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春の「東京インターナショナル・ギフト・ショー」開幕 |
会場:東京ビッグサイト
「WE LOVE GUITAR」をアピールするためにタカラブースに現われたギタリストの野村義男さん |
パーソナルギフトとはなにか? という定義が曖昧なため、東京ビッグサイトの全スペースを使った広大な展示会場になんと約2,250社が出展している。IT関連商品が出展されている隣でTシャツが展示されていたり、円谷プロやNHKがキャラクタの版権をアピールしたりしている。ホールによってはピースコンなどを展示しているタミヤの隣で家具などが取り扱われている。とにかくなんでも有りという印象だ。
その一角に出展していたのがバンダイ、コナミ、トミー、タカラといった玩具系の会社。流行の癒やし系のキャラクタを前面に押し出す一方、バンダイブースでは4月の発売が予定されているラジコン“ハロ”「デジハロ」や、「たまごっちプラス」を前面に押し出しアピール。タカラのブースでは夢を見る機械「夢見工房」をはじめ、ちょっぴり変わった商品の展示を行なっていた。実は面白そうな商品が2点ほど展示されていたのだが、まだ商品企画段階でデザインも決定しておらず、取材することができなかったのが残念だった。
そのタカラブースでは、1月に行なわれた「2004 コナミ・タカラ新商品合同発表会」で披露された、手軽にギターを楽しめる「WE LOVE GUITAR」を通路側のよく見えるところに展示。イベントではギタリストの野村義男さんも登場。「WE LOVE GUITAR」を持ち歩いてミュージシャン仲間にみせたそうだがみんな興味津々だったという。「『WE LOVE GUITAR』の一番の利点は持ち運びが楽なこと。どこにでも持ち歩ける」とコメント。また「FmとかGmとか色々なコードがあってギターをはじめようと思って挫折した人もいると思う。そういう人にはボタンひとつでコードが引けるので、楽譜を見ながら簡単に弾くこともできるのでは」と楽器にトライしながらも挫折してしまった人に「WE LOVE GUITAR」をアピールした。
野村さんは「浜崎あゆみさんのライブに参加するので、舞台で全曲これで弾こうかな」と冗談交じりにコメント。「あゆにも見せてみようかな……。でもその前にオレが上手くならないとね」と答え会場の笑いを誘った。
このほか面白いところではトミー系列のユーメイトのブースでゲームボーイアドバンスSPの外側に貼ってデコレーションするシールが展示されていた。クルッと包み込むように順番にシールを貼っていく。GBA SP本体の保護にもなるという。ちなみに内側にはシールは貼らないのだという。これは「ボタンなどがあるため、剥がれやすくなる」ということから貼らないのだという。会場には「ポケットモンスター」が展示されていたが、、「スーパーマリオアドバンス4」のシールの発売も予定されている。
セガ・ロジスティクスサービスのブースでは、フロアマットと2.1chスピーカーアンプがいっしょになった「ピラマットPM300」が出展されていた。ヘッドレスト部分にスピーカーが付いていて、寝ころんでゲームを楽しむだけでなく、重低音サウンドシステムを搭載しているため、音を体感できるシステムになっている。「ピラマットPM300」は24,800円で、2月19日から楽天の同社通販サイトで正式販売が開始される。
会場を見た限り、今年のはやりは音に反応して踊ったり鳴いたりするマスコットだろう。本当にたくさんの商品が展示されていて、癒やし系と相まって、この傾向は今後も続きそうだ。
(2004年2月17日)
[Reported by 船津稔]
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