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「武者震」シリーズ新作フライトシム用コクピット |
価格:25,000円
「MS-007」のほぼすべてのパーツ。分解すればかなりコンパクトになる |
左右に伸びるシャフトの基部で前後にスライドアジャスト可能 |
「MS-007」は、ドライビングコクピットシミュレータとして発売中の「MS-001」とシート部分を共通化させ、フロント下部から両サイドへと延びる小型スティックスタンドを2つ増設した形になっている。フライトスティックを対応させるということで、「操縦桿(コントロールスティック)がセンターポジションにないのは……」とお考えの方もいらっしゃると思われるが、F-16のフライトコントローラを制作したスラストマスターのプロダクトマネージャーに協力を仰ぎ、今のスタイルに落ち着いたという。
「武者震」シリーズといえば、しっかりしたホールド感覚でシンプルなシートと、豊富なアジャスト機能がウリのひとつだが、シートにはウレタンパッド入りの専用カバー(ゲーマーズチェアーパッド)が同梱されているのはうれしい。
「MS-007」も、サイドテーブルを支えるフレーム部分には前後、上下にポイントが設けられており位置調整が可能となっているうえ、さらに両テーブルをつなぐシャフトの位置も前後にスライドできる仕様になっている。シャフト、各テーブルの足の部分には、プラスチックおよびゴムによる足がついており床への配慮がなされており、テーブル部分の足はスクリュー式ネジで固定されているので、多少の凹凸ならアジャストが可能。
カラーはフレームがクリスタルシルバー、シートはブラックのみ。素材は、フレームはスチール、シートはFRP製であるのは「MS-001」と同様。重量は全体で5Kg。テーブルを設置した場合のサイズは、全長1,020mm×全幅1,000mm×前高460mm(いずれも標準位置)となっている。
テーブル部分はスチールに塗装してあるのみだが、フライトスティックの多くには底面にゴムパッドが敷かれていたり、吸盤が設定されているので、固定は至極容易にできているといえる。上手く固定できないようなら、市販のシートなどを貼り付けてみると使い勝手が向上するだろう。
この「MS-007」は、株式会社HORIが2月5日に発売する予定の「フライトスティック2」に完全対応。「フライトスティック2」がスロットル部分とスティック部分にセパレート化されているので、うってつけの格好となっている。
また、5.1chスピーカースタンドも予価7,000円で登場する予定となっている。
なお、「MS-001」ではシート部分は組み立て済みだったが、「MS-007」では梱包の都合でシートも分解された形になっており、ビス4つで組み付ける必要がある点には注意していただきたい。また、フライトシム対応パーツのみでは現状販売されていない。逆に、このシート(ドライビングパーツ、フライトシムパーツは接続できない)を「MS-002」コンフォートチェアーとして13,000円で販売中だ(カラーはオレンジと白)。
「MS-002」コンフォートチェアー |
取扱店だが、秋葉原のOVERTOP、三重のフライトシミュレータ専門店「ファイナルアプローチ」、そしてAmazon.co.jpのマーケットプレイスで購入することができる。また、直接M-S-Yに問い合わせしてみるのもいいだろう。
【問合せ先】
昌屋有限会社(M-S-Y)
メールアドレス:info@m-s-y.com
□M-S-Yのホームページ(英文)
http://www.m-s-y.com/
□プレスリリース
http://www.m-s-y.com/news.html
□関連情報
【2003年10月29日】フライトシム向けなどオプションも開発中!
Driving cockpit simulator「武者震」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031029/musya.htm
(2004年1月30日)
[Reported by 佐伯憲司]
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