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★Xboxスペシャル体験連載★
このゲームの魅力はリアルな操作感と世界設定にある。
■ パイロットとして登録する 戦場でVT(VERTICAL TANK)と呼ばれる機体を操縦して戦うパイロット、それがプレーヤーの立場だ。ゲームはまずは、自分のことをパイロットとして登録することから始まる。パイロットは、キャンペーンとフリーミッションで1名ずつ登録できる。キャンペーンでは勢力によって使用できるVTに差があるため、所属勢力を慎重に決めたいところだ。特に、所属勢力以外のVTを手に入れるのは困難なので、最初の勢力選びが重要となる。 また、フリーミッションでも、キャンペーンモードで入手した事があるVTから使用する機体を選択することになる。そのため、自分の勢力をはっきり決めてから、パイロットの登録に臨むのがいいだろう。 ■ プロフィールの入力 パイロット登録時の年齢の入力で、18歳以下の年齢を入力すると学徒兵と呼ばれる。逆に、年齢を上げていけば、古参兵や老兵を作ることも可能だ。自分のパイロットに対するイメージにあわせて、決定するとよいだろう。性別は顔を選ぶ際に関係してくる。顔の選択まで進んでからこの画面に戻ってくることも可能なので、顔グラフィックを確認してから、この画面に戻ってくるのもよいだろう。
パイロットの国籍を入力する欄は、どこの国からログインしているかを示す国名ではない。しかし、アメリカなど英語圏の国を選択しておくと、外国人の参加者に英語で話しかけられることもある。特にこだわりがないなら、日本国籍にしておくのが無難だと言えるだろう。 ■ カーソルの操作 このようなメニュー画面での操作は、ゲーム中共通の操作となっている。左手親指の位置にあるサイトチェンジスティックでカーソルの上下左右を、右手親指の位置にあるメインウェポンボタンで決定、ロックオンボタンで取消となる。この操作は、ゲームを通じて最もよく使用する操作方法になる。
年齢や生年月日などを入力し、顔を選んだらいよいよ勢力を選択する。いきなり勢力を決める前に、フリーミッションで各勢力のVTに慣れておいた方がいいかもしれない。こちらのモードならば、最初から各勢力で初期に入手できるVTをひと通り選択できるからだ。勢力が決まったら、パイロットの完成。いよいよ戦場へ旅立つこととなる。
■ 機体を手に入れる
キャンペーンでセッションと呼ばれる戦闘に参加するには、VTを所持していなければならない。
キャンペーンモードでVTを撃破された場合、予備機を持っていなければ再出撃することができない。
■ 武装の選択を行なう このゲームでは、セッションとは、戦闘全体をあらわす言葉だ。セッションにおいて、武装の選択は作戦成功への鍵を握る重要な部分だ。各VTの特色を活かすことができれば、相手よりも有利な戦いができる。そのためにも、各VTの特色にあわせた武装を選ぶべきである。自機の性能や、作戦上の役割を考えて選択しよう。各VTの武装は、3種類まで事前にセッティングして用意しておくことができる。そのため、サポート向き、前衛向き、などいくつか用途ごとにセッティングしておけば、間違いが少ない。 また、専用の武装が用意されているVTに関しては、専用の武装の火力が同クラスのVTに比べ勝っていたり、特殊なあたり判定を持つ武装だったりと、強力な物であることが多い。もし、専用の武装を装備していない場合には、戦友たちの期待に沿った活躍ができないことも多いため、武装にこだわる場合でも、3種類のセッティングのうち、ひとつはオーソドックスな設定にしておくのが良いだろう。セッティングした武装は、セッション中のVT選択時に、自軍の戦友たちにも公開される。武装の情報を交換するのが楽になるため、できるだけ事前にセッティングを行なうようにしたい。
■ 機体を塗装するには 今回、これまでから要望が多かった、VTの塗装ができるようになった。 【HEADQUARTES】から【MAINTENANCE BN】を選び、【EDIT VT COLOR】を選択すると、VTの塗装ツールがあらわれる。 このツールは、VTの大まかなパーツごとに色を塗り替えていくシステムになっている。パーツを選択して、色を変更するのが基本の手順となる。この時、塗装するために作成した色は、コピーしてVTの別の部分に塗装(ペースト)することもできる。このため、全ての部分で色を作成する必要は無い。コピーとペーストを使いこなして、イメージの統一された塗装を行なうのも簡単だ。もちろん、全体を同じ色で塗装するために専用のツールも用意されている。 しかし、その一方で派手に目立って活躍したい人は、思い通りのカラーでVTを彩ることもできる。パーソナルカラーで自己主張したい人は、目立つカラーに塗り替えて、どんどん戦って欲しい。 一度VTに塗装を行なえば、その後は塗り替えたVTが必ずその塗装で登場するようになる。もし、特定のマップに対応した塗装を行なうのなら、気をつけなければならない。マップによっては、マッチする色が大幅に違うからだ。
カラーリングは単純に塗装するだけでなく、迷彩も施せる。迷彩は、塗装のメニューから【PATTERN SELECT】を選択することで施せる。
戦場では自分のVTに目立たない塗装をしておいた方が有利なのは想像に難くない。実際に、現実世界の軍隊も低視認性(ロービジリティ)の塗装を常に研究している程だ。もちろん、このゲームでもロービジリティー迷彩は有効に作用する。塗装ツールにも通常の塗装に加えて、3種類の迷彩パターンが用意されている。その3種類の迷彩は次の通りだ。
パターンを選択したら、先ほどボディーの色を作成したのと同じように、色味を変更する事ができる。ピンクの迷彩や雪上迷彩、さらには洋上迷彩なども簡単に作成することができる。ただし、迷彩を施す場合には、VT全体に迷彩が施されるので注意が必要だ。 ■ エンブレムの作成
自分のエンブレムを作成して、VTに貼り付けることができる。【MAINTENANCE BN】から、【EDIT EMBLEM】を選択すれば、エンブレムの作成画面だ。また、エンブレムはトレードすることが可能となっている。つまり自分の作ったエンブレムを僚友に渡すことも可能なのだ。これを利用して、チームのエンブレムを設定しておけば、チームの連帯感が高まりよりいっそうセッションを楽しむことができるだろう。
エンブレムの作成画面は、ドットをポチポチと置いていくタイプ。オーソドックスで使いやすいツールとなっている。さらに、事前に登録されているパターンを組み合わせることで、手軽にエンブレムを作ることができる便利なパターン機能が付いている。登録されているパターンは、重ねることができるため、組み合わせる順番を考えればオリジナリティーのあふれるエンブレムの作成が可能となっている。 さて、ここまでで戦場へ向かう準備は整った。自分のVTのチェックを済ませ、仲間を集めよう。
■ セッションの作成 まずは、自分でセッションを作成する方法を説明する。まだ自分が参加可能なセッションが無い場合などには、セッションを作成しなければならないからだ。そのため、いつでも自分でセッションを作れるようになっておきたい。
メインメニューの【Mission Select】から【Match Making】を選んでセッションを作成する。まずは、マップを選択すること。キャンペーンでは、攻撃側、防御側の勝利条件も確認しておく。フリーミッションの場合は、ここでルールの設定を同時に行なう。オーソドックスな対戦のコンクエストと、バトルロイヤル。ちょっと変わったキャプチャー・ザ・コンテナの3種類のルールがある。 2:勢力の割り振り 続いて、攻撃側、防御側それぞれに勢力を割り振る。マップによっては、勢力によってかなり得意なシチュエーションや、逆に苦手な状況も発生する。そのため、不公平感がないようなマップ選択を心がけたい。もちろん、わざと不利な状況を設定して遊ぶのも楽しいだろう。 3:参加人数の調整 最大参加人数を変更することで、戦略も大幅に変わる。キャンペーンの最低参加人数は、攻撃側、防御側それぞれ3人。フリーミッションならば、1vs1のセッションも楽しむことができる。人数が少ない時間帯だったり、ハンディキャップマッチを組みたい場合は、わざとアンバランスな人数にしてみるのも楽しいかもしれない。 ■ セッションにお邪魔する
自分がセッションを作成しなくても、すでにパイロットを募集しているセッションにお邪魔することもできる。
セッション作成後のプレーヤー待ち画面では、参加者のプロフィールや戦績を見ることができる。 ■ 人数がそろったら
戦闘が始まったら、まずVTの選択を行なう。マップの地形を理解し、待ち伏せるのか、攻撃に徹するのか、それとも、守備を固めるのか。この時点で決めなければならないことは多い。VTの選択の後に、ブリーフィングがあるので、複数のルートに分かれて攻める場合などは、誰が同じルートを移動するのか確認しておくこと。ブリーフィング画面では、誰がどのVTに乗っているか、どのような装備かという情報が表示されないので、同じチームの参加者をしっかり把握しながら説明していこう。 ■ もし人数がそろわなかったら
自分がセッションを作成した場合、最大人数に達しないものの、必要最低限の人数がそろっている場合がある。この場合には、これ以上の募集を打ちきって、セッションをはじめることができる。ただし、参加者の同意が得られないとセッションを開始することができないので注意。逆に、参加者は両勢力の人数があっていない場合などもう少し募集を続けたい場合は、戦闘を開始するのに反対することもできる。
■ PILOT TESTNEWS
PILOT TESTもすでに第5TURNも終わり、残すところ数TURNを数えるほどとなった。 ■ 勢力変更イベントとは
第2TURNから行なわれた勢力変更イベント。勢力変更イベント中は、【HEADQUARTES】から、【ENLISTMENT OFFICE】を選択することで、勢力の変更を行なう事ができる。勢力を変更すると、パイロットの経歴などに変化があらわれる。このような表示から、自分の経歴について空想を広げる事ができる。リアルな世界観を構築している「鉄騎」シリーズならではの楽しみと言えるだろう。
第2世代VTの中から、遭遇する可能性の高い機種を選んで、紹介する。
■ 次回予告
次回は、実際に戦場に出た場合を想定して、戦闘の流れを追いかけていく。さらには、フリーミッションで選べる3つのルールや、鉄騎コントローラーのファンクションボタンを使った特殊な行動など、いくつかの部分について追加の説明を行なう予定だ。
(C)CAPCOM CO.,LTD.
□カプコンのホームページ (2003年12月XX日) [Reported by 岡本直大 (冒険企画局)]
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