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「Xbox Championship Vol.4 ~DEAD OR ALIVE 3」
団体戦、個人戦ともに関西勢が制覇

3月7日 決勝戦開催

会場:スタジオアルタ

パフォーマンスも飛び出した個人戦だったが、戦いはシビアなものに。唯一の女性参加者も1回戦で敗退
兄弟3人でのチームも登場。バースで会場を沸かせた
ハヤテの台頭が目立った
 マイクロソフト株式会社は、Xboxの人気タイトルで戦う「Xbox Championship」の決勝戦を3月7日、新宿スタジオアルタにて開催した。

 全国各地の地区予選を勝ち抜いた個人戦上位入賞者32名、および団体戦上位11チームが出場した「Vol.4」は、テクモ株式会社の「DEAD OR ALIVE(DOA) 3」を使用。今回は個人戦、団体戦の2種目が行なわれ、賞品総額約200万円相当、個人戦優勝者には現金50万円、準優勝者は現金30万円、3位には現金10万円、さらに「DOA Beach in Hawaii(既報のハワイ招待イベント)」へ招待され、団体戦優勝チームにはJTB旅行券15万円分、準優勝チームはJTB旅行券9万円分がプレゼントされるとあって、大会はかなりシビアな雰囲気かと思われたが、実際には4回目となる「Xbox Championship」だけに、知り合いも多くいたこともあってか、どことなく和らいだ雰囲気の中、大会が進行した。他のゲームで名を馳せたプレーヤーが多数見受けられたり、「DOA2」全国大会優勝者などもエントリーしており、激戦が期待された。

 キャラクタで目立ったのは、個人戦ではやはり歴代「DOA」シリーズで性能の高さが評判のあやね、そして「3」で新キャラとして追加されたハヤテ。また、ゲン・フー、11日に発売される「NINJA GAIDEN」の主人公でもあるハヤブサ、Xbox特別バージョンも出るかすみ、さらにジャン・リー、レイ・ファンといったあたりが中心。一方団体戦では、個人戦のキャラに加え、ブラッド・ウォン、クリスティ、バース、ザック、エレナ、ヒトミといったあたりが顔を出し、会場を沸かせていた。

 この大会で印象的だったのは、そのルール。時間設定が「NO-LIMIT」つまり、体力ゲージが0になるまで勝敗は決しないというもので、個人戦は3本先取。団体戦は3人1チームで、1本ずつを戦い、3本先取(3戦目以降はチームの誰が戦ってもかまわない)というもの。記者は対戦格闘ゲームの大会を何度も取材しているが、時間無限のある意味デスマッチルールはあまりみたことがないので驚いた。また予選大会では団体戦は2本先取というルールだということもびっくりした。ステージはランダム選択。

 いざ始まってみると、2PとP、4Pのカウンターからコンボを決め、技の出の速さと攻撃力のバランスが取れたあやね、攻撃回避能力の高い横移動中P+Kを連続して繰り出し、技を出した相手の背後を狙ってコンボをつなげていくハヤテ、基本どおりに6Pカウンターを狙い、浮かせ技のコンボと、ホールドからの飯綱落としを狙っていくハヤブサ、22Pでの軸ずらし攻撃、236F+Pからのコンボ、下段投げや下段ホールドからのコンボを軸にしたゲン・フー勢が順当に勝ち上がってきた。特に、ハヤテの横移動中P+K対策が命運を分けた気がする。技の出掛かりをつぶしてしまうか、攻撃をかわされて軸がずれたときの対応がこなせたかがキーとなったように見受けられた。わかっていてもつぶすにはなかなか骨の折れる技だけに、対戦相手はこの技に苦労していた様子がありありと伺えた。

 団体戦の決勝にコマを進めたのは、関西代表の「犬耳っ娘&ガングレイヴ&子猫ちゃんラブ」チームと、関東代表の「勝確すぎて」チーム。ハヤテ×2、ブラッドという組み合わせの「犬耳~」チームと、あやね、かすみ、ゲン・フーという「勝確~」チームの対決となったが、ハヤテつぶしとブラッドの酔拳にてこずったか、「犬耳~」チームが勝利を手にした。

 個人の決勝戦は「犬耳~」チーム所属で全国制覇を成し遂げた大久保和哉氏のハヤテと「ゆかし」氏のハヤブサ。開始前「辱めてやります」と力強く公言した「ゆかし」氏だったが、やはり横移動中P+Kを裁ききれなかったのか、ホールド飯綱落としの切れ味も鈍り、大久保氏が個人、団体ともに全国制覇を成し遂げた。

 個人戦3位には、「Xbox Championship Vol.2」で優勝した田中雅人さん(関西代表)が、第4位には「Xbox Championship Vol.1」で入賞した「遊(ゆう)」さんが入った。

団体戦決勝に臨む両チーム。左が「犬耳っ娘&ガングレイヴ&子猫ちゃんラブ」チーム、右が「勝確すぎて」チーム 大久保氏(左)と「ゆかし」氏(右)との対決となった個人戦決勝

スタジオアルタ1Fのデートプラザにて、「NINJA GAIDEN」の試遊コーナーが設けられていた
 決勝戦前には昼食タイムが設けられ、豪華賞品の当たるビンゴ大会も行なわれた。そこへゲストとして登場したのはタレントの下村真里さん。下村さんは決勝戦の後、プレゼンテーターとして、テクモの「DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball」に登場し、テクモから実際に販売されている水着を着て現れ、会場はカメラのフラッシュの洪水となった。下村さんは「DEAD OR ALIVE Online」の発売を記念して、抽選で50名をハワイのイベントに招待する「DOA Beach in HAWAii」にも同行する。

下村真里さんがゲストとして登場。ビンゴ大会のアシストをした後、水着で表彰式のプレゼンターとして活躍した。「DOA Beach in HAWAii」にも同行する


□Xboxのホームページ
http://www.xbox.com/ja-jp/
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□「Xbox Championship Vol.4 ~DEAD OR ALIVE 3」のページ
http://www.xbox.com/ja-JP/event/championship/vol4/default.htm
□関連情報
【2003年9月28日】TGS2003ブースレポート ~Xbox編 Part3~「Xbox Championship Vol.2」決勝戦がXboxブースで開催。関西地区代表の田中雅人さんが見事優勝を勝ち取る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030928/xbox.htm

(2004年3月7日)

[Reported by 佐伯憲司]


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