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カプコン、「ヘジモニア 日本語版」を3月28日に発売
近未来の地球対火星の戦いを描いたSF3DRTS

3月28日発売

価格:8,800円

 株式会社カプコンは、仏Wanadoo EditionのSFリアルタイムストラテジー「Hegemonia」(ヨーロッパ圏では「Haegemonia」)を完全日本語化して3月28日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は8,800円。パッケージには、完訳マニュアルに加え、カプコンオリジナルのキャンペーン攻略ガイドも同梱するとしている。

大迫力の戦闘シーン。こうした戦闘中も自由に視点を変えることができる
 「ヘジモニア 日本語版」は、ハンガリーのデベロッパーDigital Realityが開発したSFリアルタイムストラテジー。近未来の宇宙をモチーフにしたいわゆるスペースオペラタイトルは近年下火になる一方だが、「Homeworld」や「Conquest:Frontier Wars」などのヒット作を受けて、ヨーロッパを中心に少しずつ盛り上がりを見せつつある。

 「ヘジモニア 日本語版」は、「Conquest:Frontier Wars」よりむしろ「Homeworld」寄りの3Dリアルタイムストラテジー。フル3D、フルインタラクティブ環境で描かれた広大な宇宙空間を舞台に、複数の戦闘艦から構成された宇宙艦隊を指揮して、敵艦隊を撃破していくのが目的。

 プレーヤーは、地球もしくは火星政府の前線指揮官として、前線での戦闘指揮はもちろんのこと、未知の惑星に対するテラフォーミング(惑星の地球化)や、資源探索、技術開発など、さまざまな分野を担当することになる。ゲームには、敵対する地球人種と火星人種のほかに、高度なテクノロジーを備えつつ、数世紀前に突如銀河系から姿を消したソロン人種もいて、彼らの遺跡や遺物が宇宙中に散らばっている。

 キャンペーンではこうしたバックグラウンドを前提に、太陽系のみならず、銀河系全体を舞台とした濃厚なストーリーが描かれる。このほかインターネットを介したマルチプレイにも対応。宇宙空間を鮮やかかつパワフルに再現したオリジナルのグラフィックエンジンの出来映えも作品の魅力のひとつ。SF好きならぜひ試してみる価値のある作品だ。

おもわずムービーに見えてしまうほどの美しいグラフィック。ともすればダークなイメージになりがちの宇宙空間を、鮮やかな色彩の星雲と、派手な3Dエフェクトで見事にゲーム化している

(C) 2002 Dreamcatcher Interactive, Inc.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□関連情報
【2002年7月18日】「Hegemonia」Rolling Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020718/demo0718.htm

(2003年2月18日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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