「サクラ大戦新春歌謡ショウ」神崎すみれ引退記念公演
真宮寺さくら「すみれさんの夢を引き継ぎ今後もがんばる」

開催期間:1月2日~6日開催

開催場所:青山劇場

劇場前には映画「サクラ大戦」のラッピングバスが登場
 2002年の年明け早々の1月2日から6日までの5日間にわたり、恒例とも言える「サクラ大戦 新春歌謡ショウ 春恋紫花夢惜別 (はるこいしすみれゆめのわかれ)」が東京青山の劇場で公演された。会場は連日満員となり、大盛況となった。

 ただ、今回の新春歌謡ショウはいつもの歌謡ショウとは違った意味合いも併せ持っている。というのも、「サクラ大戦」の1作目からトップスターとして人気を集めていた“神崎すみれ”の引退公演と言うことで、神崎すみれを中心とした公演内容となったからだ。第1部は特別友情出演の市川春猿さんや特別ゲストの千葉繁さんも登場する舞台。特に神崎すみれの引退に絡んだ内容ではないのだが、すみれのセリフに「さくらをツートップにしては……」とマリア・タチバナに相談するあたりは今後の歌謡ショウを感じさせるセリフとしてほろりとさせられた。

 第2部では神崎すみれのかかわった曲をメドレーで一挙披露。途中、桐島カンナの「これだけは歌っておきたい」という願いとともにデュエット曲「愛は永久に」がしっとりと歌われた後、後半はまたまた怒濤のようにメドレー曲を披露。また、花組メンバーによる「すみれ送り太鼓」が行なわれたあと、神崎すみれは新曲にして引退の曲となる「すみれチャチャチャ」をひとりで明るく歌い上げた。神崎すみれの最後の挨拶が終わり舞台から消えた後も、すみれの最後の舞台を名残惜しむように、舞台の誰もいないマイクにスポットライトがあてられた。

 舞台の最後は各メンバーがすみれへの想いをコメント。今回、残念ながら舞台に上がることが出来なかったソレッタ・織姫も声だけながらコメントした。真宮寺さくらは「すみれさんの夢を引き継ぎがんばります」と挨拶し、「今後も“さくらワールド”をヨロシク」と締めくくった。

今回の公演を最後に引退してしまう「神崎すみれ」。台詞や構成など随所に神崎すみれに対する愛を感じる内容となった 左端が特別友情出演の市川春猿さん。中央が特別ゲスト出演の千葉繁さん
グランドフィナーレ。この中に神崎すみれがいないのは悲しい 花組メンバーによる「すみれ送り太鼓」 初日開場待ちのためにズラリ並んだお客さん達。会場はほぼ満員で、根強い人気を感じた
会場ではオルゴールや扇子、カップなどがセットとなった「春恋紫花夢惜別 記念セット」や「神崎すみれ引退記念公演ポスター」など各種記念グッズの販売も行なわれた。右写真の中央に展示されているのは「2002年新春帝劇防寒セット」 今回特別に展示された「サクラ大戦スペシャルドールコレクション」

(C) SEGA (C) RED

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「サクラ大戦.com」のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□関連情報
【12月3日】サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 新春特別公演
~神崎すみれ引退公演~「春恋紫花夢惜別」の舞台稽古を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011203/sakura.htm

(2002年1月7日)

[Reported by 船津稔]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.