日本テレビゲーム商業組合、「Games-Japan Festa in OSAKA 2002」を |
入場料:1,000円(加盟店で無料招待券を配布)
会見の冒頭、事務局長の三輪氏は「時間的に間に合わないと言われながらも、なんとか開催に漕ぎ付けた。小売店、メーカーが協力してゲーム業界を盛り上げていきたい」とコメント |
「GSJ OSAKA 2002」は、新作ゲームソフトの展示、出展、メーカーによるプロモーション、ステージイベント、トークショウ、ゲーム関連グッズの販売、プレミアムグッズの抽選会などを行なうイベントで、今冬発売予定の35社の新作100タイトルが展示される。現在確定しているステージイベントは、株式会社カプコンのPS2「アウトモデリスタ」スーパーグランプリ決勝大会と、マイクロソフト株式会社のXbox「ブリングス」スペシャルステージのふたつ。
組合では、10月1日からポスター、チラシ、新聞折込広告などで告知を行ない、全国の加盟店で無料招待券11万枚を配布する。無料招待券は、無くなり次第配布終了となる。なお、イベント両日とも先着250名にゲームプレミアムグッズなどがプレゼントされるという。
常任理事の金岡氏は「ゲームは、いかにユーザーに触れてもらう機会を増やすかが重要。それは、ゲーム専門店がもっとも得意な部分」とコメント |
理事長の新谷氏は「これからのゲームソフトビジネスはネットに移行すると言われているが、私たちとしては、今までがそうであったように“パッケージソフト”が重要であると確信している。ゲームソフトは嗜好性が非常に高く、ソフトが多様化しており、店頭で実際に触れて試し、店員との会話を通じて購入することでユーザーに満足してもらえるのではないか、という信念を持っている」とコメント。
組合では、こうした試遊と販売をつなげる活動を通じてメーカーと新たなプロモーションシステムを構築するとともに、単にイベントを年1回の“お祭り”として開催するのではなく、草の根的な地方開催を今年度も引き続き計画および検討をしているという。具体的な地名としては、大阪(今春予定)、名古屋、仙台、四国などが挙げられた。
搬送費、開催スパンなど解決すべき問題は多いものの、これまで首都圏ばかりで行なわれるというイメージがあった「ゲームイベント」が地方を中心に開催されるとなれば、全国のユーザーにとって朗報であることは間違いない。定期開催が具体性を帯びるか否かは、第1回となる「GSJ OSAKA 2002」の成否が鍵になるだろう。
■ 出展予定社(9月13日現在)
(2002年9月13日)
[Reported by 北村孝和]
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