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ハドソン、PS2「天外魔境III NAMIDA」のテーマ曲は
サラ・ブライトマンに決定

サラ・ブライトマン
4月2日 発表

【天外魔境III NAMIDA】
2004年 発売予定

価格:未定

テーマ曲「NAMIDA (When Firebirds Cry)」も収録されているアルバム「ハレム アルティメット・エディション」。6月9日発売予定
 株式会社ハドソンは4月2日、2004年の発売を予定しているプレイステーション 2用RPG「天外魔境III NAMIDA」のテーマ曲に、世界の歌姫として名声を博しているサラ・ブライトマンを起用したと発表した。

 「天外魔境III NAMIDA」は昨年夏に行なわれたイベント「天外魔境覚醒祭」において制作中であることが明らかにされたシリーズ最新作。PCエンジンで制作され、一度制作が中断された曰く付きの作品だが、2003年の12月には新日本フィルハーモニー交響楽団によるフルオーケストラによる楽曲の収録も終え、順調に制作は進行しているようだ。もちろん企画・監修は広井王子氏で、音楽監督は加藤和彦氏。出演声優も櫻井孝宏さん、日高のり子さん、柊瑠美さんと豪華なスタッフで制作が進められている。

 今回、サラ・ブライトマンさんが歌うことになったテーマ曲「NAMIDA (When Firebirds Cry)」は、加藤和彦氏書き下ろしで、作詞はYMOの曲も手掛けたクリス・モスデル氏。演奏は前述の通り新日本フィルハーモニー交響楽団が担当し、指揮は佐渡裕氏。この曲は6月9日に発売されるアルバム「ハレム アルティメット・エディション」に収録される。

 サラさんの起用について加藤氏は「伸びやかで透明感に溢れ、力強いけれど叙情的でもあるサラの歌声は、日本人の耳にも非常に親しみやすいし、彼女自身がオリエンタルな雰囲気を持っている。『天外魔境』のテーマは壮大な『和』だが、今作の舞台は九州がモチーフだから沖縄や中国の音楽も意識し"オリエンタルな和風"を目指した。この壮大な曲を歌うのは彼女しかいないと思った」とコメントしている。さらりと舞台が九州であることが明かされていることも注目だ。これまでからシリーズ作品ごとに有名作曲家などを起用してきた同作品だが、今作もこれまで以上にスケールの大きな作品に仕上がりそうだ。

 なお、当初「天外魔境III NAMIDA」のプラットフォームは、プレイステーション 2とニンテンドーゲームキューブとされていたが、「ゲーム内容が予想以上に膨大なものになったこと、及びクオリティの向上含め再検討した結果、両機種で制作することが非常に困難である」と判断し、プラットフォームはプレイステーション 2のみへと変更された。

□ハドソンのホームページ
http://www.hudson.co.jp/
□「天外魔境」のページ
http://tengai.jp/pc/
□関連情報
【2003年7月7日】ハドソン、「天外魔境」復活!
豪華スタッフ、キャストを交えて「天外魔境覚醒祭」を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030707/hudson.htm
【2003年1月25日】ハドソン、「天外魔境III NAMIDA」楽曲のフルオーケストラ収録を完了
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031225/tengai.htm

(2004年4月2日)

[Reported by 船津稔]


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