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デジタルエンタテインメントアカデミー、2003年度制作発表会を |
会場:デジタルテンタテインメントアカデミー校舎
入場料:無料
株式会社デジタルエンタテインメントアカデミーは、卒業年次生を中心とした個人作品の展示を行なう2003年度の制作発表会を1月29日から31日までの日程で開催する。29、30日はビジネスデイになっているが、31日は一般公開日(入場無料)となっている。ビジネスディ初日の29日は、マスコミ関係者などが会場を訪れた。
制作発表会は、卒業年次生によるプレイステーション 2やニンテンドウゲームキューブなどのプラットフォームで動くチーム作品や、プログラムエキスパート、グラフィックデザイン各コースの1、2年次生らが制作した「ゲーム」、「ツール」および「グラフィック」、「原画」、「音楽」などの作品を個別に展示している。
また、来年度からモバイルコースが新設されることもあって、携帯ゲームもエリアをとって展示されていた。会場となる教室では、生徒のオリジナルゲーム作品を実際にプレイしたり、原画やゲームの企画案を閲覧することができるほか、実際に制作した学生の説明を受けることもできる。
今回大きくスペースをとって展示されていたのは、「ちくちくアップリケーション(PS2)」と、「ペイントサークル(GC)」。どちらもマスターコース生による協同制作作品。「ちくちく~」は、ぬいぐるみの世界で敵をアップリケにすることで倒すという3Dアクションゲームになっており、糸を使ったアクションが特徴。敵を縫い付けて振り回したり、川を飛び越えるときは糸をロープ代わりにするワイアーアクションが可能。縫い付けた敵を特定の場所に貼り付ける(アップリケにする)ところが斬新。
かたや、「ペイント~」は、絵の具を使って敵を囲う(地面に線をペイントし、それで敵の周囲をくるっと回って線をつなぐ)と倒すことができるというこちらも3Dアクション。敵を叩いて気絶させている間に、それぞれの敵に合わせた色の絵の具で地面で囲みを作るというのが基本的攻略パターンになっている。
単なるワイアーアクションではない「ちくちくアップリケーション」 | ペイントをうまくゲームシステムに織り込んだ「ペイントサークル」 |
早くからコンシューマ実機の開発環境に触れ、制作してきた作品群。興味のある方は会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
携帯などモバイル向けのコースが来年からスタートすることもあり、携帯だけの展示会場も用意 | ネットワーク対応ゲームも展示。テクノロジの進化についていくのも大変そうだ | ディスプレイの仕方にもいろいろ工夫が見られた。ヘッドホンを用意したり、パネルを凝ってみたり……会場を訪れた際にはこのあたりにも注目してもらいたい |
□デジタルエンタテインメントアカデミーのホームページ
http://www.d-e-a.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.d-e-a.co.jp/about/news/index.html#dea_exhi
□関連情報
【2001年1月25日】デジタルエンタテインメントアカデミー、生徒作品を発表
27日に一般公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010125/dea.htm
(2004年1月29日)
[Reported by 佐伯憲司]
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