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サミー、「ギルティギア イグゼクス」専用コントローラ |
価格:4,500円
スティック背面にはゴムの滑り止めがついていて、机の上などでも滑り難い |
プレイステーション 2版の「ギルティギア イグゼクス」は、設定によってコントローラでもスティックでも手軽に楽しめる。コントローラの場合、自由にボタンの振り分けができるほか、アナログスティックを使って遊ぶこともできる。ただ、複雑な入力を繰り返しているとすぐに手が疲れてしまう。加えて、「P」、「K」、「S」、「HS」、「D」と5つのボタンを使うためにどうしてもひとつのボタンを「L」か「R」に振り分けねばならず、アーケード版に慣れたプレーヤーだとプレイしにくいだろう。
スティックでは、設定でボタンを振り分ければほとんどの製品が使用可能。だが、市販のスティックを使用してみたところ、「L」や「R」など一部のボタンが省略されているものや、ボタンの位置が操作しにくい配置になっているものがあった。この「FighterStick ~GUILTY GEAR XX Custom~」の場合、設定画面でボタンの振り分けをすることなく、モードを「GGXXSTICK」にするだけでアーケードの筐体と同じように自動的に設定され、手軽に遊ぶことができる。
やりこんでいる人ほど気になるレバーやボタンに関しては、レバーが硬いという印象。レバーは、アーケードの軟らかいレバーに慣れた人にはちょっと厳しい。使えば使うほど軟らかくなり、自分の手に馴染むタイプのスティックなのだが、始めのうちは軟らかいレバーしか使ったことがない人だとダッシュでミスする場合もあるだろう。硬いレバーでは確実にコマンドを入力しなければならなくなるため、コマンド入力の技術が問われることになる。
ボタンは、ちょうど押しやすい硬さになっている。軟らかいボタンだと押している感覚が鈍くなるが、「FighterStick ~GUILTY GEAR XX Custom~」のボタンは押しているかどうかがわかりやすい。また、ボタン配置がアーケード版そのままというのもポイントが高く、一番右に「挑発」専用ボタンがあるのも重要。右上にはあまり使用しない「L1」、「L2」、「START」、「SELECT」ボタンが用意されている。
しばらく使ってみたが、レバーの硬さから空中ダッシュなどでミスをする場合が何度かあったものの、ボタンの配置などがアーケードの筐体に近いのでかなりプレイしやすかった。設定がすぐにできるのも便利で、ゲームに詳しくないプレーヤーにもオススメ。コントローラと違って長時間プレイしていても疲れにくいので、スティックを持っていない人はゲームと一緒に買ってみてはいかがだろうか。
【レバー】 | 【ボタン配置】 |
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やや固めのレバー。感覚としては、アーケードの筐体にも軟らかいレバーと硬いレバーがあり、その硬い方に似ている | すべてのボタンが配置されているのが嬉しい。特に、「挑発」ボタンはチップ使いには必須だと言える |
□サミーのホームページ
http://www.sammy.co.jp/
□アークシステムワークスのホームページ
http://www.arcsy.co.jp/
□「guiltygearx.com」のホームページ
http://www.guiltygearx.com/
□関連情報
【GUILTY GEAR Watch】
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/rensai/ggxx/
【11月22日】PS2「ギルティギア XX」ファーストインプレッション
ユーザーが気になるポイントをチェック!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021122/ggxx.htm
【11月29日】PS2「ギルティギア イグゼクス」
隠しキャラクタ「クリフ」、「ジャスティス」とミッションモードの1~10を紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021129/ggxx.htm
(2002年12月9日)
[Reported by 田名網陽平]
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