価格：7,140円

　株式会社チュンソフトは、プレイステーション 2用「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」の発売記念イベントを渋谷TSUTAYAで実施した。このイベントには、「金八先生」の物まねで有名なジョーダンズの三又氏が招かれた。

　平日の昼間にも関わらず、会場に詰め掛けた熱心な金八ファン(?)は約30人。三又氏は会場の「3年B組! 金八先生!」の掛け声にあわせて颯爽と登場。ステージに上がるやいなや、「声が小さい! もう1回やり直し!」といきなりの金八先生のノリで会場を沸かせた。

　イベントは三又氏扮する「金八先生」のトークショーという形で、ゲームの面白い部分や見所などが紹介された。まず「面白いところは?」と尋ねられた三又氏は、「20人の生徒を受け持つ先生になれるんです。卒業の歌といえば『贈る言葉』……ではなくて『仰げば尊し』ですが、ひとりの生徒のシナリオをクリアすると、その生徒が歌ってくれます。20人全員をクリアすれば全員が大合唱してくれるんですよ! 感動的なゲームです。僕も号泣しました」と、「ロールプレイドラマ」というジャンルの面白さを力説。

　続けてゲームのコツを語る三又氏。「生徒の問題を解決するのではなく、問題を見つけることがポイントです……と前のイベントで武田さん(武田鉄矢氏)が言ってました」と笑いを取ることも忘れない。

　ゲームに武田鉄矢氏の声が入っていることについては、「いろんな名台詞が入っています。僕もこれを聞いてもっと勉強します」と長年「金八先生」の物まねをしてきた三又氏らしいセリフが。さらに「“2”がでたときには、今度は僕も声をやりたいですね。こういうイベントには呼ばれるんですが、声の仕事は全然来ないんです」と冗談を飛ばすも、「そりゃそうだろうなあ」と笑いのない会場。「この反応の薄さじゃ無理そうですね!」というフォローに今度は会場から笑いが起こった。

　その後も「実は金八先生の物まねは姉から教わったんです」といった裏話や、司会の女性の「3年B組!」という掛け声に「そんな声じゃダメ。それじゃ生徒がワーッと集まってきません。もっとバカにならないと!」とお手本を見せるなど、「金八先生」づくしのトークショーとなった。

　このほか会場では、ゲームプレイの様子を実際に見ながら、ゲーム内の正しい選択肢を当てる「試遊模擬テスト」を実施。正解者にはキャラクタのイラストが入った特製スーパーボールがプレゼントされた。また間違えた人にも、三又氏が「これはこれで欲しい」という「ダメ教師缶バッジ」が配られていた。このほか、ソフトの購入者を対象に、三又氏のサイン会や撮影会も実施された。

　このイベントは、25日以降も他のゲーム販売店で開催される予定。日程や内容については、チュンソフトの公式サイトに掲載されている。今回のイベントを逃したという人も、今後開催予定の店舗へ足を運んでみてはいかがだろうか。

会場の「金八先生!」の掛け声に合わせて、いきなりステージ横から登場する三又氏	「ゲーム買いなさいよ、このバカチンが!」など「金八先生」ネタを交えながらの宣伝もばっちり	司会の女性の掛け声にダメ出し。「こうやるんです。3年ベー組!」

(C)2004 CHUNSOFT 『3年B組金八先生』はTBSの著作物です。

□チュンソフトのホームページ
http://www.chunsoft.co.jp/
□「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」のページ
http://www.chunsoft.co.jp/game/3b/index.html
□関連情報
【6月17日】チュンソフト、PS2「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」
ジョーダンズ三又登場の発売記念イベントを実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040617/chun.htm
【5月17日】チュンソフト、「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」 ゲームシステムの紹介ムービーを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040517/chun.htm
【3月25日】チュンソフト、「20周年記念新作発表会」開催
武田鉄矢氏、上戸彩さん、鈴木正幸氏が登場!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040325/chun.htm
【2月27日】チュンソフト、PS2「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」
武田鉄矢さん出演のCM撮影を公開
「ゲームに負けないTVドラマを作らないと」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040227/chun.htm

(2004年6月24日)

[Reported by 石田賀津男]

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