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CES会場レポート |
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ラスベガス・コンベンションセンターの入り口にはXboxの横断幕がはられていた |
開催日:1月8日~11日 (現地時間)
米国ネバダ州ラスベガスで1月8日から11日まで開催されている展示会「CES(Consumer Electronics Show)」は消費者向けの電化製品が出展されるショウで、オーディオやデジカメ、PC関連製品まで幅広く展示される。ゲームに関しての話題は全般的に少ないのだが、発売間もないこともあって、Xboxを使ってのサウンドデモや関連製品に関しての発表(ThomsonのXbox専用の接続端子を備えたテレビをアナウンスなど)も見かけられた。
■ CES会場内ではMicrosoftブース内で小規模に展示
2001年11月に開催されたCOMDEXでは本体発売直前ということもあって、独立した中規模のブースが入り口から入ってすぐのところに設置されて盛況だった。だが、今回のCESではMicrosoftのブースの片隅に2基の展示スペースに8台のXboxが展示されているのみで、遊べるゲームもテクモの「DEAD OR ALIVE 3」やMicrosoftの「Project Gotham : World Street Racer」などの既発売のものばかりだった。
一方、MicrosoftはeHOMEにからめて、リビングルームや子供部屋といったシチュエーション別の展示を行なっており、実際の家庭から切り取られたような各部屋では関連するMicrosoft製品を紹介している。その中で、Xboxはファミリールームと銘打たれた部屋でデモンストレーションが行なわれ、人気の「Halo」や「DEAD OR ALIVE 3」を実演してみせていたのだが、これにはかなり大勢の来場者が足を止めて、グラフィックの美しさやゲームの面白さをアピールする担当者の説明に耳を傾けていた。
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COMDEXでの展示に比べるとかなり展示スペースを縮小。すでに発売されていたこともあってか来場者の注目度はそれほど高くなかった | 操作が簡単でエキサイティングなゲームだと「Halo」を紹介。これを見てXboxのプレイアブルデモに向かう人もいた |
■ ラスベガスヒルトンではプレス向けプライベートデモ
ラスベガスヒルトンのスイートルームでは、米Microsoftがプレス向けのXboxゲームのプライベートデモを行なっていた。未発売ゲームのプレゼンが中心で、PRマネージャーのMichael Wolf氏によって「ジェットセットラジオフューチャー」や「RalliSport Challenge」、「Wreckless(ぶんか社が制作中の「ダブル・スティール」)」などが次々と紹介された。また、気になるネットワークサービスは夏頃になる予定とのことだ。
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スイートルームのドアにXboxのロゴ | XboxプログラムマネージャーのMichael Wolf氏 |
■ ラスベガスでのXbox店頭状況
基調講演で150万台を販売済みであることが強調されたように、Xboxの滑り出しは上々のようだ。ラスベガス市内でXboxが販売されてる店を2カ所ほどのぞいてみたが、いずれもゲームソフト2本とのバンドル販売が基本という強気の姿勢で、片方の店ではコントローラーやメモリユニットその他などもセットにして460ドルのセットのみで販売していた。それでも、店員に聞いたところゲーム機の中ではXboxがダントツに売れているという
また、11月の発売直後に店をまわった時はソフトがかなり品薄だったが、現在はだいぶ改善されており、新作ソフトも潤沢に店頭に並んでいた。だが、DVD再生キットだけはどこも売り切れで、入荷した途端に飛ぶように売れてしまうとのことだった。
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ソフトの中では「Halo」が人気で、かなり売れているとのこと | ロゴ入りのXboxデラックスバッグパックは50ドルなり。本体を持ち運ぶためなのだろうか、かなりの大きさだ |
(2002年1月10日)
[Reported by 西尾ゆき]
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