新AIBO勢揃い「AIBO EXPO 2002」開幕
スケボーに乗っかったAIBOに注目

5月18日~19日 開催

 ソニー株式会社は同社のエンタテインメントロボット「AIBO」シリーズを一堂に集めたイベント「AIBO EXPO 2002 “AIBO 3rd Anniversary”」を18日と19日の両日、銀座のソニービル8Fのソミドホールで開催する。17日には一足先にプレスに向けて公開された。

 今回の注目点は16日に発売された新しいAIBOシリーズのお披露目と言える。触り心地が気持ちいいスエードタッチのaibo「ERS-311B/X」やパグをイメージした廉価版AIBO「ERS-31L」などが展示され、デモを行なっている。

 「ERS-311B/X」は、思ったより触り心地はいい感じ。外観はラッテと同じでコロッとした雰囲気だ。このスエードだが、撫で回っていると汚れてくる気もするが、キチンと付属にブラシが用意されており、毛繕いを整える……というか掃除することもできる。会場では「AIBOハンディビューワー」を使いAIBOとのコミュニケーションを楽しむこともできる。

 会場では試作品だが、面白いものが公開された。それはAIBO用のキックボードだ。AIBOを小さなキックボードの上に乗っけたものだが、AIBOはスィーっと後ろ足で地面を蹴って会場を走りまわっていた。キックボードの前輪にはハンドルがあってAIBOがうまく操作して右に左に器用に回っていた。

「キックボードAIBO」前進だけでなく、後ろにもキックして進む。まっすぐだけでなく前足で器用に操作して右回り、左回りも可能。右は音声認識対応 以前から公開されていたAIBOを操縦するデモ。細かい動作も可能で、かなり思ったとおりに動かすことができる
スエードタッチのニューAIBO「ERS-311B/X」。思ったより触り心地はよい。外観は「ラッテ」といっしょ 「AIBOハンディビューワー」AIBOと感情のキャッチボールが可能 スタンドに乗っかったAIBO。外観を掃除できるようにブラシが付属している
「パグ」をイメージしたERS-31L。やんちゃな性格だとか AIBO愛護プランに申し込めばもらえるピンズバッチ エンターテインメントロボット用アーキテクチャ「OPEN-R」のソフトウェア仕様を公開


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□「AIBO」のホームページ
http://www.aibo.com/
□「AIBO EXPO 2002」のページ
http://www.jp.aibo.com/clubaibo/calendar/index.html
□製品情報
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200205/02-0516/
□関連情報
【2001年9月5日】ソニー、Bluetooth搭載やスエード仕様など「AIBO」新シリーズ6種類を発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020516/aibo.htm

(2002年5月17日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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