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今年も巴里花組といっしょにクリスマス |
【サクラ大戦 ディナーショウ】
12月23日 開催
価格:28,000円
株式会社セガは、12月23日にヒルトン東京での開催が決定している「サクラ大戦 ディナーショウ 2003 巴里のクリスマス」の公開稽古を披露した。チケットはすでに発売開始されており、同社によれば第1部、第2部ともにほとんど席が埋まっている状態だという。
「サクラ大戦 ディナーショウ」は、2001年に初めて開催され、東京で巴里花組が、大阪では帝都花組が公演を行なった。2002年は東京、大阪ともに巴里花組が公演を行ない、新春歌謡ショウなどとは違った面白さを提供し、人気を集めた。今年はなんと言ってもメル・レゾン (小島幸子さん) とシー・カプリス (かないみか さん) が出演する点が大きな話題となっている。
公開稽古では台本の読み合わせのごく一部が公開された。先だって行なわれた記者会見で、広井王子氏は「昨年とはまた違った部分を作らなくては行かないと思いながら、巴里花組と相談をしました。お芝居っぽいところも入れたりしながら、メル&シーも参加してくれたので、より一層ゲームの中のシャノワールの雰囲気を出せるんじゃないかと思う。私自身も楽しみにしている」と挨拶。
田中公平氏は「今年は3年目になりますが、メンバーのみなさんは2年経って、人前で歌っても緊張せずにうまく歌えるようになっていると信じている。そういった意味では今年からがディナーショウの本当の本番かもしれない。イイ曲作ります。それに新曲で6曲程度増えていて全体的に増えている。今回初めてのお披露目となる『サクラ大戦物語』の2曲“ミステリアス”と“シャノワール”が登場するので楽しみにしていて下さい」とコメントした。
エリカ・フォンティーヌ役の日高のり子さんは、今回の公演に対する意気込みとして「今回は、こちらからもアイディアを出して意見を出し合いながら作り上げた。より皆さんがゲームで楽しんだ世界観を表現していきたいと思う」と語った。この挨拶を受けてグリシーヌ・ブルーメール役の島津冴子さんは「こちら側から出した要望としては、今まで以上に客席をまわりたいということ。とにかくショウに足を運んで欲しいと言うこと。お客さんの息づかいも含めてすべてが舞台。空気が違うので、ぜひいっしょに高揚感を味わって欲しい」とアピールした。
続いてコクリコ役の小桜エツ子さんは、ダンサーも含め女の子ばかりの舞台になるので、精一杯可愛らしい舞台にしたい」と語ると、ロベリア・カルリーニ役の井上喜久子さんはクリスマスという特別な日に舞台に立てて幸せ。サフィールは女っぽく、ロベリアは思いっきり恐く演じ分けたい」とコメントした。北大路花火役の鷹森淑乃さんは「メル&シーの出演でにぎやかになると思うので、花火は奥ゆかしく演じようと思っている」と抱負を語った。
今回初出演となるメル役の小島幸子さんはプレッシャーからか緊張気味に「勉強としても楽しんで演じることができれば」と答えた。またシー役のかないみか さんは「これまでから『出ないの?』と聞かれてきたが、なかなかうまく出れなかった。ついに出ることができる。メイド服をついに着ることができる」と嬉しそうだった。
第1部、第2部ともに残席は少ないと言うことだが、これまで以上にファンとのふれあいを大切にした、距離感の少ない舞台とは違った雰囲気を楽しめるディナーショウ。新曲もずいぶん披露されるようなので、ぜひとも楽しんでみていただきたい。
(2003年11月4日)
[Reported by 船津稔]
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