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山佐とナムコのコラボレートパチスロ第2弾
「祭の達人~ウィンちゃんの夏祭り~」6月に登場

山佐・佐野慎一社長とナムコ・石村繁一社長
6月12日 稼動開始



筐体デザインも「祭」をイメージした豪華なもの。「鉄拳R」同様横長の高精細液晶を採用している
 山佐株式会社と株式会社ナムコのコラボレーションによるパチスロ(新回胴式遊技機)のタイトル第2弾として「祭の達人~ウィンちゃんの夏祭り~(祭の達人)」が6月12日から稼動開始する。25日、都内で同作の発表会が行なわれた。

 冒頭に挨拶に立った山佐の佐野慎一社長は「ちょうど1年前ごろ、この『祭の達人』を申請すべくバタバタ毎日がんばっていた。申請枠のクジが当たるかどうか、申請して許可が下りるかどうか、“どの程度のものを作ったら許可が通るのか”といったことをはじめ、1年前はいろんなことを心配していたが、スタッフの努力により、想定したよりもいい機械の状態で許可を取ることができた。リスクを冒せば許可が取れるかどうかわからないし、あまりにリスクを冒さなければ許可が通っても売れない機械になってしまう。当時許可基準もはっきりしていなかったので、ずいぶん悩みました」と許可制である業界の難しさを吐露した。

 「目指したのは『タイムクロス』や『タイムパーク』ですが、ナムコの協力を得て、『太鼓の達人』のゲーム性を取り入れることで、あと2年間、使える機械になっていると思う。ビクビクしながらいろんな想いの元に許可を取った機械。よくできているという印象を持っている」と感慨を述べた。また、「今後ともナムコと協力して、5号機の世代になっても次々と機械をリリースしていく予定だ」と、ナムコとの変わらぬ協力関係をアピールした。

 続いて、4月から新社長に就任したナムコの代表取締役社長である石村繁一氏が登壇。「今回の『祭の達人』では、従来のゲーム性と映像という枠組みを超え、山佐の“ウィンちゃん”を登場させ、また、『太鼓の達人』のキャラクタを登場させることで、親しみやすい映像を作ることができた。また、ゲーム性においても、ゲーム機の操作性のようなものを取り入れることで、新しいパチスロ機として完成されたのではないかと考えている。山佐さんとの協力関係を進めるなか、山佐さんこそが業界のナンバー1企業ではないかと考えている。今後もナムコとしては協力を惜しまない」と挨拶した。

■この夏、山佐がアミューズメント業界を元気にする!

 2005年夏、山佐が「日本全国夏祭り計画」と題し、パチンコ・パチスロ業界、ひいてはアミューズメント業界を活性化させるプロジェクトを実行する。その計画の中心となるのが、今回発表となった「祭の達人」。山佐の看板娘である「ウィンちゃん」を主役に抜擢し、ナムコがリリースしてきた国民的ゲーム「太鼓の達人」の世界観、ゲーム性を取り入れたお祭りパチスロだ。

 「祭の達人」の主役は、山佐の人気タイトル「タイムシリーズ」で幅広いファンから支持されている「ウィンちゃん」。「タイムクロス」のときには赤ん坊だったウィンちゃんも、「タイムパーク」で大きくなり、そして「祭の達人」では、元気いっぱいのおてんばな女の子に成長! 縁日の屋台で「これちょーだい」と元気な声でしゃべったり、「ワニワニパニック」に熱中したり、やぐらの上で太鼓を叩いたりと大活躍。「タイムクロス」からウィンちゃんの成長を見守ってきたファンならば、健やかな成長ぶりに目を細めること請け合いだろう。左リールの青7のスイカサンドや、中リールの2連赤7など、「タイムシリーズ」の伝統が息づいているリール配列も見逃せない。

 そして、初めての夏祭りで大はしゃぎするウィンちゃんの冒険を盛り上げるのが、「和田どん」をはじめとする「太鼓の達人」のキャラクタ達。ナムコの開発チームが手がけた液晶画面演出では、ウィンちゃんと「太鼓の達人」のキャラクタ達が見事に調和し、もとから「タイムシリーズ」に「太鼓の達人」のキャラクタ達が、または「太鼓の達人シリーズ」にウィンちゃんがいたかのような錯覚すら覚えるほどの完成度だ。

「ウィンちゃん」と「和田どん」が違和感なく競演。ゲーム性に関しても山佐とナムコのそれぞれの「らしさ」が取り入れられたものになっている


■ ゲーム性の融合に加え、携帯コンテンツとの連動も!

 両社の看板キャラクタの融合ぶりも見事だが、コラボレーションのキモとなるのは、「祭の達人」のボーナスゲーム中に、「太鼓の達人」のゲーム性が取り入れられていること。ボタンを押せばドン、レバーを叩けばカッという操作方法で、JACゲーム中に「太鼓の達人」を楽しめてしまう。

 ゲームのキャラクタや世界観を取り入れたパチスロは数あれど、ゲーム性の部分をここまで忠実に取り入れたというのは衝撃的。BIGボーナス終了後にはJACゲームの「太鼓の達人」で獲得したスコアに応じて「名人」などの称号が与えられ、さらには4文字のパスワードが表示される。

 このパスワードは、期間限定「祭の達人」の携帯特設サイト「ウィンちゃんの夏祭り」にアクセスして、登録することで、“おこづかい”としてスコアに応じた仮想通貨(ウィン)をもらうことができる。この“おこづかい”を使ってサイト限定のアプリや壁紙、着信メロディをダウンロードすることができるほか、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンに応募することもできる。この抽選はその場ですぐ結果が表示されるので、何度もトライしやすい仕組みになっている。

 「パチスロ」、「ゲーム」、「携帯サイト」と、それぞれの楽しみを見事にリンクさせる「祭の達人」は、この夏全国のホールにデビュー! 「タイムシリーズ」のファンも、「太鼓の達人シリーズ」のファンも、この夏はホールに吹き荒れる「夏祭り」の熱気を楽しもう!

ボーナスゲーム「太鼓のゲーム」では、「太鼓の達人」のゲーム性が取り入れられている。流れる曲は山佐のものとナムコのもの(そろえる7の色による)となっている 携帯サイトとも連動。「ウィンちゃんの夏祭り」でアプリや壁紙、着信メロディのダウンロードが可能になるほか、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンも展開
曲は似た難易度のもの2つから選択してプレイできる。クリアするとさらに難易度の高い曲を遊ぶことができる。ちなみに失敗してもメダルの獲得枚数やゲーム回数には影響はない


(C)YAMASA/(C)NAMCO

□山佐のホームページ
http://www.yamasa.co.jp/
□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.namco.co.jp/pr/release/51/51-004.pdf
□関連情報
【2004年5月12日】山佐とナムコ、システム P246基板搭載のパチスロ「鉄拳R」発表
平八がパチスロを打ち! リン・シャオユウがワンダーエッグで微笑む!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040512/yamasa.htm

(2005年4月25日)

[Reported by 平田 洋 photo by 佐伯憲司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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