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「AOU2003」ブースレポート・セガ編 |
今回のショーでは、別途販売される磁気カード「F-ZEROライセンスカード」の存在が明らかにされた。ライセンスカードを購入することで、オリジナルマシンが作成可能になる。プレイするたびに蓄積されるパイロットポイントで、新たなパーツが入手可能。パスワード形式によるPCネットランキング機能も用意されている。
また、「キャプテン ファルコン」など従来のキャラクタに加えて、アーケード版専用パイロットやマシンも一部が公開された。パイロットは総勢10名以上。懐かしいキャラクタを使うか、それとも新しいキャラクタにするか。シリーズのファンは思わず迷ってしまいそうだ。
ステージイベントではGC版との連動デモも行なわれた |
【スクリーンショット】 | ||
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【AC専用パイロットとマシン】 |
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上写真左から「プリンシア ラモード(マシン名:スパークムーン)」、「フェニックス(マシン名:レインボーフェニックス)」、「キュースリー(マシン名:ローリングタートル)」 |
● アヴァロンの鍵
本作の特徴は、40枚1組のデッキを“まるごと”デッキリーダーに放り込んで一括認識させる点。カードリーダーといえば、1枚1枚個別にカードを読み取らせるのが普通だが、本作のリーダーは従来の常識を根底から覆す実に画期的なシステムといえる。
ゲームの目的は“ほこら”を巡ること。ほこらに入るためには“アヴァロンの鍵”が必要で、そのためには鍵を持っている他プレーヤーを打ち倒さなければならない。ターン制が採用されており、自分のターンがくるたびにライフが減少。戦闘に勝つかほこらに入ればライフが回復する。ライフがゼロになるとゲームオーバー。
熱心に見入る、もしくは係員の説明に聞き入る人が多かった。終日、会場でも屈指の注目度を誇っていた |
● ドラゴントレジャー
シルバー、ゴールドのターゲットであればたくさん移動できるかもしれないが、モンスターが登場した場合は戦闘に突入する。戦闘方法は、弱点を狙ってメダルを投入するというもの。画面上のSPゲージが満タンになれば、必殺技が使える。戦闘に勝てばメダルやアイテムを獲得。負けると、少し後ろに戻されてしまう。
先に進むと宝箱が登場して「TRESURE SLOT」が表示される。スロットの結果により、ダンジョンやアイテムなどが手に入る。 6つのダンジョンをクリアしてボスを倒すとJACK POT。
アイテムには「ドラゴンアイテム」という特殊なものがあり、8種類すべてを集めると「DT CHANCE」が発動。筐体中央のドラゴンが抱えているルーレットが回り、止まったマスに表示された枚数ぶんのメダルが払い出される。このとき、ドラゴンマークに止まると連続チャンスに突入。無限に続く可能性もある。
ICカードを使用すれば、3人のキャラクタから好きなひとりを選んで育成する「シナリオモード」や「ハンティングモード」が楽しめる。装備品、アイテムのコレクション要素もあり、長く遊べる一作になりそうだ。
(2003年2月21日)
[Reported by 北村孝和]
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