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★特別インタビュー★
■ では、まずイベントに出演した感想をお願いします。 若林 ステージの裏から見ていて、人はいっぱい来てくださっているのはわかっていたんですが、小山プロデューサーがステージに上がった瞬間に会場がかなり盛り上がっていて、後ろで「なんだこの盛り上がりは?」って言ってたんだよね。 中村 すごかった。「(会場が)揺れたぞ! 今」みたいな。 若林 こんなに盛り上がるなんて思っていなかったんで。メンバー1人ずつの紹介でも「わー!」って盛り上がってくれて、びっくりしました。 下田 「アイドルマスター」自体がイベントが今回初めてということで、「お客さんがたくさん来てくれるかな……」って思っていたんです。でも、本当に“このときのために来てくれた”お客さんが思ったよりたくさんいたんで……「アイドルマスター」をプレイしに来た人が、イベントをついでに見に来る、という感覚じゃなくて、このイベントをみなさんが楽しみにみてくれているんだなってわかって……ポスターをもって見に来てくれている人もいたり……本番まで緊張していなかったんですけれど、直前になって「おー!」って聞こえてきて、急に緊張してきちゃって。でも、みなさんが笑顔でいてくれたから、リラックスしてできました。 落合 小山プロデューサーがステージに上がったときにすごい声援が聞こえてきたので、作品自体にすごく思いを寄せている方たちがいっぱい集まってきて、今日イベントがあるんだな、ということをすごく感じたので、そういう意味では「作品が好きだ!」という思いが伝わってきました。 中村 ステージに上がって紹介されるときに「春香は誰よりもおっちょこちょいで、よく転ぶことが悩みだとか……」というMCの方の前振りがあったんですけれど、「ということは、私転んで登場しなきゃいけないのかな」と思ったんですよ。そうしたら、立ち位置までの距離が短くて、「転ぶ前に立ち位置についちゃった」と。で、パッと前を見たら人、人、人……それを見た瞬間に、自分でしゃべり出さなきゃいけない段取りだったのに、スポーン! って飛んじゃった(笑)。 若林 そう、振り向いてしゃべりださないから「どうしたのかなー」って思って(笑)。 中村 「あれ? 私ここでしゃべっていいんだっけ、それともみんなに何か言ってもらうんだっけ?」ってすーごくドキドキしてしまったんですよ。それと、落合さんも言ってましたけど、本当にこの作品が好きじゃないと、皆さんこのイベントに足を運んでくれないと思うんですよ。なぜかというと、このゲームって、ロケテスト2回しかやってないんですよね。4カ所で。だから、実際に「アイドルマスター」を知っているよ、遊んだことがあるよ、という方たちはまだ本当に少ないと思うんですね。なのに、今回に関しては大きな告知もしているわけではなかったのに、すごい人だったので、「みんなアイドルマスターが本当に好きなんだなぁ」というのがひしひしと伝わってきました。 たかはし みなさんすごくあったかくて……あの規模で……道沿いだし、いっぱい列ができる場所じゃないのに、いっぱい声援をくださったというのがすごくありがたいと思いました。あと、いわゆる「ギャルゲー」という形ではない、そういう要素とはまた違った作品であるにもかかわらず、皆さんが応援してくださって……。これからの作品でもあるので、最高の手ごたえと、成功の兆しを感じました。 仁後 みんなすごく盛大なことを言ってる……。 中村 でも決して誇張じゃないよね。
仁後 うん。すごく人が多くて……びっくりして。ゲームが実際に世の中に出るまで、こういったイメージがわかないというか、「ひょっとして、浸透してないんじゃないかな?」と心配していたので。この後、稼動が始まったらどうなっちゃうんだろう? って楽しみになりました。
■ 今回AOUショーでも、グッズのアンケート募集などが行なわれていましたが、声優の皆さんが欲しいグッズだとか、「アイドルマスター」をコアにやりたいことなんてありますか?
一同 あー! いいねー!! 若林 今回のイベント、中村さんと前乗りして2人で緊張して眠れなかったりしたんですけど、全国とか行きたいよねー! 中村 行きたーい! ……あれ? 今石原さんがそっぽ向いたよ?(笑) 若林 その前にはまずCDを出したいということになるんですけど……。歌の。でも、歌はもう1回歌いたいですよね、みんな。 中村 できれば、もう1度録りなおしたいなーなんて。ねっ石原さん(笑)。 若林 なので、私たちも「アイドルマスター」にあやかって人気者になりたいなー! みたいな感じです(笑)。 下田 7月に稼動ということで、いろいろなイベントとか、全国ツアーとかもあるでしょうしー(と石原ディレクターの方を見ながら)。アニメ化とか、ラジオ番組とか。9人一気にとかでなくても、毎週メンバーで交代しながら、とかやってみたいなあと。ナムコさんの伝説のアイドルゲームになると思うので、プライズマシンのぬいぐるみとかにも展開していただければうれしいなと思います。 落合 そうですね……雪歩ちゃんが日本茶が好きということで、雪歩プロデュースの日本茶とか(笑)できたらすごいですね。 中村 じゃあ、春香はお菓子をプロデュースしちゃおうかな。 若林 お菓子! いいなー。 中村 あと、普通にTVアニメ化!! ゲームでは録音ブースに1人でこもって芝居したモノを収録してるので、アニメでは9人がそろって……亜美、真美は双子だからキャラクタは10人だけど……みんなで一緒に収録したものをみなさんに聞いていただけたらな、と。 たかはし 私は常日頃からビヨンセになりたいと思っているので……(笑)デスティニーズ・チャイルドみたいに、グループでみんなで歌って踊って、ちょっとかっこいい要素とかも入ってて……せっかくこんなにいろんな娘がいるんだから、これからいろんな展開で、やっていける要素があると思います。あとは役を飛び越えて、みんなの個性を集結し、歌って踊れる、グループ感あふれるユニットになれたら素敵だナと思います。キャラクタを超えたところで活躍したいですね。 若林 いいねえ。 仁後 みんなでライブをやったり、発売に合わせてとか、発売してからでもどんどんやって、9人が無理なら3人ずつ分担したりとかして……石原さん(と石原ディレクターのほうを向きながら)、みんなが無理でも全国にばらばら散っていったりとかしたいですね。せっかくみんなが注目してくれる作品だから、もっともっといっぱいいろんな人に知ってもらいたいです。CMとかもいっぱい流してほしいかも。ゲームを普段遊んでいない人も「気になるなー」と思えるような展開をいっぱいしていけたら、自然と転がっていけるかな、と私の頭の中で思っています。 石原 いろいろと展開は考えていますので、もし要望があればこちらに送ってください。
■ 最後に、稼動を心待ちにしている方にメッセージをお願いします。 若林 とりあえず私たちも心待ちにしているので、お待ちかね、という感じだと思うんですが……お待たせしてごめんなさい、だからいっぱい、末永く楽しんでください。 下田 かなりお待たせしてしまった、と思うんですけれど、その分、このゲームって作る側のスタッフも声優も、すごい「想い」を入れ込んだ作品なので、その想いを入れた分、みなさんに伝わるように、私たちもこれからイベントなどを通してがんばっていきたいと思います。あと、ゲームをプレイするためのお金をしっかり貯めておいてください。 落合 アーケードでアイドルを育てる、というゲームは今までなかったと思うので、皆さんこれからゲームセンターに通う楽しみが増えるんじゃないか、と思うので、ぜひ楽しんでください。 中村 「アイドルマスター」はコミュニケーションパートとレッスンパートの2つに分かれているのが大きな特徴だと思うんですが、適当に遊んでいたら絶対すぐ解散してしまうと思うので(笑)、なにとぞ愛情を持ってプレイしてください。春香は扱いやすいよ! 若林 宣伝かよ(笑)。 たかはし 比較的難しいゲームではないと思いますけれども、いろいろ勉強になる……例えば音感だとか、リズム感がよくなったりとか、自分たちも遊んでいきながら、アイドルと一緒にレッスンできるので、あなたもアイドルになれるかもしれない。むしろ狙ってもいいかもしれない。将来プロデューサーになりたい人もいるかもしれないけど、そういう人!! あて先はこちらまで(笑)。 中村 あて先とか出ないから(笑)。 たかはし 大丈夫。見えるやつには見える(笑)。
仁後 たかはしさんも言ってましたけど、私は普段ゲームとかできなくて、すぐ飽きて投げちゃうんですけど、このゲームは私も2時間ぐらいずっと夢中になって遊んでいたので、たぶん……皆も楽しく、ゲームをあまり遊んだことがない人も、遊んでいる人も楽しめると思うので、稼動を楽しみにしていてください。私も楽しみです。
(2005年3月3日) [Reported by 佐伯憲司]
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