入場料：700円(前売)、1,000円(当日)
　　　　小学生以下、60歳以上は無料

　株式会社タイトーは今秋より小学生を中心に人気のキッズカードゲーム機市場に本格的に参入。AMショーのブースにおいても最新作のキッズカードゲーム「ゾイドカードコロシアム」と「ダイノキングバトル CARD GAME」を大々的に展示。キッズカードゲームへの力の入れようをアピールしていた。

会場では実機が展示してあったものの、残念ながらプレイは不可。その代わり、ステージイベントではコンパニオンによる対戦の実演が行なわれていた

　「ゾイドカードコロシアム」は、株式会社トミーの人気玩具「ゾイド」をテーマにしたカード払い出し型のキッズカードゲーム。筐体のスロットにゾイドカード、パイロットカード、バトルチャンスカードの順番でデータをスキャン、任意の組み合わせのゾイドを登場させる。ジャンケンバトルに勝つことで攻撃し、相手の体力をゼロにすれば勝利となる。

　3つのカードの組み合わせが戦闘の鍵。例えば、RD（TVアニメ「ゾイドフューザーズ」の主人公）をライガーゼロに乗せると、ライガーゼロがパワーアップし攻撃力がアップする「バリエーションチェンジ」が発動するという恩恵が得られる。約50種類のカードの最強の組合せを探すというのもゲームの醍醐味のようだ。こちらは2005年秋のリリースを予定している。

筐体前面のスロットにカードを差し込んでスキャンする。その認証はとても早い	グー（赤）、チョキ（青）、パー（黄）のボタンでジャンケンバトル。使用ゾイドによって各ボタンに「格闘」や「ビーム」といった攻撃属性が割り当てられる	ブースではムラサメライガー、デスザウラー、ライガーゼロ、ダークスパイナー、バーサークフューラー、ライガーゼロフェニックスの機体を確認

(C)1983-2005 TOMY (C)ShoPro・TV Tokyo
ZOIDS is a trademark of TOMY Company, Ltd. and used under license.

恐竜の足を模したコンパネがユニークな「ダイノキングバトル CARD GAME」

　「ダイノキングバトル CARD GAME」は、韓国のD-Gateが開発したキッズカードゲーム「DinoKing」をローカライズしたもの。タイトーは過去にメダルゲーム「ダイノキング」、「ダイノキング2」、キッズ用メダルゲーム「ダイノキングバトル」と、恐竜をモチーフとしたゲームを多数販売してきた。韓国国内で本年6月から稼動している「DinoKing」が、タイトーが情熱を注いだ恐竜ゲーム路線と合致しているという事から、今回の日本国内での販売に到ったという。

　基本はジャンケンバトルというシンプルなルールだが、恐竜カード1枚とスキルカード（3枚まで）の組み合わせることでより強力な技を出せる。先に相手の体力をゼロにしたほうが勝利となる。

「ゾイド」と同じく筐体前面のスロットにカードを差し込むことでスキャンする方式。ボタンもグー、チョキ、パーとほぼ同じスタイルだ	スキルカードの能力をそれぞれグー、チョキ、パーに割り当てる	ジャンケンで勝つと攻撃が発動。タイミングよくゲージを押せば、必殺技攻撃が繰り出せる

(C)D-GATE 2005

　ステージの新作発表会では、映像出展で「式神の城III」と「HALF-LIFE 2 SURVIVOR」が公開された。「式神の城III」は独特の世界観が好評を博している3D縦スクロールシューティングゲームのシリーズ最新作。映像では新キャラクタの「霧島零香」、「エミリオ・スタンベルク」などのデモシーンが登場した。

「式神の城」名物の会話デモが映像では多く流されていた	レギュラーメンバーの結城小夜の姿が見えないのが気がかり

(C)2001,2003,2005 AlfaSystem Co.,Ltd. All rights reserved.

　1人用の「ストーリーモード」のほか、ネットエントリーシステム「NESYS」を使用した通信対戦「バトルモード」、仲間と強力して任務をこなす「ミッションモード」などが用意されているとのアナウンスがあった。

「フリーマン（Half-Life 2の主人公）」の名前が出るなど、ファンにとって稼動が待ち遠しいだろう	エイリアンの乗り物らしき多足歩行機械を確認

(C)2005 Valve Corporation. Half-Life, the Half-Life logo, Valve, the Valve logo,the Lambda logo, Survivor and the Survivor logo are trademarks or registered trademarks of Valve Corporation in the United States and or other countries.
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【その他の主な出展タイトル】
「兎 -野性の闘牌- ONLINE」 すでに稼動が始まっているスタイリッシュ麻雀「兎 -野性の闘牌- ONLINE」。会場ではカードがなくても対戦プレイが可能だ (C)伊藤誠/竹書房“近代麻雀”	「バトルギア4」 すでに稼動が開始されている「バトルギア4」。特別に会場と全国のゲームセンターでのネットワーク対戦を楽しめた (C)TAITO CORP. 1999,2005
「みんなのおしごと」 ペン型コントローラーで操作する子供向けアミューズメントマシン。カプセルの景品が必ず払い出されるのが嬉しい (C)TAITO CORP. 2005	「ゾイドインフィニティEX」 新規機体が追加された「ゾイドインフィニティ」の続編。ストーリーモードとは別にソロモードが実装された (C)1983-2005 TOMY (C)ShoPro・TV Tokyo ZOIDS is a trademark of TOMY Company,Ltd.and used under license.The rights of this system belong to Taito corporation. (C)TAITO CORP.2005

(2005年9月1日)

[Reported by 福田柵太郎]