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「ツボ」を刺激して、人間を健康に!? |
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価格：5,800円
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、プレイステーション 2用ソフト「蚊2 レッツゴーハワイ」を2003年7月3日に発売する。価格は5,800円。
その斬新なアイデアで人気を博した「蚊」。続編である本作の舞台は「ハワイ」である。今回もプレーヤーは「蚊」をあやつり、「魅惑の南国吸血ツアー」に挑戦することとなる。
蚊のターゲットになるのは前作の「山田家」の他に、ホームステイ先となるブラウン家の人々。男性プレーヤーの注目の的であった「エリス」は前回紹介済みなので、今回は彼女の父母、ジョンと、リンダを紹介しよう。ふたりも他のキャラクタに劣らず手強い相手である。
ジョンは筋力と知性を兼ね備え、ビジネスで成功している男。ベジタリアンであり、バナナとボディビル、そしてプロテインで鍛え作り上げられた、女性プレーヤー必見の筋肉美を披露させてくれる。ただ、筋骨たくましいパンツ一枚の巨大な男が、ぶんぶん手を振りながら迫ってくる姿は単純に「こわい」と感じるプレーヤーの方が多いかもしれない。立ち向かうには、勇気が必要となるだろう
。
ジョンの妻リンダは上品なマダムであり、温かく優しい女性なのだが、怒ると彼女の「ダークサイド」が明らかになる。プレーヤーは彼女の裏の顔と強い攻撃性に直面することとなるだろう。家族には秘密である「銃刀類の扱いにも長ける」という恐るべき技能を持っているので、より一層の注意が必要となる。常に最新の掃除機を買う、という趣味をもっており、彼女はこれさえも武器に使う。実用的かどうかは疑問だが、ゲームでは強力な武器としてプレーヤーを悩ますこととなる。
| 【登場キャラクタ】 | ||
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| 筋肉を誇るジョン。彼の巨大な肉体に追いつめられるのは、単純にコワイ | 豹変ぶりが恐ろしいリンダ。掃除機を振り回して蚊を追うとは、さすがアメリカ人 | ハワイに来た山田カネヨ。キャラクタの他、背景の細かさや美しさにも注目して欲しい |
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| 多くの場所を調べることにより、ツボを発見できる。蚊は健康を取り戻させるため奮闘する |
肩がこった、めまいがする、などなど画面左側のオレンジ色のマルがその人の不健康箇所。これらに対応したツボを吸血することで、このマルがなくなり、対象は健康になっていく。
ひとたび人間を怒らせてしまえば、バトルモードに突入。蚊は人間の攻撃から逃げねばならない。しかし、このときもツボが役に立つ。ツボにロックオンし、アタックを行うことで人間をリラックスさせ、その隙に逃げることができるのだ。
余談だが、ツボを研究し治療に利用している「鍼」でも、蚊の能力は認められているという説もあるらしく、蚊に刺される部分は血の動きが滞りがちな「治療箇所」という見方もできるようだ(藪蚊はのぞく)。もちろん、刺されると蚊の唾液(刺されたことを感じなくさせる能力がある)のアレルギーによるかゆみのせいで、リラックスとはほど遠い状態になってしまうが、本作がちょっと科学的なアイデアも取り入れているということがわかるだろう。
また、今作では血を吸った量によって蚊の能力をパワーアップさせることも可能になった。吸う力やリラックスパワー、素早さなどのステータスを上昇させることができる。配分は均等に上昇させるオートと、好きな能力に特化させることも可能なマニュアルの2種類が選択可能。しかし、能力を上げるために大量に血を吸おうとすれば、体は重くなり、人間にも発見されやすくなる。危険を冒すことで、更なる成長が可能になるのだ。
| 【スクリーンショット】 | ||
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| キャラクタの独り言で症状を知り、彼らを健康にするためのツボを探していく | ツボを探し当てると名前・効能がわかる。ゲームをしながら、東洋医学が学べる | ツボビューア。ゲーム攻略だけではなく、実生活にも役に立つかも? |
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| キャラクタ達は蚊に気がつくと全力で攻撃してくる。アメリカ人の過激な攻撃を、しのぐことができるだろうか? | ||
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| ツボにアタックすることで、キャラクタのストレスを減らし、リラックスさせることができる | 左のマルのひとつが消える。これは健康になったというしるしだろうか? | 吸血量によってプレーヤーは蚊の能力をアップさせることができる |
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(C)2003 Sony Computer Entertainment Inc.
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□「蚊2 レッツゴーハワイ」ページ
http://www.playstation.jp/scej/title/ka2/
□関連情報
【2003年4月30日】SCEJ、再び“蚊”となり Let's 吸血行為。PS2「蚊2 レッツゴーハワイ」今度の舞台はハワイ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030430/scej.htm
(2003年6月25日)
[Reported by 勝田哲也]
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