PS版は、特定のイベントをクリアすればガーディアンが取替え可能になる

株式会社アトラスは、プレイステーション用ソフト「真・女神転生 if...」を2002年に発売する。価格は未定。

　「真・女神転生 if...」は、'94年にスーパーファミコンで発売されたRPG。ストーリーは、主人公が通う「軽子坂高校」が魔界に飲み込まれてしまったところから始まる。事件を引き起こした張本人の狭間偉出夫（ハザマ）は、偶然入手した「悪魔召喚プログラム」で魔界を支配。“魔神皇”と化し、学校を魔界へと引きずり込む。ハザマ同様に「悪魔召喚プログラム」を入手した主人公は、学校から脱出すべくパートナーとともにハザマに戦いを挑む。

　ゲームスタート時に、プレーヤーは自身の性別を決定。そして校内に残っているユミ、チャーリー、レイコの3人の中からパートナーをひとり選択。携帯型コンピュータ「アームターミナル」を使い、行く手を阻む悪魔と戦ったり交渉をしながら先へと進んでいく。

　本作は、特定の悪魔を主人公もしくはパートナーに憑依させることで、戦闘で死んだ際に復活できる「ガーディアン・システム」を搭載。ガーディアンの能力に応じてキャラクタの能力が変化し、パートナーのみ魔法を使うこともできる。どんなガーディアンが憑依するかは、戦闘で蓄積される「ガーディアンポイント」の高さで決まる。

　スーパーファミコン版は、戦闘であえて死ぬことでしかガーディアンを替えることができなかったが、PS版では“とあるイベント”を発生させることで付け替えが可能になる。キャラクタデザインは、ファンから“悪魔絵師”と呼ばれる金子一馬氏が新たにリファイン。また、Easyモードが追加されており、より多くの人が『if...』を楽しむことができる。

【スクリーンショット】

(C)ATLUS 1994,2002
※画面は全て開発中のものです

□アトラスのホームページ
http://www.atlus.co.jp/
□製品情報
http://www.atlus.co.jp/cs/game/pstation/shinmegami/if/
□関連情報
【2月21日】秩序と混沌に満ちた世界を救え! アトラス、PS「真・女神転生II」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020221/atlus.htm

(2002年6月28日)

[Reported by 北村孝和]