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サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 新春歌謡ショウ「笑え! 花組」開幕 |
会場:青山劇場
料金:SS席 9,000円、S席 7,000円、A席 4,000円
ファミリー券 (S席のみ) 12,000円
毎度おなじみの広井王子氏と中嶋親方による前説からスタート |
いつもの広井王子氏、中嶋親方による前説で劇場が暖まったあと、「ユンホォア」で舞台は幕を開ける。すでに舞台稽古などでも明かされているとおり、「辞めたい」と言い始めた大帝国劇場付の中嶋親方を思いとどまらせるために、あれこれ計画している花組メンバー。ダンディ団の団耕助 (園岡新太郎) や、ハイテンションな川岡刑事 (佐藤累央) も登場し、舞台はどんどんと騒がしくなっていく。
今回ももちろんのこと人情喜劇で、暖かい「サクラ大戦」の舞台が描かれている。ちなみに2004年夏に行なわれた「スーパー歌謡ショウ」とあれこれリンクしている。細かい部分ではもちろんのこと、「スーパー歌謡ショウ」を見ていれば、より一層最後のアッと驚くどんでん返しがうっすらと見え隠れして面白いのではないだろうか。すっかり花組ファミリーとして世界観が確立されているので、安心して観ていられるし、それだけ感情移入もしやすい舞台となっている。
さて、第2幕は第1幕の続きで、花組が「青山養老院」に訪れて舞台を披露するという設定。「新春歌謡ショウ」を観に来ているお客さんは養老院のおじいさんおばあさんという設定で進行していく。まず披露されるのは「ああ、無情」。、「サクラ大戦 第五期ドラマCDシリーズ Vol.4」の「あぁ、無情 (レ・ミゼラブル)」をベースに、シンプルなセットをうまく使って見せている。歌も数多く用意されており見所満載だ。
そして、注目の“すごろく”。これは昨年の“大喜利”をバージョンアップしたものと考えてもらえるといいだろう。さいころの目が何が出るかはわからず、止まったマス目に書かれている芸をしなければならない、花組メンバーはすべての芸を練習しなければならず、大変この上ない。
記者陣に公開された最終通し稽古では、2枚目組 (真宮寺さくら、マリア・タチバナ、レニ・ミルヒシュトラーセ、藤枝かえで)と3枚目組 (桐島カンナ、李紅蘭、アイリス、ソレッタ・織姫、) に別れて対決!! アイリス (西原久美子) とソレッタ・織姫 (岡本麻弥) による「新・西遊記」の舞台再現や、さくらによる三味線披露、ジェスチャークイズなどなど楽しい芸を披露した。もちろんまだまだネタはあるようなので、観に行く人は楽しみにしていて欲しい。
そして最後は「ゲキテイ!」、敬礼で締め括り……なのだが、最後の最後まで驚かせてくれる仕掛けが用意されている。これは舞台のファンだけでなく、すべての「サクラ大戦」ファンがワクワクでき、楽しめる内容だ。ちなみに一番最後にはこの夏行なわれる舞台「スーパー歌謡ショウ」の演目も披露された。タイトルは「新・青い鳥」。どのような舞台になるのか今から楽しみなところだ。
なお、今回の模様をおさめたDVD BOXが3月31日に発売となる。期間限定商品なので、欲しい人は早めに予約しておくといいだろう。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□レッド・エンタテインメントのホームページ
http://www.red-entertainment.co.jp/
□「サクラ大戦.com」のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□「サクラ大戦 新春歌謡ショウ 『笑え! 花組』」のページ
http://www.sakura-taisen.com/05_newyearshow.html
□関連情報
【2004年12月12日】「サクラ大戦 新春歌謡ショウ 『笑え! 花組』」舞台稽古公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041212/sakura.htm
【1月5日】セガ、サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ
「笑え! 花組」 DVD BOX発売決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050105/sakura.htm
(2004年1月7日)
[Reported by 船津稔]
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