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今回の注目タイトルは、国内外で高い知名度と人気を誇るメジャー作品「ドラゴンボールZ」を題材にした対戦アクションゲーム「超(スーパー)ドラゴンボールZ」。完全新作としてイチから制作されたタイトルで、キャラクタや背景などのモデリングは作風を丁寧に再現したものとなっている。 操作系は、8方向レバー、弱攻撃ボタン、強攻撃ボタン、ガードボタン、ジャンプボタンの4ボタン構成。ボタンの組み合わせによるコンビネーション攻撃、コマンド入力による派手な必殺技など対戦ゲームの必須要素はきちんと押さえられている。地上戦はもちろん、“舞空術”による空中戦も完全再現。ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押すだけで浮遊でき、立体的な攻防が誰でもすぐに楽しめる作りになっている。ボタン同時押しで相手を追撃してくれる親切なシステムのおかげもあって、対戦アクションに不慣れな人でもすぐにコツがつかめるようになるはずだ。 フィールド内の木々、岩、クルマなどのオブジェクトは、高低差などを利用して身を隠す“遮へい物”として利用可能。ただし、これらのオブジェクトは必殺技などの攻撃で容易に壊れてしまうため、フィールドタイプの対戦アクションにありがちな“かくれんぼ”に終始することはなく、戦いは常に流動的なものになるのが特徴。このあたり、スピーディかつ激しいバトルを上手く再現できているといえよう。
出展バージョンの完成度は約30%と低いものだったが、アクション部分の操作性は、現時点ですでに良好な仕上りを見せていた。簡単な操作で多彩なアクションを小気味よく繰り出すことが可能で、キャラクタを操作していて楽しいという“アクションゲームのキモ”がしっかり押さえられている。コミックやアニメの世界をそのまま移し替えたかのようなフィールドで、立体的な攻防が堪能できる本作。正式稼動時期は未定だが、鋭意開発が進められているという。9月に幕張メッセで開催される「第43回アミューズメントマシンショー」にも出展が予定されており、気になるファンは注目しておくといいだろう。
(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション (C)BANPRESTO 2005 ※「超(スーパー)ドラゴンボールZ」は開途中のため、実際の製品とは異なる場合があります
(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション (C)BANDAI 2005 ※本記事中の写真は出展バージョンのため実際の製品とはデザインなどが異なる場合があります
□バンプレストのホームページ http://www.banpresto.co.jp/ □関連情報 【2004年12月15日】バンプレスト、「マシン プライベートショー」を開催。「G-B・O・S」のカード対応筐体などを出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041215/banpre.htm (2005年7月25日) [Reported by 豊臣和孝]
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