「セガ・プライベートショー2002~夏~」開催 |
株式会社セガは、今夏以降に稼動を予定している業務用タイトルを集めた、マスコミ、オペレータ向けの内覧会「セガ・プライベートショー2002~夏~」を開催した。
今回の注目タイトルは、6月の同社プライベートショーで映像のみ出展された「セガ四人打ち麻雀MJ(MJ)」と、人気サッカーゲームシリーズの続編「バーチャストライカー2002(VS2002)」。注目度は互角だが、筐体周辺の人口密度は「MJ」がダントツ。1プレイの時間が比較的長いこともあり(さらには継続プレイをする人もいるため)プレイを待つ人の列で筐体周辺は常に人垣ができているといった状況だった。
■ セガ四人打ち麻雀MJ
ルールは東風戦。カードを作成したら、ニックネームとキャラクタの外観を決定する。そして、あとはレースゲームのように、CPU戦と対戦が行なわれるシステムとなっている。1人でCPU戦を戦っている間に、参加プレーヤーがなるべく多くなるようゲーム側でマッチング作業が行なわれており、ひとりから4人までの範囲で乱入が可能。誰か乱入し、受付時間中であればほかのプレーヤーも乱入可能。受け付け時間を過ぎてしまうと、対戦しているプレーヤー同士には乱入できず、1人でCPUと遊んでいるプレーヤーに対してのみ乱入できるようになっている。
対局中は、特定の条件を満たすことでアイテムが出現。プレイ環境をカスタマイズできる。チャットボタンと牌ボタンを同時に押すと、組み合わせによって「ワラにもすがりたいキブンです」など、さまざまなメッセージを発信できる。終了後は持ち点により順位が決定。成績により段位が変化。トップだけが継続してプレイできる。今秋稼動予定。
■ バーチャストライカー2002
操作系は前作「バーチャストライカー3」と同じ1レバー3ボタン。これまでのシリーズ作品をプレイしたことがあれば問題なし。経験がなくても、操作系がシンプルなだけにすぐになじめることだろう。出場国は前作の倍にあたる64カ国、スタジアムも13種類とボリュームアップしている。
選手の能力パラメータに「スタミナ要素」が追加されるなど、個人能力をより細かく設定。リプレイは、シュートが惜しくも外れたシーンも再現されるようになった。これは、試合終了後のリプレイ連続再生のハイライトにも含まれるという。
正式稼動は秋頃を予定。日韓共催ワールドカップの余韻冷めやらぬうちにプレイしたい……というのが本音だが、VSファンおよびサッカーファンは、もう少しだけガマンする必要があるようだ。
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■ バーチャファイター4 エボリューション
気になる稼動時期は、8月上旬予定。ちなみに、会場でも新キャラクタの一番人気は「日守剛」が独占気味。
どうする、どうなる「ブラッド バーンズ」!? 正式出荷後、この勢力図に変化が生じることはあるのだろうか。ここからの巻き返しに期待したい。
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□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「am.sega.jp」のページ
http://am.sega.jp/
□関連情報
【6月11日】「セガ・プライベートショー2002~春~」開催
新キャラクタふたりを追加した「バーチャファイター4 エボリューション」を初出展!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020611/sega.htm
(2002年7月5日)
[Reported by 北村孝和]
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