フライトシム向けなどオプションも開発中!
Driving cockpit simulator「武者震」
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MS-001 |
9月30日より発売中
価格:24,800円(MS-001)
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シンプルながらも最適化された各パーツ |
昌屋有限会社(M-S-Y)がE3に出展したドライビングコクピットシミュレータ「武者震」。この「武者震」シリーズの第1弾として、「MS-001(リアルコクピットシミュレータ)」がすでに発売されている。今冬、「R:RACING REVOLUTION(ナムコ:PS2、GC、Xbox)」、「グランツーリスモ4“プロローグ版”(SCEJ:PS2)」など、レースゲームタイトルが数多く発売される。ハンドルコントローラでこのタイプのゲームを楽しもうと考える人、以前からハンドルコントローラを購入した人は多いと思うが、ことコントローラの設置にはなかなか苦労しているのではないだろうか?
今回紹介する「MS-001」は、ハンドルコントローラに最適なポジションをとりながらも、収納やアタッチメントなど、今後を見据えたドライビングコクピットシミュレータとして開発されている。実車に乗る方にはおわかりかと思うが、ハンドルコントローラにないステアリング前後のアジャストが可能。カート用をモチーフにした、ローバック式のFRP製バケットシート、そして角度調節機能の付いたペダルコントローラマウントなど、プレイにあたって最適化されたポジションが取れ、疲れにくい姿勢でゲームが楽しめるというシロモノだ。
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コンパクトに収納できる |
さらに、コントローラやペダルユニットの固定部には滑りにくいシートが添付され、シートと本体はパイプひとつ(ネジで固定する)で接続されているため、未使用時はコンパクトに収納が可能。重量は14Kgに収まっている。外寸は570×895~1,700×550mm(全幅×全長×全高)。身長177cm、ウェスト100cmの体格を基準に設計されているそうだが、家庭での使用時はクッションなどを利用してさらに最適なポジションを得ることができるだろう。
さらに、M-S-Yのページでも告知されているが、今後、フライトシミュレータ向けのアダプタや、LCDモニタセットなど、シリーズがさらにバリエーションアップされていく計画が明らかになっているのは、周辺機器購入でいつも「これだけの機能じゃ……」と躊躇している人には朗報といえる。
また、シートに実際に座らせてもらったのだが、バケットシートながら多少の余裕があり、乗降(?)もしやすい。アメリカンスタイルのチェアとして、これだけでも床にTVなどを置いて生活している人には向いているのではないだろうか? 実際記者もシートにすわらせてもらったのだが、家庭の事情さえ許せば「欲しい」と思える一品だった。ちゃんとアジャストされた環境なら、ゲームを遊ぶための気合の入りも違おうというもの。各種滑り止めも効いているし、おもったよりもゆったりと、疲れずにプレイできそうだ。
なお、現在このMS-001はM-S-Yへ直接連絡を取って購入する、まさに直販での販売方法しか購入手段がない。気になる方は、M-S-Yのサイトから「contuct us」をクリックし、メールでお問い合わせいただきたい(英語サイトだが、対応は日本語で行なわれる)。
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コントローラを固定する台は前後にアジャストできる |
フットペダルを設置するパーツ。角度の変更が可能 |
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FRP製のシートをカバーするオプションのアタッチメント。シートにかぶせる形でセットし、さらにすわり心地がマイルドになる |
シートと本体はネジ止めされるパイプ1本で接続。足の長さに応じてアジャストできる |
□M-S-Yのホームページ(英文)
http://www.m-s-y.com/
□製品情報
http://www.m-s-y.com/products.html
□関連情報
【5月19日】KENTIAホールで日本未発売のコントローラ群を発見
違和感のないPS2用無線コントローラに注目
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030519/control.htm
(2003年10月29日)
[Reported by 佐伯憲司]
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