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価格:7,140円
「MotoGP」は、“FIMロードレース世界選手権シリーズ( FIM Road Racing World Championship Grand Prix)”、世界最高峰のバイクレース「MotoGP」を再現したもの。「4」では、以前とは格段の進化を遂げている。本稿ではその進化ぶりをお伝えしていこう。 まずは、最高峰のMotoGPクラスのみだけではなく、250ccクラスと125ccクラスを新たに収録したことが挙げられる。当然、参戦マシン、参戦ライダーは忠実に再現。2004年度のシーズンをきちんとリプレイできるわけだ。また、コースはパキサ(南アフリカ)、ネルソン=ピケ サーキット(ブラジル)、ロサイル(カタール)の3コースが追加され、計19コースとなった。
この追加要素により、「シーズン」モードが世界の16サーキットを転戦、125ccからステップアップして最高峰MotoGPクラスのチャンピオンを目指すように仕様が変更されてボリュームアップしている。
また、「デッドヒート」スイッチを追加した「アーケードモード」も注目。この「デッドヒート」スイッチをONにすることで、20台以上のマシンがひしめき合う、従来とは全く違う密度のレースを体験することができるという。
さらに「MotoGP4」で初搭載となるのが「トレーニングモード」。メニューに沿って実際にプレイしていくことで、操作方法はもちろん、早く走るためのテクニックを学んでいくことができる。2輪ならではの走法をスムーズに学習できることだろう。
■ 従来からの継続モードも充実 従来のシリーズから継続して搭載されるモードもパワーアップしている。「マルチプレイヤーモード」では、画面分割による4人同時対戦が可能(要マルチタップ)。「タイムトライアルモード」は、ライバルマシンのいない状態で、ひたすらタイムアタックを楽しめる。ベストラップのマシンイメージである「トレイルイメージ」も今までどおり搭載。さらに今作は、「トレイルイメージ」の走行ラインが表示される親切設計になっている。
「MotoGP」シリーズのお約束ともいえる「チャレンジモード」は、あるセクションを規定タイムでクリアする、ライバルライダーに勝つといったさまざまな課題をクリアしていくモード。今までと異なるのは、勝利することで「ポイント」を稼ぐことができるということ。「ポイント」は、他のモードでもレース結果に応じて獲得できる。稼いだ「ポイント」は「パドックモード」で使うことができ、各クラスに参加するためのライセンスや、サーキットの使用権、実在ライダーやマシンなどの獲得が可能となっている。ほかにも、スペシャルムービーやライダーのプロフィールなども閲覧できる。
また、ゲーム中の視点は「3人称視点」、「1人称視点」、「オンボードカメラ」、「ヘルメット視点」の4つから選択が可能。「ヘルメット視点」ではバイザーが汚れる表現も再現されている(拭くことも可能)。
ほかにも、E3 2005のレポートでお届けしたように、CPUマシンも転倒する。CPUの操作するライバルライダーもミス(スリップダウン、ハイサイド等々)をする場合があるという。2004シーズンのレースに基づいたミスをするのかどうか、ファンは楽しみなところだろう。また、リプレイシーンもカメラなどに調整が加わるとのことだ。発売まであと2カ月。続報にも期待したいタイトルだ。
(C) NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED. Licensed by Dorna ※画面は開発中のものです
□ナムコのホームページ (2005年7月8日) [Reported by 佐伯憲司]
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