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株式会社トミーをはじめとしたトミーグループ各社は、この夏に発売される商品を扱った「2005 トミーグループ夏商戦商談会」を14日に開催した。年頭に行なわれた商談会で見かけた商品も多く、またキャラクタ商品が大勢を占める展開となっていた。 同社がこれまでから得意としていたキャラクタとして、ディズニー関連商品と「ポケットモンスター」関連商品が挙げられるが、これらに加えシリーズ最新作の公開が間近に迫った「スター・ウォーズ」関連商品や、「きかんしゃトーマスとなかまたち」、この夏アニメ化が決定している「シュガシュガルーン」などなど、ズラリと勢揃いした。 「ポケットモンスター」関連で言えば、1月にも紹介したモンスターボール型液晶付きゲーム「ポケットモンスターズ DXモンスターボール」の発売が4月下旬と迫っている。モンスターボールの型をしており開くと液晶がある。蓋を閉めてボールを投げる動作 (ふりだけ) をするとポケモンを捕まえることができる。捕まえたポケモンは「ポケモン図鑑」と連動しており、60種類以上が登場。夏には早くも「ポケットモンスターズ DXモンスターボールII (仮)」の発売が決定している。これは、システム的には同じだが、登場するポケモンが違うのだという。 同社はこれまでからテレビに繋げるだけでゲームをプレイすることができるゲームをいくつか発表してきたが、完全に市場ができあがったと判断したのか、「テレビで遊び隊」という名称でシリーズ化した。比較的幼児向けの商品が並んでおり、以前「気になるe-Toy遊んでレポート」でもご紹介した「日本一周 僕はプラレール運転士」もこの分類となる。 新たに発表されたのは「それいけトーマス ソドー島のなかまたち」。「きかんしゃトーマス」の形をした大きめのコントローラで、車輪部分を回すことでアクションを行なう。このほかにも“汽笛ボタン”、視点の変更を行なう“カメラボタン”、“おしゃべりボタン”が用意されている。各ミニゲームは3分程度で終わるもので、子供が飽きがこないよう工夫がされている。収録キャラクタは30種類以上で、遊ぶことができるミニゲームは15種類以上。ミニゲームで遊んで仲間を見つけだせば図鑑に登録され、以後何度でも楽しむことができる。テレビで放送されている映像を使っており、作品世界との違和感は感じない配慮がされている。 「きかんしゃトーマス」関連で言えば、今年が“トーマス60周年”にあたることからか、数多くの商品が並んでいた。なかでもプラレールの新規アイテムとして、なんと蒸気を吐きながら走る「サウンドスチームプラレール」に力が入れられていた。スポイトで水を入れると蒸気を吐きながら進んでいく。蒸気の噴き出し口となる煙突部分には赤色LEDがセットされており、煙が見えやすい工夫がなされている。
このほかでは、1月の商談会でも紹介されていた「スター・ウォーズ」のライトセーバーアクションが楽しめる体感ゲーム「スター・ウォーズ ライトセーバーバトルジェダイの戦い」がパッケージもできあがり、5月発売に向けて注目が集まっていた。ジェダイを体感できると言うこともあって、このゲームはやはりはずせないところだろう。
□トミーのホームページ http://www.tomy.co.jp/ □関連情報 【1月28日】トミー、春からGWをターゲットにした商談会開催 ジェダイマスターを目指す「スター・ウォーズ ライトセーバーアクションゲーム (仮)」など http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050128/tomy.htm (2004年4月14日) [Reported by 船津稔]
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