|
【連載第3回】ゲームライフに役立つグッズをレポート
ニンテンドーDS(以下NDS)やPSPを購入した方の多くは、数本のソフトを同時に購入していることだろう。どちらも携帯ゲーム機というわけで、研究所員各メンバーもこの2機種が手元にやってきてからというもの、NDSとPSPの本体と対応ソフト各種をカバンに忍ばせて日々暮らしているわけだが、ここで頭を悩ませるのが、本体とソフトの持ち運び方法だ。今回の「ゲームグッズ研究所」では、悩みどころのNDSとPSPの本体と対応ソフトを持ち運ぶ際の収納方法について考察していこう。
●本体収納編:守れ! 本体を! 本体を包み込むケース達! ・NDS編 まずはNDSだが、NDSを折りたたみ、そのままカバンに放り込んでも問題はないだろう。用心のために液晶保護シートを装着していれば、まずは万全だろうと思うのだが、それでも、「カバンの中に入れている他の物とぶつかって本体のどこかに少しでも傷がついたりしたらイヤだ!」という方には、インナーポーチなどのライセンス商品が多数登場しているので、活用していきたい。 NDSの公式サイトに掲載されているライセンス商品のページでは、現在発売されているケースや保護フィルターなどの専用グッズが閲覧できる。通常、カバンを利用しているユーザーなら、NDS収納用として考えられるのは、キーズファクトリーより発売されている「3DメッシュカバーDS」やコトブキシステムの「シェルパックDS」などのインナーポーチやケースタイプのものが気になるところだろう。
・PSP編
また、ゲームテックからも「ゲームポーチP」というPSP専用のポーチが発売されている。カラーバリエーションは、“ブラック”、“ブルー”、“グレー”の3種類。ファスナーを開閉すると上下にケースが開く形状をしており、ケースの上側にはPSP用のUMDやメモリースティックDUOを収納するポケット、下側にはPSPを収納するスペースと落下防止用バンドが設けられている。
PSPを収納する際は落下防止用バンドでPSP本体を固定するという方式になっており、ケースに収納したままゲームを楽しむことができる。「電車内などで、PSPをむきだしにして遊ぶのはちょっと抵抗がある」という方に向いた商品だろう。ただ、ポーチの形状的に仕方ない部分だが、プレイする際にポーチごとPSPを持つ形になるので、フィット感が変わるほか、落下防止用バンドが液晶の左右端に少し被ってしまうのは残念なところ。
・番外編 PSP専用のグッズ以外でも流用できるケースやポーチの類は存在する。今回は特殊な番外編としてNDS用ケースをあえてPSP収納に使用してしまうものと、空気を詰めて保護できるという一風変わったケースの2種類を紹介しておこう。
●ソフト収納編:やっぱり問題はUMDやDSカードの持ち運びだ!
はたまたPSP用のUMDはというと、似た大きさのメディアであるMDと比較すると、読み取り部のシャッターがないため、UMDをそのまま持ち運ぶのは非常に不安。万が一露出しているディスク面からホコリが入ったり、ましてやディスクに傷がついてしまったりしたら……と考えると気が気でない人も多いだろう。 そのための対策を考えよう、というのが今回のテーマなのだが、多く見かけるのはソフトのパッケージごと持ち運ぶ、という方法。だが、正直NDSやPSPのソフトパッケージはソフトメディア単体と比較しても大きく、複数持ち歩くのはかさばる。さらに、ソフトを入れ替えるときにパッケージをごそごそっと取り出して交換するのは、どうにも目立つので電車内などでは控えたい、というのが正直なところ。 さて、DSカードとUMDを安全かつコンパクトに持ち歩くためのグッズを量販店などでチェックしてみたものの、まだまだ登場したてのハードであり、専用のグッズはそれほど売っていない。「ゲームポーチP」など本体用のケースにUMDを収納するスペースのあるものが登場してはいるものの、カバンのレイアウト上、本体とソフトの収納ケースは分けたい、という人もいるだろう。 そこで専用のグッズが欲しいところではあるが、なにも専用のケースでなければ用途を満たせないというわけではない。要するに、しっかりUMDやDSカードを収納でき、コンパクトに持ち運べればいいだけだ。 そこで、研究所員の自室の中を探してみたところ、以前購入したSONYのインナーイヤー型イヤホンに付属しているキャリングポーチが目に付いた。早速試してみると、UMD4、5枚とDSカードが収納可能なことが判明。彼はDSカードとUMDの持ち運びには、今もこのキャリングポーチを愛用している。 「そんなちょうど良さそうなポーチ、うちには無いですよ」という方もいらっしゃると思うが、簡単に言ってしまうと、手ごろな大きさのポーチならなんでもいい(はず)。例えば、小物類を入れるポーチなどでも同じように使えるのではないだろうか。一度家の中を探してみるのもいいかもしれない。
・UMD収納編 さらに販売店やWebを巡回していると、UMDを収納するための手段として、MD用の収納ケースが使えることがわかってきた。MDとUMDでは細かな部分の形状こそ違うものの、厚みや大きさはほぼ同じ。ディスクの中心部分に金属の軸受けがあるところまで同じ。 MD用のケースは種類も多く、コンパクトなものから、多くの枚数を収納できる物まで、選択肢が多いのも魅力。ただ、MDとUMDの形状の違いから、側面をホールドするハードケースは×だし、ソフトタイプの収納ケースでも、ポケットの形状によってはうまく納まらないものもあった。ここからは、研究所で確認できた収納ケースを紹介していくが、あくまでこれは一例であり、読者の方々のニーズにあったものを模索していただければ幸いである。
・DSカード収納編 DSカード単体を収納するには、デジカメ用品として販売されているコンパクトフラッシュなどのメディア収納用ケースが使える。こちらもメディアにぴったりとフィットするタイプではなく、多少余裕があるタイプを選ぶのがポイント。また、現在はモリガングより「NDS専用 カードポケット3」というDSカード用のケースや、キーズファクトリーより「DSカードポッド2イン」というDSカードを2枚収納できるケースも発売されている。
●工夫次第でいろいろ……これからの専用設計品にも期待 繰り返すが、まだ発売されて間もないハードだけに、専用の保護ケース、特にDSカードやUMDの収納を考えた専用のグッズはまだまだ少ないといえるのが現状だ。
先日、ソニー・コンピュータエンタテイメントがPORTERとのコラボレートで「PS ピクトグラム」シリーズを立ち上げ、PSPの収納を考えたバッグ類やPSPケースの販売が決定した。また、株式会社ミヤビックスからもPSP専用レザーカバーが発売されることが明らかになっている。これからも関連グッズの登場が予想される。また新たな製品が出た際に、収納レポートをお届けできれば、と思う。
●ゲームグッズフラッシュ!(まだ仮称) 当コーナーは、今後登場予定のゲーム関連グッズ情報をいち早く読者の皆様にお届けする。 ※メーカーの皆様からの製作中の製品情報をお待ちしております。 ・ミヤビックスのPSP専用保護シート「OverLay Brilliant for PSP」の試作品を入手! ミヤビックスで現在開発が進められている、液晶保護シート「OverLay Brilliant」のPSP対応モデル「OverLay Brilliant for PSP」の試作品が研究所に届けられた。「OverLay Brilliant for PSP」は、液晶周辺部を保護するシートと、モニター部だけではなくPSPの全面を保護するオマケのフィルターのセットで販売される予定だ。
まず、その試作品であるフィルターをPSPの上に載せてみた。通常版の液晶保護フィルターはちょっとユニークな形をしているのがお解りいただけるだろうか? また、オマケとはいうが、PSPの全面を覆うタイプのフィルターは初めての登場となる。本体の表面を丸ごと保護できるのは、最初に貼る時の難易度が気にかかるものの、一度貼ってしまえばその後の手軽さや気軽さが嬉しいところだろう。その切り抜き精度やフィット感、そして透明度などのレポートは次回のこのコーナーでお届けする予定だ。お楽しみに。
当研究所では、みなさんに取り上げてほしいネタなどを随時募集する。ドシドシと編集部までメールを送って下さい (編集部)
□キーズファクトリーのホームページ (2005年1月20日) [Reported by ゲーム環境向上委員会]
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |