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サン電子、PS2「Tomak」発売記念イベント開催 |
サン電子株式会社は、12月19日に発売したプレイステーション 2用ソフト「Tomak -save the earth-」の発売を記念して、「榎本温子トークショウ」を秋葉原のマークインタースペースにて実施した。
トークショウでは、榎本温子さんが「Tomak」に対する熱い思いを語った。榎本温子さんと「Tomak」との出会いは、1年ほど前。オタッキー佐々木氏から「すごいゲームがある」と言われて紹介されたのが、PS2版の元となったパソコン用の韓国語版「Tomak」。榎本温子さんは、ゲーム画面のあまりのインパクトに「まったく意味がわからない! でもやりたい!!」と思ったという。
韓国語版のプレイは言葉の壁にぶつかって断念したが、その後「花の妖精の役があるんだけどやらない? ただ、植木鉢に埋まってる役なんだけど……」という話しが来て、パソコン用の日本語版「Tomak」のエビアンを演じることになった。実は、「Tomak」を制作した韓国の会社の方が「彼氏彼女の事情」を観て榎本温子さんのファンになり、「ぜひ日本語版は榎本温子さんに」となったらしい。
エビアンは全部で「ウキウキ」、「ひねくれ」、「恥ずかしい」など6種類の状態があり、顔のグラフィックが一変する。それに合わせて声も変わるらしく、榎本温子さんは6種類の状態それぞれに声を変えて収録したという。「何役もこなすより、同じキャラクタでいろんなパターンの声を演じるのは大変だった」とコメントしていた。
日本語版「Tomak」は榎本温子さんも何度かプレイしたというが、「2ヵ月で地球が滅亡しちゃった」とのこと。ちなみに、ゲームではバッドエンドにならなければ3年間プレイするとエンディングが見られる。「Tomak」はエビアンが機嫌を損ねると地球が滅亡してしまうゲームで、極度に喉が渇いたり空腹になった時などに表示されるフキダシのようなものが5回表示されると地球が滅亡してバッドエンドを迎えてしまう。
榎本温子さんのトークが終わると、サン電子の方が来場者にプレイのコツを伝授していた。気温と湿度が重要で、気温は帽子の種類や髪型などで調節し、25~30度に調節しなければならない。湿度は、冬の外は乾燥し、地下はジメジメして湿度が高いという。エビアンが快適な環境になるよう工夫し、フキダシが表示されないようにすることが「Tomak」では重要。なお、榎本温子さんは「フキダシを出さなきゃならないゲームだと思い、雨の中で庭にずっと放置していたら地球が滅んだ」とコメントしていた。
続いて、「Tomak」の購入者に抽選でプレゼントされる榎本温子さんの声で起こしてくれる目覚し時計が紹介されたり、来場者へのプレミアグッズプレゼントなどが行なわれた。イベントの最後に、榎本温子さんは「PS2版にはたくさんのボイスが追加されています。収録のときはエビアンの状態によって声や言い回しが変わるように気をつけたので、ゲームを楽しんでほしい。ぜひ、地球を救ってください」とプレーヤーに向けて語った。
「Tomak」をプレイするコツを話す榎本温子さん。ゲームでエビアンがしゃべったセリフを生で聞かせるサービスもあった | 抽選で当たる目覚し時計には、2種類の声が入っている。ひとつは元気に起こしてくれるが、もう一方は逆に寝てしまいたくなる内容だ | 来場者へのプレゼントは、サイン入りのクリアファイル(非売品)。抽選で3名がこのプレミアグッズを手に入れた |
□サン電子のホームページ
http://www.sun-denshi.co.jp/
□製品情報
http://www.sun-denshi.co.jp/soft/cs/tomak/
□関連情報
【2002年4月17日】「Tomak: Save the Earth 完全日本語版」体験版
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020417/demo0417.htm
【2002年8月12日】サン電子、生首育成SLG「Tomak」をPS2に移植
シナリオ、イベント、音声などを新しく追加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020812/tomak.htm
【2002年9月20日】サン電子、キャラクタやイベント、音声などを追加
PS2「Tomak -Save the earth-」
http://game.watch.impress.co.jp/
(2002年12月19日)
[Reported by 田名網陽平]
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