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ナムコ、AC「鉄拳5」プライベートショー開催

7月6日 開催



 株式会社ナムコは、今秋稼動予定の業務用3D格闘ゲーム「鉄拳5」のオペレータ、プレス向けプライベートショーを開催した。プレスはもちろんのこと受注時期の関係もあり、多数のオペレータが来場。会場展示されたのは、先日行なわれたロケテストバージョンと同じものという。

 また、同時にネットワーク対応となった「ドラゴンクロニクル」の最新版「ドラゴンクロニクル オンライン 天空大決戦」の告知も行なわれていた。詳細は不明だが、ネットワーク対応により、さらに対戦が奥深くなることは容易に想像できる。

筐体4台+ライブモニタ。フルセットではこうなる 1枚の基板で2人までプレイ可能な点は従来同様
ゲーム基板同様の基板を持つライブモニター 新型筐体を採用している


■ プレーヤー環境に刺激を与えるICカード、ネットワーク対応

ICカードスロットはコンパネに装備
 「鉄拳5」は、シリーズ初のネットワーク、そしてICカード対応となったことでも話題となっている。ナムコ、株式会社セガ、サミー株式会社の共通インフラとして開発されている「ALL.Net (Amusement Linkage Live Network)」に対応することにより、シリーズ初の試みがいくつか取り入れられている。

・キャラクタデータの保存
 プレーヤーの戦歴はもとより、プレーヤーの強さを示す「段位システム」により、段位データも保存される。コスチュームやアクセサリーを変更できるビジュアルカスタマイズが可能。カスタマイズにはプレイごとに貯まるファイトマネーを必要とする。データは「鉄拳5」のサーバ上に記録され、ICカードでデータを呼び出す形になる。

・ゴーストキャラクタシステム
 対CPU戦でのプレイスタイルは、プレーヤーの操作データをサーバー上で記録される。記録されたデータはネットワークを経由し、他のプレーヤーのCPU対戦相手として登場する。ゴーストデータはプレーヤーの段位に合わせてセレクトされ登場するので、手ごたえのあるシングルプレイが実現。さらに、自分のゴーストの戦歴も専用サイトなどで確認可能という。同社の「ソウルキャリバーII」において実現された「コンクエストモード」を覚えている方は、それの発展形と考えれば話は早い。

・ライブモニター
 42インチのプラズマディスプレイ、そしてゲーム本編と同じ基板を搭載した観戦モニターも用意される。このモニターには店舗内LANによるライブ中継、全国ランキングの配信、ゲームサーバーに記録された高段位者同士の対戦をリプレイ配信できる。また、イベントの全国一斉告知、店舗内イベント告知の掲示機能なども持ち合わせている。

【アイテム装備】
装備前
装備
装備前
装備
装備前  
装備  
  ファイトマネーを使ってのカスタマイズは個性の演出には欠かせない要素になりそうだ

 ちなみに、販売形式は新型筐体4台+ライブモニタのフルバージョン、筐体販売、そして基板+コントロールパネルのセットといくつか分けられているという。また、「鉄拳5」に必要なネットワーク回線は、最低ISDNレベル以上に落ち着くようだ。


■ レスポンスアップを意識した? 操作系およびシステム変更

 今回、システム面でいくつかの変更が見られる。まず基本操作だが、「鉄拳4」とは異なり、その前作である「鉄拳タッグトーナメント(TT)」に近い操作系となった。具体的には、横移動が「↑or↓」で可能になったこと。これにより、立ち状態から「↓」へ入れ続けるとしゃがむ操作になったので、「4」で違和感を感じたプレーヤーには朗報だろう。技を出さずに立っていると、相手の上中段攻撃を防ぐオートガードは健在。

 それから、LP+LKでの「ポジションチェンジ」もなくなり、LP+LK、RP+RKそれぞれで通常投げ、→入れっ放しLP+LK、→入れっ放しRP+RKでロングレンジスローが導入された。ロングレンジスローは軽くステップインしながらのつかみ動作が特徴。ダウン時の受け身は、レバー受け身(後転受け身:←)と(クイック受け身:→)と、ボタン受け身(画面奥:RPorLP)と(画面手前:RKorLK)となった。ロングレンジスローで空中ダウンの相手をつかめるマードックなど、キャラごとに基本操作でも違いが現われている。また、モーションが基本技にいたるまで手を入れられているのも印象的だ。

しゃがみは1or2方向入れっ放し ジャンプは7or8or9方向入れっ放し ステップインは→→で行なえる
変化した横移動入力。直線的な技を回避することも可能 キャラクタによっては固有の特殊ステップもある
ロングレンジスロー。間合いを詰めながらつかむ動作を行なう

 さらに、技の属性にも変更が取り入れられている。「しゃがみステータス」、「ジャンプステータス」がそれ。しゃがみステータス技は上段攻撃をかわして攻撃が成立するというもの。ジャンプステータス技は、下段攻撃と同時に繰り出した場合、ジャンプ状態中に攻撃をかわして攻撃を当てることができるというもの。しゃがみステータス技に関しては、基本的に出が遅めになっているので、きちんと狙ってカウンターを取るような使い方をしないとかえって不利な状態になってしまうし、ジャンプステータス技もガードされたりかわされると危険な様子。より使いどころを見極めた「読み」を必要とする変更点といえる。

「しゃがみステータス」の技は上段攻撃とかち合っても勝つことができる
「ジャンプステータス」の技は下段攻撃とかち合うとかわすことができる

 ほかにも、「アンジュレーションの廃止」や「壁システムの変更」、「無限フィールドの復活」といった要素が存在する。特に「壁システム」は前作のような受け身は現状取れないが、このままの仕様かどうかはわからない。ただ、壁ヒットすることでコンボが変わってくるし、壁に叩きつけたときのダメージなど、まだまだ調整されるであろう要素は数多いので、完成版を待ちたいところだ。

 さて、プレイしてみた印象としてまず挙げられるのは、基本操作の変更によるものであることは間違いないが、全体的にレスポンスアップが図られていること。操作感覚は「4」より軽く、「TT」に近い印象だ。また、空中コンボも浮かせ技からの打撃に関しては「4」よりも段数的にアップした感があり、どのキャラにも浮かせ技から体力の50%近くを持っていくコンボが確認できた。

 炎の表現など、ステージ演出に合わせたエフェクトをはじめ、金貨の山に相手をたたきつけるとコインがはじけ飛んだり、岩場でダウンするような状態では地面から石の破片が飛び散ったり、演出も派手な方向へと進化。「TT」以前に見られた、どこまでも飛んで行きそうな吹き飛びリアクションは影を潜めた様子だが、きりもみダウンが増えていたりと爽快感に対するケアも十分。

マードックは空中コンボに空中投げも取り入れられるようになった


■ 新キャラ3人を加えた20人のデフォルトキャラにタイムリリースも!

20キャラが登場するセレクト画面は圧巻
 登場キャラクタは、以前紹介した「風間飛鳥」、「RAVEN(レイヴン)」、「馮威(フェン ウェイ)」の3人の新キャラに、「風間仁」、「三島一八」、「キング」、「スティーブ・フォックス」、「ポール・フェニックス」、「クリスティ・モンテイロ」、「レイ・ウーロン」、「吉光」、「マーシャル・ロウ」、「リー・チャオラン」、「ファラン」、「ブライアン・フューリー」、「ニーナ・ウイリアムズ」、「クレイグ・マードック」、「ジャック 5」、「ジュリア・チャン」、「リン・シャオユウ」という布陣。さらに、タイムリリースキャラが健在であることも明らかになっている。

 特に新キャラに注目してプレイしてみたが、レイヴンはパワーとスピードあふれる近代忍者。姿を一瞬消してワープする技があったり、下段技と蹴り技が豊富な印象。フェン ウェイは中国拳法のパワーファイター。ポールに近いが、相手を幻惑するような技も持っている。風間飛鳥は、「TT」まで登場していた風間準に近い技を持つが、かなり手が入っていることが感じ取れた。今から完成が待ち遠しい。

(C)1994 1995 1996 1999 2001 2004 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「鉄拳オフィシャル」のホームページ
http://www.tekken-official.jp/
□関連情報
【6月30日】セガ、サミー、ナムコ、光ファイバーによるアミューズメントネットワーク構築で合意
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040630/allnet.htm
【5月19日】ナムコ、E3で公開した「鉄拳5」動画を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040519/tekken5.htm
【5月12日】ナムコ、シリーズ最新作、AC「鉄拳5」を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040512/tekken.htm

(2004年7月6日)

[Reported by 佐伯憲司]


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