提供されている。

 このうち、完全日本語版で提供されるのは「The Movies」のみで、「Call of Duty 2」、「GUN」に関しては日本語マニュアル付き英語版となっている。ただし、英語版の反応次第で日本語化も検討する、としている。

 以下、各タイトルを簡単に紹介しておくと、まず「The Movies」は、英ゲーム界を代表するクリエイター、ピーター・モリニューが手がけたユニークな経営シミュレーションゲーム。プレーヤーは映画会社の経営者として、ハリウッド映画スタジオの建設から、俳優や監督の育成、最終的には数々のヒット作品を生み出すハリウッド最強の映画スタジオを目指す。

 常に一癖も二癖もあるゲームを生み出してきた氏の作品らしく、経営シミュレーションとしてプレイできるだけでなく、実際に映画を撮ることができる強力なツールも同梱している。今回、最初から日本語版として発売されることで、英語の苦手な人でも楽しめる。同氏の作品としては「FABLE」以来となるだけに、大いに期待したい作品だ。

 「Call of Duty 2」は、第二次世界大戦FPSの定番モノとして高い評価を受けた「Call of Duty」の続編に当たるタイトル。欧米ではPC版はすでに10月下旬に発売済みで、Xbox 360のローンチタイトルのひとつにもなっている。プレーヤーは、連合軍所属の一兵士としてスターリングラードや北アフリカ戦線、ノルマンディ上陸以降の西ヨーロッパ戦線などを転戦していく。

 グラフィックスは、Xbox 360のパフォーマンスを活かしたハイクオリティーな水準に仕上がっており、米Activisionが公開している英語版の推奨環境は、Pentium 4 3.2GHz以上、メインメモリ1GB、ビデオメモリ256MBと、「Quake 4」を上回るスペックを要求している。体験版も公開されているので、どの程度のパフォーマンスが出るか、一度試しておくといいだろう。

 3本目の「GUN」は、「スパイダーマン」や「Tony Howk's」シリーズの開発元として知られるNeversoft Entertainmentの新作ガンシューティングアクションゲーム。1800年代のアメリカ西部開拓時代をモチーフに、復讐を誓うガンマン“コルトン・ホワイト”として、モンタナ、カンザス、ニューメキシコといった大地を駆けめぐる。

 ウリとしては、ハリウッド映画の脚本家Randall Jahnson氏(代表作「マスク・オブ・ゾロ」など)が担当したストーリー展開。こちらもXbox 360版が存在し、グラフィックスのクオリティは高い。西部開拓時代というモチーフのユニークさが際だつ、ハードボイルド系のガンシューティングだ。

【The Movies】
コンストラクションゲームであり、育成シミュレーションであり、映画作成ソフトでもある「The Movies」。いきなり日本語版で発売するというところが、同作によせる期待の高さを伺わせる

【Call of Duty 2】
かつてない精度で、第二次世界大戦の戦場を描いた「Call of Duty 2」。ハイスペックマシンが必須というのがたまに傷だが、年内発売というのが嬉しいところ。FPSファンなら押さえておきたい大作のひとつだ

【GUN】
西部開拓時代におけるガンマンの人生を描く「GUN」。欧米での評価はいまひとつだが、モチーフに縁のない日本ではどうだろうか。西部開拓時代ならではのストーリー、演出に期待したいところだ

The Movies
(C) 2002-2005 Lionhead Studios Limited. Lionhead, the Lionhead logo, The Movies and The Movies logo are trademarks or registered trademarks of Lionhead Studios Ltd. All rights reserved. Activision is a registered trademark of Activision Publishing, Inc. ATI and the ATI logo are trademarks and/or registered trademarks of ATI Technologies Inc. All rights reserved. Microsoft, the Microsoft logo, Windows and the Windows logo are registered trademarks of the Microsoft Corporation in the United States and/or other countries. All rights reserved. All other trademarks are the property of their respective owners. Marketed and distributed in Japan by Russell.

Call of Duty 2
(C) 2005 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks of Activision Publishing, Inc. All rights reserved. This product contains software technology licensed from Id Software ("Id Technology"). Id Technology (C) 1999-2005 Id Software, Inc. (C) 2005, Discovery Communications, Inc. Military Channel, logo and Go Behind the Lines are trademarks of Discovery Communications, Inc., used under license. All rights reserved. www.discovery.com. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners. Marketed and distributed in Japan by Russell.

GUN
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□ラッセルのホームページ(情報ページは18日オープン予定)
http://www.russel.co.jp/
□関連情報
【9月30日】本日到着! DEMO & PATCH
「Call of Duty 2」Playable Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050930/demo0930.htm
【5月22日】E3 ACTIVISIONブースレポート
QUAKE×2、CALL OF DUTY×2、今年もACTIVISIONはFPS三昧
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050522/actv.htm

(2005年11月16日)

[Reported by 中村聖司]



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