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タイトー、「スペースインベーダー」25周年 |
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「TOWA TEI VS HIFANA」のライブはかなり盛り上がった |
発表会に出席した同プロジェクトのプロデューサーと宣伝プロデューサーは挨拶の席上で「一昨年前頃から各企業からスペースインベーダーを使用したいといった問い合わせがあった。そこで我々としても総括したいと考えた。その時、ふと考えてみると『スペースインベーダー』25周年で、タイトーが50周年ということで、この機会に皆様へのお礼という意味合いでこの企画がスタートした」と経緯を説明。この夏に向けて今後も展開があるということで、「スペースインベーダー」を若年層に向けてもアピールしていきたいということから、渋谷109でのイベントを8月9日、10日と行なわれるという。
さらに、他社とのコラボレートによる関連グッズの発売が相次いで行なわれる。弊誌ではすでに報道したが、スケッチ・ショウやケンイシイ、テイトウワなどが参加したコンピレーションアルバム「スペースインベーダー大作戦」が東芝EMIから発売されるほか、カシオからは「G-SHOCKスペースインベーダーモデル」が9月にリリースされる。このG-SHOCKはボタンを押すと盤面にインベーダーのドット絵が浮かび上がるなどカッコイイ出来となっている。またパッケージデザインも当時の筐体デザインをベースに起こされていて、ファンならぜひとも欲しいところだろう。
このほかにもABCマートから発売されるシューズ「VANS SLIP ON スペースインベーダーモデル」、「ESSENTIAL DESIGNS×PORTER スペースインベーダーモデル」のTシャツやバッグ……などなど数多くの商品の発売される。その一部は会場でも展示されていたが、可愛らしいデザインが多く、若い女の子が身につけても十分通用するデザインとなっている。タイトーは「日本のゲームから世界のブランドへ」ということから、今後もより多方面に展開していく考えだ。
今回の計画の中心となるのはやはりPS2版「スペースインベーダー アニバーサリー」だが、こちらについては「面セレクトのところがインベーダーハウスになっていて、当時の雰囲気を再現している。また画面については単純に再現するだけでなく、プレーヤーがテーブル筐体に座っているかのような視点を再現した。実際にはのぞき込むような姿勢で昔はゲームをしていたと思うので、そういった点にはこだわっている。これは現在のハード技術でやっと再現できた」と、PS2の最新技術で徹底的なこだわりのもと制作されていることを強調。
また、「今回ソフトを作っているのは、元のスペースインベーダーを作っていたところで、昔の資料を引き出して再現することにこだわっている」とコメント。今回の収録したラインナップについては「'90年代に入って色々とリリースしたけれども、今回はすべての源流となるアーケードで発売してきたものをきちんと収録していくことにした。今回のソフトはプレミア価値のある資料性の高いもので、記念になるようなものにしたかった。ポンポンと出すようなものではなく、数年経っても楽しめる作りになっている」と、片手間で作り上げたのではない、同社を代表するタイトルとして自信溢れる作品であるとアピールしていた。
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「スペースインベーダー アニバーサリー」のページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/inv_aniv/
□関連情報
【7月11日】1,480円の低価格でインベーダー・タイトーの歴史を!
PS2「スペースインベーダー アニバーサリー」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030711/inv.htm
【7月14日】東芝EMI、スケッチ・ショウ、テイトウワなど参加した
コンピレーションアルバム「スペースインベーダー大作戦」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030714/taito.htm
(2003年7月24日)
[Reported by 船津稔]
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