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会場:幕張メッセ 国際会議場
ロビー・バック氏は、同社でビジネス関係の仕事を行なってきた。スライドではこの点に触れ、ビジネスの世界でこれまで自身が体感してきたデジタル化の波をエンターテインメント市場に当てはめた。そのデジタルライフスタイルの波の中でゲームの果たす役割は大きい。ロビー・バック氏はテレビのデジタル地上波への切り替えで、今後ハイビジョン化するというデータを指し示し、いち早くXboxで“ハイデフ(ハイディフィニション)”の世界に突入、普及を促進していくつもりだ。ロビー・バック氏は「市場の“ハイデフ”への期待は否定できない。Xbox 360は最高のデジタルアンプだ」とアピールした。 ここで昨日の発表会で行なわれた「GEARS OF WAR」のデモを行ない、その臨場感のすばらしさをアピール。ここでXbox Liveの話題に移り、ネットワークでのコミュニケーションについて「ゲームセンターの最盛期を思い起こさせる」と説明。「一度ゲームセンターが廃れていった時期があったが、いままたネットワークでコミュニケーションを求めるために人々は戻ってきている」と分析。「社交的なゲームが求められている」と続け、Xbox Liveの重要性を説いた。「Xbox Liveサービスはゲーマーの仲人サービスではない。コンテンツ配信サービスなのだ」と、より多彩なサービス展開やアイディアがあることを示した。 さらにロビー・バック氏は「子供たちは『nintendogs』のように体験を形作る事ができるゲームが好きだ」と語り、ここから個人ごとにカスタマイズできることが重要な要素であると説明。Xbox 360がフェイスプレートを取り替えることで個人別にカスタマイズできる点をアピールした。 ロビー・バック氏は「前回は新規参入で経験がなかった。しかし、これまでに2,200万台を売り、Xbox Liveでは200万人の会員がある。『Halo2』のようなヒットタイトルもある。ハードの性能はプレイステーション 3とほぼ互角。優れている点もあれば、劣っているところもある。しかし、我々には他のプラットフォームに無いものを持っている。簡単にソフトを作ることができることとXbox Liveサービスだ」と語り、大衆訴求型のソフトを発売していくことで、家庭に入り込んでいくと続けた。
日本で失敗から数々のことを学び、デザインは日本と共同で開発。「真髄までエレガントなデザイン。これはXboxから改善されている点だ」と自画自賛した。ロビー・バック氏は最後に「量産第1号機が先日完成した。行き先は12月10日に発売される日本です!」と語り、「ハイテクな製品は一番に日本で発売される。Xbox 360が日本で発売されることをうれしく思う」と市場関係者にアピールして講演を終えた。 □コンピュータエンターテインメント協会のホームページ http://www.cesa.or.jp/ □「東京ゲームショウ2005」のページ http://tgs.cesa.or.jp/ □Xboxのホームページ http://www.xbox.com/ja-jp/ □関連情報 【9月15日】マイクロソフト、「Xbox 360」発売日と価格を発表 ソフトの価格は未定だが「中心価格帯はそれほど変わらないのでは」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050915/x360.htm 【9月15日】マイクロソフト、「Xbox 360 プレス発表会」開催 最新スクリーンショットを一挙公開! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050915/xbox2.htm (2005年9月17日) [Reported by 船津稔]
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