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ハドソン、「Master of Epic」大規模アップデートを2月9日に実施
Raidが堪能できる「Chaos Age」、GMコール機能の導入など

2月9日アップデート予定

 株式会社ハドソンとビー・ビー・サーブ株式会社は、現在共同でオープンβテストを実施しているMMORPG「Master of Epic: The ResonanceAge Universe」において、2月9日に大規模アップデートを実施する。

これがNorthern_Gatekeeper。上半身は女性の裸身、下半身はタコ状の8本足という見るからにおぞましい巨大生物だ
Northern_Gatekeeper討伐後に入手できるペット“WOO”。ぴょんぴょん跳ねながら移動するという
 今回発表されたアップデートの目玉は、なんといっても「ResonanceAge」時代からの公約である“新しい時代”の導入。時代別に複数のゲームデザインを盛り込むことで、ユーザーに合ったゲームプレイの実現を最大の魅力とする同作にとって新しい時代の追加は、久々に大きなニュースといえる。

 今回追加されるChaos Ageは、Present Age、War Ageに続く、第3の時代。テーマはズバリRaidで、1人ではおろか、1パーティーでも適わないような巨大生物を、大勢で討伐することを目的とした時代である。

 Chaos Ageの基本仕様は、死亡したらアイテム全ロスト、復活ポイントは固定、ボスエリアではログアウト不可となっている。実際にプレイしてみないと何ともいえないが、一般的なRaidのシステムから考えると、かならハードコア仕様のようだ。

 今回は試験導入ということで、実装時間は毎週土日限定、討伐対象となる大型生物も1体のみとなる。巨大生物の名前はNorthern_Gatekeeper。Chaos Ageの北門を守る門番という設定になっている。Chaos Ageに棲む巨大生物の中では、“最下級の雑魚”ということだが、現段階では最強のモンスターでもあり、今後さらに強力なモンスターが追加されることを伺わせてくれる。

 討伐報酬は、“WOO”と名付けられたペットで、戦闘に参加することで強くなり、死ぬと二度と生き返らないという特性を持つ。それ以上の具体的な仕様については不明としている。

 Chaos Age以外のアップデート内容としては、世界のどこかにランダムポップし、レアアイテムを販売する「闇商人」、War Ageにおいて所属勢力を変更する「亡命」機能、ゲーム内GMコール機能などが挙げられる。

 個人的に注目したいのはGMコール機能で、キャラクタのスタック(移動不能状態)の解除や不正ユーザーの報告、ハラスメント行為の報告といったことがゲーム内で可能になるという。2月9日アップデート時点ではすべての機能が盛り込まれるわけではないということだが、今後の機能拡充に期待したいところだ。

【闇商人】
くのいちのような格好をした闇商人。ナックルや忍者装備、ソウル・オブ・ヤマトといったレアアイテムを取り扱っているようだ

【亡命】
亡命に成功すると所属勢力を変更できるが、文字通り“亡命”するため、失敗した場合かなり高い代償を覚悟しておく必要があるようだ

【プリズンマイン】
亡命失敗者の行き着く先がプリズンマイン。「ドラクエ5」を彷彿とさせるような奴隷鉱山の中で、身ぐるみはがされた上、過酷な肉体労働を課せられるというからなかなか筋金入りのペナルティである

(C)HUDSON SOFT ALL RIGHTS RESERVED.

□ハドソンのホームページ
http://www.hudson.co.jp/
□「Master of Epic: The ResonanceAge Universe」のホームページ
http://moepic.com/
□関連情報
【2004年10月28日】ハドソン、BBサーブ、「Master of Epic」業務提携発表会を開催
Yahoo! BBで独占配信、10月28日よりオープンβを開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041021/moe.htm

(2005年2月4日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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