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ビベンディ ユニバーサル ゲームズ、PS2「紅忍 血河の舞」 |
価格:7,140円
暗器となる鉄絃は、直接的な攻撃以外に敵を樹や柱などに縛りつけてから、攻撃を行なうこともできる |
本作は、美少女くノ一が戦うワイヤーステルスアクションとしてこれまでに何度か本誌でも紹介してきた。主人公のくノ一「紅」が使用する暗器(武器)は「鉄絃」。これは、簡単に言うと細い鉄製のワイヤーのこと。単なる鉄のワイヤーではあるがこれを極めた者は、可憐な乙女であろうが、鍛えられた武士をも互角に戦えるという。
暗器である鉄絃を使ったアクションは、敵を鉄絃で絡めとりそのまま切り裂く「鉄絃斬り」、敵に鉄絃を絡めて張った鉄絃で他の敵を切り裂く「鉄絃連続斬り」、分銅で首を絞めて梁などに吊るす「鉄絃絞め」、敵を柱などに縛りつけて身動きを取れない状態とする「鉄絃絡め」など多種多様に用意されている。このほかにも、分銅を鉄絃の先端に取り付けて振り回すことなどもできる。
【お色気&ステルス】 | ||
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セクシーな声やポーズは、紅がお色気攻撃を使い続けることによって、使えるアクションが増えてくる。紅の声を担当している安達祐実さんの大胆なお色気誘惑は必見 | ||
敵の背後から忍び寄ることはもちろん、頭上から忍び寄ることもできる。敵が気がつかなければ一撃でしとめることが可能だ |
紅を手助けする仲間として、紅と共に千代女に育てられた愛らしさいっぱいの妹分「明美」と千代女の下で武田家のために働く忍びで、紅が密かに恋心を抱く、強くて頼もしい兄貴分「善三」が登場する。
【明美】 | ||
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武田の蟲使いで忍蝶を操る。紅とは年齢が近く、紅が里で初めて仲良くなった友達、そして妹のような存在。幼さが時として無謀な行動を生み、心配の種となることもしばしば……。その小柄な体格を生かし、斥候偵察の任にあたる |
【善三】 | ||
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武田忍軍が一人。紅、明美を教育する役目でもあった人物で、疑念無く任務を遂行する冷静さの中、時折ふとした弾みにこぼれる紅達への配慮や鋭い洞察力は、他の里の男とは全く異なる印象を紅に与えている |
■ ステージ1 「能楽堂」
能楽堂への道々には、見張りの野武士たちが待ち構えている。その多くは眠っていたりして、強い敵は配置されていない。紅は、能楽堂の門までたどり着き、そっと中へ忍び込んだ。その瞬間、脇から別の門番の姿が……。そして、勢いよく紅に切りかかってきた。
不意をつかれた紅であったがとっさに攻撃をかわす。が、反撃に転じられないでいると門番が騒ぎ出す | ||
その時、上空から番人をめがけて1人の忍者が舞い降りた。着地と同時に地面に崩れ落ちる番人。その忍者は紅の兄貴分である善三であった |
能楽堂内を移動中に紅は、蝶が舞っていることに気がつく。あたりを見渡すと、天井裏から小さな女忍者の姿が。
明美は紅のために「吹き矢」を持ってきてくれたのだ |
紅は毒矢を家臣に吹きつけた、その結果家臣はその場で倒れ、部下らが騒ぎ始める。家臣が死に、能楽堂の場内は騒然とし紅は会場に閉じ込められてしまう。
満月を背景にし屋根の上へ能楽師が、華々しく登場する(ステージ1のボスキャラ)。「ほぉ、ぬしが武田の鉄絃使いか。またひとつ、優れた技を持つものが消えるとは、まったく惜しいこと。せめてものはからいじゃ、美しく散らせてしんぜよう。」
能楽師は、手から蜘蛛の糸を出す攻撃を仕掛ける忍者だった。激戦の末に能楽師を倒した |
「刺青……このしるしは……前に見たことが……」
善三がそれを見下ろしながら呟く。紅はその家紋を見て、はっとなった。父の殺された光景がフラッシュバックする。「黒蜥蜴か……抜け忍びばかりを集めた、忌まわしい忍び衆……織田信長がやつらと手を組んだという嫌な噂を聞いてはいたが……」
「あ・・・」善三は呟いたところへ、明美が駆けつけてきた。息をのみ、その顔を見る。人とは思えない、黒蜥蜴の不気味な形相……。紅は無言でじっと見つめ、こぶしを握り締めた。
【ステージ1に登場する敵キャラ】 | |
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【スクリーンショット】 | ||
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□ビベンディユニバーサル ゲームズのホームページ
http://www.vugames.com/
□「紅忍 血河の舞」のホームページ
http://www.redninja.jp/
□関連情報
【1月6日】ビベンディ ユニバーサル ゲームズ、PS2「紅忍 血河の舞」
美少女くノ一が“鉄弦”とお色気で戦うステルスアクション
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050106/rednin.htm
【2004年5月17日】Electronic Entertainment Expo 2004現地レポート
Vivendi Universal Gamesブースレポート後編
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040517/vu2.htm
【2003年9月28日】ビベンディユニバーサル、新作発表
くノ一のワイヤーアクションが新鮮な「RED NINJA:END OF HONOR」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030928/vivendi.htm
(2005年2月10日)
[Reported by 志賀康紀]
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