Xboxのゲーマータグと.NET Passportが連携 Windows上からXbox Liveのフレンドリストを参照可能に
8月28日 発表
マイクロソフト株式会社は、Xbox公式サイト「http://www.xbox.com/jp/」に.NET Passportを採用し、全世界レベルでホームページのリニューアルを行なった。
今回のリニューアルにより、Xbox Liveユーザーはホームページ上から登録を行なうことで、ゲーマータグと.NET Passportが連携し、一度IDとパスワードを入力するだけで情報サービスを参照することができる。
さらに重要なのは、Xbox Liveのゲームランキングや成績表などをXbox公式ホームページから参照できるという点。それも単純に羅列させるだけではなく、自分の成績はもちろんのこと上位下位50位の成績を抽出したり、上位100位だけ表示させるといったことも可能。ゲーマータグを知っていれば、そのゲーマータグを含む前後の成績も見ることができる。現状このサービスを利用できるソフトは「Moto GP URT2 Online Challenge」のランキング情報のみとなっている。今後対応ソフトは増やしていくという。
また、フレンドリストの参照も可能になるという。Xbox Liveで登録したフレンドリストをXbox公式サイトから参照できる機能で、この機能を使えばどのユーザーがオンラインになっているか確認することができる。この機能は近日サービス開始になるということで、ぜひとも早い時期に実現して欲しい。
こういった機能は一見Windowsとコンシューマー機ということで全く関係ないことのように感じるかも知れないが、入り口が増えるということはそれだけ便利さが増すということになる。マイクロソフトのひとつの強みともいえる機能拡張で、将来的には携帯電話との連携も実現して欲しいところだ (以前発表会で、可能であるとは表明している) 。
逆に残念なところは、対応ソフトが現状では「Moto GP URT2 Online Challenge」1本だけという点。最低でも最新作の「ミッドタウン マッドネス3」が同時に対応しているべきだったのではないだろうか。ぜひとも積極的に対応していって欲しいところだ。
□Xboxのホームページ
http://www.xbox.com/jp/
□関連情報
【7月24日】「過去の過ちから教訓を得て今後に活かしたい」
Xbox Conference 2003 Summerレポート
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030724/xbox.htm
(2003年8月28日)
[Reported by 船津稔]
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