「サクラ大戦新春歌謡ショウ」神崎すみれ引退記念公演 |
開催場所:青山劇場
劇場前には映画「サクラ大戦」のラッピングバスが登場 |
ただ、今回の新春歌謡ショウはいつもの歌謡ショウとは違った意味合いも併せ持っている。というのも、「サクラ大戦」の1作目からトップスターとして人気を集めていた“神崎すみれ”の引退公演と言うことで、神崎すみれを中心とした公演内容となったからだ。第1部は特別友情出演の市川春猿さんや特別ゲストの千葉繁さんも登場する舞台。特に神崎すみれの引退に絡んだ内容ではないのだが、すみれのセリフに「さくらをツートップにしては……」とマリア・タチバナに相談するあたりは今後の歌謡ショウを感じさせるセリフとしてほろりとさせられた。
第2部では神崎すみれのかかわった曲をメドレーで一挙披露。途中、桐島カンナの「これだけは歌っておきたい」という願いとともにデュエット曲「愛は永久に」がしっとりと歌われた後、後半はまたまた怒濤のようにメドレー曲を披露。また、花組メンバーによる「すみれ送り太鼓」が行なわれたあと、神崎すみれは新曲にして引退の曲となる「すみれチャチャチャ」をひとりで明るく歌い上げた。神崎すみれの最後の挨拶が終わり舞台から消えた後も、すみれの最後の舞台を名残惜しむように、舞台の誰もいないマイクにスポットライトがあてられた。
舞台の最後は各メンバーがすみれへの想いをコメント。今回、残念ながら舞台に上がることが出来なかったソレッタ・織姫も声だけながらコメントした。真宮寺さくらは「すみれさんの夢を引き継ぎがんばります」と挨拶し、「今後も“さくらワールド”をヨロシク」と締めくくった。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「サクラ大戦.com」のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□関連情報
【12月3日】サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 新春特別公演
~神崎すみれ引退公演~「春恋紫花夢惜別」の舞台稽古を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011203/sakura.htm
(2002年1月7日)
[Reported by 船津稔]
|
GAME Watchホームページ |