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ナムコ、AC「鉄拳5」プライベートショー開催
また、同時にネットワーク対応となった「ドラゴンクロニクル」の最新版「ドラゴンクロニクル オンライン 天空大決戦」の告知も行なわれていた。詳細は不明だが、ネットワーク対応により、さらに対戦が奥深くなることは容易に想像できる。
■ プレーヤー環境に刺激を与えるICカード、ネットワーク対応
プレーヤーの戦歴はもとより、プレーヤーの強さを示す「段位システム」により、段位データも保存される。コスチュームやアクセサリーを変更できるビジュアルカスタマイズが可能。カスタマイズにはプレイごとに貯まるファイトマネーを必要とする。データは「鉄拳5」のサーバ上に記録され、ICカードでデータを呼び出す形になる。
・ゴーストキャラクタシステム
・ライブモニター
ちなみに、販売形式は新型筐体4台+ライブモニタのフルバージョン、筐体販売、そして基板+コントロールパネルのセットといくつか分けられているという。また、「鉄拳5」に必要なネットワーク回線は、最低ISDNレベル以上に落ち着くようだ。
■ レスポンスアップを意識した? 操作系およびシステム変更 今回、システム面でいくつかの変更が見られる。まず基本操作だが、「鉄拳4」とは異なり、その前作である「鉄拳タッグトーナメント(TT)」に近い操作系となった。具体的には、横移動が「↑or↓」で可能になったこと。これにより、立ち状態から「↓」へ入れ続けるとしゃがむ操作になったので、「4」で違和感を感じたプレーヤーには朗報だろう。技を出さずに立っていると、相手の上中段攻撃を防ぐオートガードは健在。 それから、LP+LKでの「ポジションチェンジ」もなくなり、LP+LK、RP+RKそれぞれで通常投げ、→入れっ放しLP+LK、→入れっ放しRP+RKでロングレンジスローが導入された。ロングレンジスローは軽くステップインしながらのつかみ動作が特徴。ダウン時の受け身は、レバー受け身(後転受け身:←)と(クイック受け身:→)と、ボタン受け身(画面奥:RPorLP)と(画面手前:RKorLK)となった。ロングレンジスローで空中ダウンの相手をつかめるマードックなど、キャラごとに基本操作でも違いが現われている。また、モーションが基本技にいたるまで手を入れられているのも印象的だ。
さらに、技の属性にも変更が取り入れられている。「しゃがみステータス」、「ジャンプステータス」がそれ。しゃがみステータス技は上段攻撃をかわして攻撃が成立するというもの。ジャンプステータス技は、下段攻撃と同時に繰り出した場合、ジャンプ状態中に攻撃をかわして攻撃を当てることができるというもの。しゃがみステータス技に関しては、基本的に出が遅めになっているので、きちんと狙ってカウンターを取るような使い方をしないとかえって不利な状態になってしまうし、ジャンプステータス技もガードされたりかわされると危険な様子。より使いどころを見極めた「読み」を必要とする変更点といえる。
ほかにも、「アンジュレーションの廃止」や「壁システムの変更」、「無限フィールドの復活」といった要素が存在する。特に「壁システム」は前作のような受け身は現状取れないが、このままの仕様かどうかはわからない。ただ、壁ヒットすることでコンボが変わってくるし、壁に叩きつけたときのダメージなど、まだまだ調整されるであろう要素は数多いので、完成版を待ちたいところだ。 さて、プレイしてみた印象としてまず挙げられるのは、基本操作の変更によるものであることは間違いないが、全体的にレスポンスアップが図られていること。操作感覚は「4」より軽く、「TT」に近い印象だ。また、空中コンボも浮かせ技からの打撃に関しては「4」よりも段数的にアップした感があり、どのキャラにも浮かせ技から体力の50%近くを持っていくコンボが確認できた。 炎の表現など、ステージ演出に合わせたエフェクトをはじめ、金貨の山に相手をたたきつけるとコインがはじけ飛んだり、岩場でダウンするような状態では地面から石の破片が飛び散ったり、演出も派手な方向へと進化。「TT」以前に見られた、どこまでも飛んで行きそうな吹き飛びリアクションは影を潜めた様子だが、きりもみダウンが増えていたりと爽快感に対するケアも十分。
■ 新キャラ3人を加えた20人のデフォルトキャラにタイムリリースも!
特に新キャラに注目してプレイしてみたが、レイヴンはパワーとスピードあふれる近代忍者。姿を一瞬消してワープする技があったり、下段技と蹴り技が豊富な印象。フェン ウェイは中国拳法のパワーファイター。ポールに近いが、相手を幻惑するような技も持っている。風間飛鳥は、「TT」まで登場していた風間準に近い技を持つが、かなり手が入っていることが感じ取れた。今から完成が待ち遠しい。 (C)1994 1995 1996 1999 2001 2004 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.
□ナムコのホームページ (2004年7月6日) [Reported by 佐伯憲司] また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
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