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クライテリオン・ソフトウェア、物理シミュレータエンジン |
2月4日に開催されたクライテリオン・ソフトウェアの発表会でのスライド |
株式会社クライテリオン・ソフトウェアは、同社のゲーム開発用ミドルウェア「RenderWeare」シリーズの物理シミュレーションエンジン「RenderWare Physics」の発売を4月5日から開始した。価格は月額504,000円 (12カ月以上一括購入の場合、月額420,000円)。
「RenderWare Physics」は、2月に発表された家庭用ゲーム統合開発ソリューション「RenderWare Studio」の発表時に、すでに公開されていたプロダクトで、3Dグラフィックスが高度化する段階で必要となった物理シミュレータエンジンをミドルウェアとして販売するというもの。「HAVOK2」エンジンなど物理シミュレータエンジンの注目度は高まっており、今後もゲーム開発会社の需要は高まると見ている。
「RenderWare Physics」では、外部からキャラクタに加わった力により、どういった動きを演じるのかといった“キャラクタ物理シミュレーション”や、オブジェクト同士を結びつけ、自由度やま曲りにくさなどを設定できるといった機能も搭載している。オブジェクト間の相互作用を写実的に表現する“剛体シミュレーション”なども用意されている。
2月の発表会では物理シミュレータの他に、A.I.エンジン「RenderWare A.I.」のリリースが予定されていることも明らかにしている
□クライテリオン・ソフトウェアのホームページ
http://www.criterion.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.criterion.co.jp/pr/040402.htm
□関連情報
【2月4日】クライテリオン・ソフトウェア、開発コストを大幅に削減させる
「RenderWare Studio」を発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040204/render.htm
(2004年4月5日)
[Reported by 船津稔]
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