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セガ、「プライベートショー2003~冬~」を開催
「MJ2」、「オーリーキング」、「頭文字D Ver.3」などを出展

11月13日 開催

 株式会社セガは、今冬から2004年にかけて稼動予定の業務用タイトルを集めたオペレータやマスコミ向けの新作プライベートショーを開催した。

 同社プライベートショーでは、これまでにも必ず“隠し玉”的なタイトルがいくつか発表されてきたが、今回はSEGA-AM2が「Quest of D」を映像出展。奪われた闇の魔道書“D”を取り返すためにダンジョンを探索するといったストーリー、レアアイテム、モンスター、ネットワーク対応などのキーワードが多数散りばめられたイメージ映像のみ公開されたため、ゲーム画面、システム、稼動時期などの具体的な要素は一切不明。

 ネットワーク対応といってもカードを使用するとは明記されておらず、ゲームジャンル自体も皆目見当がつかない。中世ファンタジー色の強いゲームであることは間違いなさそうだが、何はともあれ、今後の続報が待たれるところだ。


■ セガネットワーク対戦麻雀 MJ2

 現在稼動中の「セガ四人打ち麻雀MJネットワーク対戦Ver.」の完全リニューアル版。日本プロ麻雀協会と提携し、プロリーグ戦では実在のプロ雀士たちに真剣勝負を挑める。また、腕の立つプレーヤーを公認する“MJ.NET認定雀士”として認定する制度を導入。特定の認定条件を満たした人には、その人だけのオリジナル演出画面など、さまざまな特典が与えられる。

 従来の専用麻雀コンパネのほか、タッチパネルによる直接的な操作が可能。「牌移動」、「タブ機能」、「牌マーク」、「手配並べ替え」機能なども搭載されている。専用麻雀コンパネは256段階の感圧式で、ボタンを強く押すことで「強打」、「強鳴き」などをプレーヤー自ら演出できる。キャラクタは前作の倍以上、アイテムは4倍以上と、さらにボリュームアップ。業務用汎用3DCGボード「Chihiro」を採用したことで、雀卓、牌、手の動き、演出などの映像が、より臨場感あふれるものになっている。

 段位システムは、昇降格のルールを一新。実力を正確に反映させるために、結果だけでなく打ち筋も考慮する「評価ポイントシステム」が採用されている。プレイデータを記録する「MJ2 MEMBER'S CARD」は、従来の磁気カードから、より安全性の高いICカードタイプに変更。前作からのデータ引継ぎも可能となっている。2004年稼動予定。

コンパクトになったサテライト。データ記録媒体が磁気カードからICカードに変更されている。データの引継ぎはもちろん可能


(C)SEGA-AM2/SEGA,2002,2003


■ オーリーキング

 スケートボードをモチーフにした体感レースゲーム。本作は“誰よりも早くゴールする”のが目的で、エアートリックも「高いレベルのトリックを決めるほどスピードが上がる」など、レースゲームであることを強く意識させる仕様になっている。対CPUのほか、最大4人までの通信対戦も可能。

 プレイ中の操作は、筐体下部に設置されたスケートボード型のコントローラーを使用する。左右の傾き、前後の踏み分けでスケートボードをコントロール。ゲームモードは、キッズ、ノーマル、エキスパートの3段階。コースは、海辺、市街地、ダウンヒルなどが用意されている。

 コース中は、いたるところにジャンプ台が存在。これを使ってジャンプを決めるが、台の端ギリギリでジャンプするほど高ランクのトリックが出せる。また、台上で前踏み→後ろ踏みと操作したり、あるいは斜めに傾けつつ同じ操作をすることで、さらに高ランクのトリックが決められる。レールの上でグラインドを決めることも可能。

 「オーリーキング」は、「ジェットセットラジオ(JSR)」チームが手がけた作品。「JSR」をプレイしたことのある人なら、トゥーンレンダリングで描写されたキャラクタを見ただけで「あ、これはもしや!」と思われるだろう。アクションを決めたときのカッコよさ、カラフルでキャッチーなコースを走り抜ける爽快感などは、「JSR」に通じるものがある。

 キャラクタの動作は、トップスケーターとして名高い米坂淳之介氏のモーションを採用。ゲーム中に登場するスケートボードは、トップブランドのライセンスを受けた本格的な内容となっている。2004年稼動予定。

前後左右にスケートボードを動かしてプレイ。シンプルな操作で派手なエアートリックが決められる。手すりにつかまりながらプレイするので、見た目ほどには疲れない


(C)SEGA/AMUSEMENT VISION, 2003
The Etnies, Es and Emerica trademarks and logos featured or depicted herein are used under license by Sole Technology, Inc.
All the trademarks are used under appropriate Properties of all trademark owners used with permission.


■ 頭文字D ARCADE STAGE Ver.3

 現在稼動中の「頭文字D ARCADE STAGE Ver.2」が、さらにパワーアップしてゲームセンターに登場する。稼動予定は今冬。

 新コースは、「正丸峠」と「土坂峠」のふたつ。PS2版「頭文字D Special Stage」で登場した「正丸峠」はグラフィックを大幅にリファイン。「土坂峠」は、コミック最新刊(27巻:11月現在)で登場した場所。原作でライバルが撒いたオイルも再現。また、人気の高いコース「秋名」は、スノーコンディション(雪)が追加されている。

 新キャラクタは「御木先輩」、「ランエボVの男」、「ランエボVIの男」が新たに登場。各コースにおけるライバルたちの出現ポイントがシャッフルされており、原作のファンも新鮮な気持ちでプレイできる。

 新車種は「Lancer Evolution V(CP9A)」、「Lancer Evolution VI[(CP9A)」、「RX-8 Type-S(SE3P)」、「Skyline 25GT-T(ER34)」の4台。既存の車種も走行バランスの見直しなどが行なわれ、ゲームバランスが再調整されている。avexアーティストによる楽曲も多数追加されている。カードの引継ぎは「Ver.1」、「Ver.2」の両方に対応。

 スノーコンディションの「秋名」は、走行感覚もさることながら、ヘッドライトの反射で真っ白になる路面の美しさが印象的。気を取られるとスリップして路肩に激突してしまいそうだが、初めてプレイする際は、まずはドライバー視点でプレイしてみてはいかがだろうか。



(C) しげの秀一/講談社
(C) SEGA ROSSO/SEGA
All manufacturers, cars, names,brands and associated imagery featured in this game are trademarksand/or copyrighted materials of their respective owners.All rights reserved


■ 出展タイトル・その他

【ガチャマンボ!】【ワンダーホッケー】【UFO CATCHER 7 MAX Edition】
マンボ調の軽快なBGMがプレイを盛り上げるメダルプッシャーマシン。チャッカーに入るとスロットが回転。抽選結果により、メダルや専用カプセルが払い出される。専用カプセルを落とすと「カプセルチャレンジ」でメダルの大量ゲットが狙える。2004年稼動予定 子供でも遊べるよう、フィールドの高さが変更可能。エアーの噴出量を変更することで、フィールド中央部で止まりにくく、手元でスピードが落ちるよう調整できる。衝撃音が小さいパックは、ぶつかっても怪我がしにくい構造。ハンデ用にゴール幅を3段階で狭める機能付き。今冬稼動予定 UFOキャッチャーシリーズの最新筐体。エクストラジャンボサイズの景品に対応。UFOメカが大きくなり、電飾カラーが99色から選択できる。景品が落ちるプライズシュート内にはクッションパッドが設置されており、大きな景品や重い景品が損傷しないよう配慮されている。今冬稼動予定


(C)SEGA 2003
(C)SLS/HOPE2003
(C)SEGA 2003


□セガのホームページ
http://sega.jp/
□関連情報
【2003年7月11日】セガ、「プライベートショー2003~夏~」を開催。名作レースゲーム「OutRun」新作が今冬登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030711/sega.htm

(2003年11月13日)

[Reported by 北村孝和]


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