|
セガ「GameJam2」イベントレポート初日～Part1～SEGA-AM2がGCに参入! |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 |
東京国際フォーラム
 |
ここでは、本日行なわれた「SEGA-AM2」、「ワウ エンターテイメント」、「アミューズメントヴィジョン」のイベントレポートをお届けしよう。
■ SEGA-AM2 -ゲームキューブに参入を表明!!-
～「バーチャファイタークエスト（仮）」情報を公開! ビーチスパイカーズ」は今夏発売～
 |
| PS2でも「F355」が発売される |
続いて発表されたのは、ニンテンドーゲームキューブへの正式参入表明。その第1弾となるのは、アーケードで好評を博したスポーツゲーム「ビーチスパイカーズ」。スクリーンには、アーケード版と同等かそれ以上に美しいモデリングで描かれた躍動感に溢れる選手たちの動きが映し出されていた。
 |
 |
 |
| SEGA-AM2のGC参入第1弾タイトルは「ビーチスパイカーズ」。移植のクオリティは現時点でもかなりのもの。GCオリジナルモードが追加される | ||
イベントステージ上では、「SEGA-AM2」の大崎氏が実演を担当。まずは、あらかじめ与えられた5つの能力ポイントを、「サーブ」、「レシーブ」、「アタック」、「ブロック」、「トス」、「パワー」の各項目に割り振るところからスタート。能力ポイントは、大会を勝ち進むごとに増やすことができるという。このほか「レベル」やパートナーとの相性を表わす「チームワーク」、「レスポンス」などの項目も確認することができた。
プレイ中は、コートチェンジのたびにパートナーとの会話が行なわれる。勝っているときに褒めてあげたり、負けているときに叱咤するなど、シチュエーションにあった選択肢を選ぶと「チームワーク」が向上して動きが良くなるほか「ハイタッチ」などさまざまな演出を見ることができるという。
逆に「チームワーク」の値が低いときは、折角スパイクを決めてもお互い「ツン!」と無視を決めこむなど、実に面白いシーンが随所で見受けられた。
発売は夏頃を予定。なお、今年の夏は日本でビーチバレーの大会が行なわれるとのことで、鈴木氏が「本作と一緒に盛り上げることができれば」とコメントしていたことから、何らかのタイアップ企画が行なわれることも予想される。
 |
 |
 |
| キャラクタエディットが可能。髪型から肌の色など、水着もふくめかなり細かい部分まで設定できる | ||
 |
 |
 |
| ワールドツアーモードは、能力ポイントの割り振りとパートナーの育成が鍵になりそうだ | ||
 |
 |
 |
| チームワークがいいと、上中央写真のようになるが、悪いと上右写真のように険悪な雰囲気に…… | ||
●バーチャファイターシリーズ10周年記念作 GC「バーチャファイタークエスト（仮）」
 |
| 画像出展すらなく、まさに緊急発表といった感じ。鈴木裕氏の口から概要が説明された |
まだ制作決定のレベルにありゲーム画面などを見ることはできなかったが、鈴木氏によれば、本作は小学校5年生くらいをターゲットに開発しているという。「西の任天堂、東のセガと言われていた頃には、（任天堂と）一緒に仕事をするという感覚がなかった。自分が京都（任天堂）を訪れて宮本氏などとミーティングを行なった。一緒に仕事ができることを光栄に思う」とコメント。
子供向けといっても「“バーチャファイター kids”のような単純なものではなく、アクションADV……RPGのようなストーリー性の高いもの」であり「バーチャファイターのキャラクタが全員登場する。（企画書を見ながら）Aボタンはキック……体力ゲージも見えますね（笑）」など、ファンならずともドキドキするような単語が鈴木氏の口から飛び出すたびに、かたわらにいる大崎氏が冷や汗を流すシーンも。
タイトルも（仮）で、発売日、価格ともに未定。アクションRPGもしくはADVというと、一瞬「シェンムー」のようなスタイルを想像してしまうが……近い将来、我々の前に姿をあらわす「バーチャファイタークエスト（仮）」は、果たしてどのようなゲームになっているのだろうか。「バーチャファイター」シリーズ10周年作品と銘打たれていることもあり、今から期待せずにはいられない。
 |
 |
|
| 10周年記念作品。シリーズのファンならずとも興味や期待を抱かずにはおれないだろう | ||
■ ワウ エンターテイメント -AC「ルパン3世 THE TYPING」-
～ギャラリーの視線は、ゲームではなく「不二子」ちゃんの胸の谷間に集中?～
 |
| スクリーンに映し出されるまでもなく「不二子」ちゃんの胸の谷間インパクトは強烈 |
ここでの話題は、大胆にあけられたツナギの胸元に集中。正直ここまで引っ張られると、本末転倒が過ぎるのではないかと思ってしまうのだが……もっとゲーム自体の面白さを前面に押し立てた方が良かったのではないか。
このあと、ステージ上では「江戸むらさき」のふたりと西島氏が「不二子」ちゃんを賭けて「ルパン3世 THE TYPING」で勝負。結果はお約束どおりというか、西島氏が「不二子」ちゃんを見事ゲット。ステージは「江戸むらさき」のコントライブで幕を閉じた。
 |
 |
 |
| 「江戸むらさき」と西島氏が「不二子」ちゃんを賭けて「ルパン3世 THE TYPING」で勝負。「江戸むらさき」はいいトコなしの敗退 | 「江戸むらさき」のコントで閉幕。去り際に「セガ大好き～」と一言。ソツがない | |
■ アミューズメントヴィジョン -GC「バーチャストライカー3 ver.2002」-
～雑誌社対抗ゲーム大会&トトカルチョ～
 |
| 雑誌8社対抗ゲーム大会。携帯端末による投票で全試合結果を予想してもらうトトカルチョ形式 |
司会（特にサッカー）といえば、セガではもはやこの人をおいて他になし! といった風情もある高橋哲也氏が担当。編集者それぞれが育成したチームの状況やこだわりの実名エディットなど、特徴を捉えて実況に反映するなどプロの仕事ぶりを遺憾なく発揮していた。
試合の予想結果は、強豪と目されていた編集者が引き分けるなどの波乱もあり、100%的中した人はひとりもいなかった。3試合まで的中させた人のなかから、ルーレットによる抽選の結果「哲」さんに「オリジナル福袋」がプレゼントされた。
 |
 |
 |
| 各出場選手（編集者）とも威信をかけたガチだけに予想も難しい。全4試合を的中させた人はいなかった | ||
(2002年3月30日)
[Reported by 北村孝和 + 佐伯憲司]
|
GAME Watchホームページ |