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■ 新基板「Lindbergh」採用でおびただしい数のゾンビが襲来! 「HOD4」
随所にゾンビをあしらった筐体は、左に1P、右に2Pという配置。ガンコントローラはアタッシュケースにでも収められたかのようなスチロール製のくぼみにマウントされており、光軸検出はディスプレイ周囲をぐるっと取り囲む赤外線端子を利用していると思われる。また、リロードの方式も変わった。従来の「画面から銃口をそむける」とリロードという方式ではなく、「銃を振る」とリロードされるようになったのだ。 この「銃を振る」動作はリロードのみに利用されるわけではない。敵に捕まった場合の脱出に「ガチャプレイ」ができる。敵に拘束された時点で画面に表示される「DANGER」表示が切れる前に、ゲージが「SUCCESS」にまで伸びるまで銃を振り続ける。成功すればノーダメージだが、失敗すると攻撃を受けたり、敵に押し倒されるなどのペナルティが与えられる。 実はこのタイトル、「Electronic Entertainment Expo(E3) 2005」において「NEXT LEVEL」と銘打ったクローズドシアターで映像が上映されていた。「HOD4」になっての映像面の進化は、登場可能キャラクタの多さやモデルの緻密さだけでなく、セガらしい「ぬめり感」や「光の表現」に集約されている。より生々しいゾンビたちが群れをなして襲ってくるビジュアルは相当のインパクトがあるだろう。 ゲームシステム的には、ステージ選択の方式が変更になっている。ある場面で「右に行くか、左に行くか」と選択肢が表示されるようになっていた。また、プレイした感触では、銃がサブマシンガンになった影響で、トリガーを引きっぱなしでバンバン弾が出る(装弾数も30発以上に増加)反面、攻撃力は若干低下した印象。リロードの変更とあいまって、気分的にはずいぶん楽になった。ただし、きちんと弱点を狙って打ち込んでいかないと、やはり噛み付かれたり(これで1ミスなのは今までと同様)引っ掻かれたりしてしまう。 また、サブウェポンに手榴弾も設定されている。密集地帯などで意図的に使えば効果が高いようだが、その効果はキャラクタのメッセージにも現われるようになっている。
ボスキャラ戦では、敵の攻撃をキャンセルする「キャンセルゲージ」とでもいうべき黄色のゲージが表示されるようになった。これがすべて黄色くなるように攻撃を当てれば、敵の攻撃が1回分キャンセルされるようだ。
(C) SEGA, 2005
■ 「GGXX」シリーズ最新作は2人の新キャラ+バランス再構築で登場「GGXX SLASH」
操作系は、P(パンチ)、K(キック)、S(斬り)、HS(大斬り)、D(ダスト)の1レバー5ボタンで前作「GGXX」と変わらない。特定のボタンを特定の順番で押すことにより、連続攻撃を可能にする「ガトリングコンビネーション」や、相手を空中に浮かせることができる、「ダストアタック」、強制的に攻撃を停止して、次の行動に移ることができる「ロマンキャンセル」なども継承されている。 「GGXX SLASH」では、「A.B.A」、そして「聖騎士団ソル」の2キャラが新たに追加されているのが大きな特徴。 「A.B.A」は、輸血パックを使い、体力の回復が可能な「通常モード」と、己の体力と引き換えに大ダメージを狙える「諸刃モード」を切り替えて闘える。それぞれが必殺技が異なるので、状況に応じてモードチェンジ技を使うタイミングを図っていく必要があるだろう。 「聖騎士団ソル」は、独自のシステム「チャージシステム」を持つキャラクタ。「チャージ(63214+D後D[連打可]」、「アクションチャージ(特定の必殺技後にD[空中可])でチャージすると、必殺技が強化できる。チャージ中にHSで「チャージバースト」という必殺技も使用可能だ。
また、旧来の登場キャラクタも新技の追加や技の性能変更など、細部に渡って調整が入っているうえ、AIの搭載によるCPUキャラの動きの変化、BGMや背景の追加なども行なわれており、前作ファンには待望のリリースとなるだろう。
(C) SEGA Corporation, 2005 / 1998-2005 ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd.
■ 雀荘をモチーフとした「雀荘モード」を追加した「MJ3」
「雀荘モード」は、東風、半荘、赤ドラ無し、食いタン無し、割れ目、焼き鳥、チップなどなど、様々なルールの雀荘を自由に選んでプレイし、レートに応じて「GOLD」を争奪するというもの。「雀荘モード」では公式戦の段位などは変動しないが、「GOLD」の収支が直接プレーヤーの実力を表す独自の「雀荘リーグ」が開催される。ルールやレート、ウマの異なる雀荘で「GOLD」の争奪を繰り広げられるようになり、遊びのフィールドが広がったといえるだろう。ライブ画面では雀荘情報が見られる。 「MJ3」では、崎見百合プロ、土井泰昭プロ、手塚紗掬プロ、五十嵐 毅プロ、奥村知美プロ、尾崎嘉紀プロらプロ雀士が120名参戦する。前作の80人から大幅増となる。プロ雀士たちも「雀荘モード」に登場する。前作「MJ2」の段位や称号、アイテムなどのデータは「MJ3」に引き継ぐことが可能となっている。
また、「MJ.NET」も進化。「Quest of D」で初導入されたアイテムオークションを導入し、打ち筋分析の改良や雀荘モードの情報も追加されている。
(C) SEGA, 2002, 2005
■ 新システムでテンポアップ「KOF イレブン」
新ゲージシステム「スキルゲージシステム」を導入。このゲージはチームメンバーで共有される。また、ガードキャンセルは「パワーゲージ」を消費して行なう。 「KOF 2003」で採用された任意のキャラクタに交代できる「マルチシフト」を発展させた「クイックシフト」、攻撃を食らっている最中に状況に応じて脱出する手段「セービングシフト」も追加。チームリーダーには「ドリームキャンセル」能力がもたらされる。チームメンバーも入れ替えられ、さらに新キャラも追加されるという。
(C)SNK PLAYMORE ※「ザ・キング・オブ・ファイターズ」は株式会社SNKプレイモアの登録商標です。
■ 「Quest of D Ver.2.0」は映像出展、「アヴァロンの鍵 弐 -鍵聖戦-」はカードが出展 現在も稼動中の「Quest of D」の続編「Quest of D Ver.2.0 護符の継承者」は映像のみが出展。新職業“盗賊”や新種族“エルフ”、“ドワーフ”が参戦、「eアイテム」&「Dフォースカード」が大量追加されるという。稼動時期は未定。
□セガのホームページ (2005年7月8日) [Reported by 佐伯憲司]
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