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UO、第6番目の拡張パックは和風テイストを満載した |
ブリーフィングの会場となったミニシアターに用意されていた鎧甲。これをはじめとして、さまざまな日本風の演出が施されていた |
さて、そのサムライとニンジャだが、今回EA Hot Summer Nightで行なわれたブリーフィングでは、それぞれ7つの特殊能力を持つことが明らかになり、それぞれ3種類が公開された。サムライのもつアビリティは、一撃で相手を討ち取る「オナラブルエクセキューション(尊厳ある処刑)」、攻撃に50%のダメージを付加する「ライトニングストライク」、そしてサムライへと群がる敵が増えるほどパワーがあがる「ウィールウインド」の3つ。
いっぽうのニンジャは、最大4体の分身を作り出す「ミラーイメージ(分身の術)」、煙幕を張ることで敵の目をくらます「スモークボム」、そして狼や蛇などの動物に変身して敵陣へと潜入する「アニマルフォーム」の3つだ。また詳細は明らかになっていないが、公式サイトではサムライの「カウンターアタック」、ニンジャの「バックスタッブ(背面突き)、「デスストライク(急所突き)」といったアビリティ名も紹介されている。
【サムライ】 | ||
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サムライのもつアビリティは、一撃で相手を討ち取る「オナラブルエクセキューション(尊厳ある処刑)」、50%のダメージを付加する「ライトニングストライク」、そしてサムライへと群がる敵が増えるほどパワーのあがる「ウィールウインド」をふくめ7つ |
【ニンジャ】 | ||
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ニンジャのアビリティは、最大4体の分身を作り出す「ミラーイメージ(分身の術)」、煙幕を張ることで敵の目をくらます「スモークボム」、そして狼や蛇などの動物に変身して敵陣へと潜入する「アニマルフォーム」など7つ |
設定によればこの“TOKUNO ISLANDS”は、「Ultima I」ですでに“The Land of Feudal Lords”として登場しているとされる。大陸が3つと周辺の小さな島々で構成される“TOKUNO ISLANDS”には、すべてのショップやサービスを備えるひとつの大都市と、プレーヤーが住処とできる3つの拠点、さらにふたつの巨大ダンジョンと、新しい3つの神殿があるという。また、地形も変化に富んでおり、湿原、山間部、森林、ジャングル、砂漠、氷河などさまざまな地形が存在するようだ。ちなみに、大陸に存在する都市名に関しては、7月20日正午を締め切りとしてユーザーからの公募を受け付けている。公式サイトに応募の要項が記載されているので、興味のあるユーザーは応募してみるといいだろう。
新たに登場するという15種類以上のモンスターは日本の伝承をもとにしたもの。発表では3種類が紹介された。翼のある竜“HAI RIYO”(飛竜?)は、かなりタフなドラゴンと設定されているが、調教することができれば乗用としても利用できるらしい。また、アンデッドとして登場する“Lady of Snow”(雪女)、鉄扇を振りまわして主君を守る“Fan Dancer”などもイメージイラストが紹介された。ほかにも、デーモンとしての“鬼”をはじめ海棲モンスターやエレメンタルなども和風なテイストをまとって登場するようである。
□Electronic Artsのホームページ
http://www.ea.com/
□「ウルティマオンライン」のページ
http://www.jp.uo.com/
□「ウルティマオンライン 武刀の天地」のページ
http://www.jp.uo.com/pr/uose.html
□関連情報
【7月16日】EA、米国本社社屋でEA Hot Summer Nightを開催
2004年後半の新作を一気にデモンストレーション
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040716/eahsn.htm
【7月1日】エレクトロニック・アーツ、「Ultima X: Odyssey」開発中止
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040701/uxo.htm
【3月5日】EA、「ウルティマオンライン」プレスカンファレンスを開催
次期拡張セットはガマガエルに乗った忍者が忍法を唱える和風ファンタジー世界
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040305/uop.htm
【2月27日】EA、「ウルティマオンライン」最新拡張セットを正式発表
アジアンテイストの世界観の導入とPvP機能の強化が中心
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040227/uonew.htm
(2004年7月17日)
[Reported by 矢作晃]
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