1,480円の低価格でインベーダー・タイトーの歴史を!
PS2「スペースインベーダー アニバーサリー」
2003年7月31日 発売
価格:1,480円
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雰囲気を重視して再現された「インベーダーハウス」。ちょっと薄暗くて昔のゲーセン風 |
株式会社タイトーはプレイステーション 2用ソフトとして「スペースインベーダー アニバーサリー」を7月31日に発売予定。価格は1,480円。
タイトー50周年、スペースインベーダー生誕25周年を記念して制作された本作。この作品の第一の特徴は「インベーダーハウスの完全再現」にある。ゲームセンターの原型であり、小学生のホームルームで「行っては行けないところ」と言われた場所。友達に誘われて覗いてみた、ちょっとドキドキした感覚を追体験できる。
筐体も完全再現、デパートで他の人がプレイしているのを背伸びしてのぞき込んだアップライト筐体も、置いてあるために喫茶店にまで足を伸ばしたテーブル筐体も3Dグラフィックで再現されている。もちろん、ただ懐かしいだけではなく、細かいところまで当時にこだわったバーチャルテーマパークとしての側面も持っている。
また、「資料モード」では、インベーダーを製作した西角友宏氏が直筆の設定画像を手に、当時の秘話を公開。コンピュータゲームとは、どういったロジックで作られたか? コンピュータゲームとは、そもそもなんなのか? ハードとソフトを1から開発しなければゲームが生まれなかった時代の話が聞ける。
さらにアーケードゲームヒストリーとして、25年間のタイトーのアーケードゲーム作品の資料を閲覧できる。「ニンジャウォーリアーズ」や「チェイスHQ」など、さまざまな作品を当時の主な出来事とともに掲載、タイトーの軌跡を見ることができる。
本編であるスペースインベーダーはモノクロ、セロファン、カラーにアップライトバージョンを収録。パート2では点滅UFOや分裂インベーダーなどさまざまな要素を追加。当時の驚きを追体験できる。
これらは視点変更で筐体に座っている感覚を再現していて、ユニークなのは「大人視点」と「子供視点」というポイント視点の高低で慎重さを再現、とことんノスタルジーにこだわる演出がニヤリとさせられる。
また、アレンジモードも収録。ふたりで協力してインベーダーに対抗する「ダブルス」、対戦が楽しめる「VSモード」、さらに3DCGで戦いを再現した「3Dモード」といった多彩な楽しみ方を提示している。
【スクリーンショット】 |
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筐体も3DCGで再現。派手なアップライト筐体が時代を感じさせる。新しい筐体ではVSモードなど、アレンジしたインベーダーが楽しめる |
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さまざまなインベーダーが楽しめる。当時の雰囲気を再現しているほか、視点を変えることで、当時の筐体に座っている感覚も再現している。 |
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アレンジモード。左からVSモード、ダブルス、3Dモード。 |
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インベーダーを制作した西角友宏氏。資料をもとに当時の話を |
当時の資料を細かく閲覧することも可能。インベーダーのドット画も確認できる |
タイトーのアーケードの歴史をみることができる。あのころの記憶が蘇る |
(C)TAITO CORP.1978,2003 ※画面は開発中のものです
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
(2003年7月11日)
[Reported by 勝田哲也]
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