セガ「GameJam2」開幕 |
東京国際フォーラム
株式会社セガの新作ソフトを実際に体験することができるプライベートショウ「GameJam2」が開幕した。期間は30日から31日までで、会場は東京の有楽町にある東京国際フォーラム。朝早くから数多くのファンが集まり、会場前にすでに1,000人以上のユーザーが開場待ちの行列を作った。
会場では、今回初めて実際にプレイすることが可能となる「ファンタシースターオンライン」ゲームキューブ版をはじめ、色々と実際にプレイすることができることもあって、開幕早々多くのユーザーで賑わっている。特に「ファンタシースターオンラインGC版」は、4人で“オンラインプレイ”が可能な点が大きな収穫といえるだろう。
また、新作だけでなく、「アウトラン」や「アフターバーナー」といった往年の体感ゲームが出展されており、これらのゲームで癒やされるという楽しみ方もある。会場では数多くの配布品が配られているので、それを楽しみにしている人も多いかもしれないが、あまりの人出なので、集めるのは苦労するかも。ちなみに会場ではレアもののチャオの配布を行なっているので、ゲームボーイアドバンスユーザーは会場に忘れずに持ってくるべきだろう (カセットがないとチャオをセーブすることはできない) 。
会場には特設ステージが設営されているが、そこでは各制作スタジオがステージイベントを企画している。昨年開催された「GameJam」とは違い、制作スタジオはそれぞれ1回しかイベントを開催しないため、ファンは見逃さないよう事前にチェックしておきたいところだ。すでにSEGA-AM2がステージを開催し、新作の発表をおこなっている。他の制作スタジオもライブあり、クイズありの楽しいイベントを企画しているようだ。
この「GameJam2」に先立ちセガは、報道関係者にレッド・エンタテインメントがセガグループの一員となることを発表すると同時に新作の発表を行なった。会場には人気コミック「トライガン」の作者、内藤泰弘氏、「ああっ女神さまっ」や「サクラ大戦」シリーズの藤島康介氏や、広井王子氏も来場。
新作とは、ガンアクション「ガングレイヴ (GUNGRAVE)」。スタイリッシュに決めて敵を倒すことでゲージをため、ゲージがたまった時点で必殺技を使うことができる。内藤キャラのカッコイイアクション、そしてフィールド上の多くのものを破壊できる爽快感。レッドの意欲作といえるだろう。このほかにも数多くの発表があったがそれは追って詳細をお伝えする。
開場前にもかかわらずこの行列。ちなみにグルッと会場を取り囲んだ最後尾がこの状態 | すでにプレイアブル版が出展されている「ガングレイヴ」この爽快感を体験してほしい | 開場と同時に開場を横断するほどの行列ができあがった「ファンタシースターオンライン」ゲームキューブ版 |
「ハングオン」などレトロゲームも出展されている | PS「ミニモニ。シャカっとタンバリン! だぴょん!」タンバリンコントローラで楽しめる |
(2002年3月30日)
[Reported by 船津稔]
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