コーエー、「結婚」と「子育て」の要素を盛り込んだ
「三國志 VIII パワーアップキット」を今冬発売

今冬発売予定

価格:5,800円(本体セットで13,800円)

 株式会社コーエーは、今年6月に発売した「三國志 VIII」に新たなゲーム性を追加する「三國志 VIII パワーアップキット」を今冬に発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT4.0/2000で価格は5,800円。ゲームの起動には別途「三國志 VIII」が必要で、本編とセットの「三國志 VIII with パワーアップキット」も同時発売される。こちらはCD-ROM2枚組で、価格は13,800円となっている。

子供の誕生を喜ぶ孫権。子供にどういう教育が施せるかについては未定となっている
 パワーアップキットの内容は以下のとおり。

 1、「結婚」と「子育て」の要素の追加

 2、戦術キャンペーンモードの追加

 3、234年以降の三国時代終盤を描いた3本の新シナリオ

 4、新武将60名を追加

 5、武将エディタ、都市エディタの追加

 6、プレーヤーの足跡を記録する年表機能

 7、コンピュータAIのレベルアップ

シナリオ選択の項目には、曹操を始め、諸葛亮、陸遜の名前が確認できる
 「結婚」、「子育て」要素はかなりユニークだ。パワーアップキットでは、親密度の高くなった武将が知人の女性を紹介してくれるイベントが発生し、女性との間に生まれた子供を血縁武将としてゲーム内に登場させることができる。子供の能力は、プレーヤー武将と紹介武将の能力を併せ持ち、さらにプレーヤー武将の弱点まで引き継がないように、元服までのあいだ教育を施すことができる。プレーヤー武将の死後は、二世武将でプレイすることも可能ということだ。

 「戦術キャンペーンモード」は、特定の武将を主人公に、戦闘シーンだけをステージクリア形式で連続して楽しめるというもの。戦闘の合間にはイベントが発生し、「三国志演義」のシナリオをたどりつつ、武将の一生を追うことができる。このモードは、以前のパワーアップキットにも搭載されたことがあるが、VIIIでは戦闘結果や発生イベントによってシナリオが分岐していくマルチシナリオ方式を採用。何度でも楽しむことができる。

 そのほか、3本の追加シナリオを始め、各種エディタや年表機能、AIの強化、ユーザーの声を反映させた細かいオプション機能の追加など、三國志ファンなら買っておいて損はない1本といえる。

左はパワーアップキットのタイトル画面、真ん中は武将エディタ、右は都市エディタ

左はお馴染みの年表機能。新機能やエディタ以外は標準で付けるべきだと思うのは私だけだろうか。真ん中と右の画面は武将編集画面。武将列伝を自由に書き込めるようになっている

パワーアップキットでは戦闘シーンの表示まわりを細かくカスタマイズできるようになっている。対象は、全武将、操作武将、担当武将の3段階で決めることができ、「プレーヤー武将の戦法アニメだけ見る」といったことも可能になっている

(C)2001 KOEI CO,LTD.All Rights Reserved.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「三國志 VIII パワーアップキット」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/Rlsan8pk.htm
□関連情報
【6月18日】PCゲームレビュー 「三國志 VIII」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010627/san8.htm
【6月18日】「三國志 VIII」体験版
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010618/demo0618.htm
【3月12日】PCゲーム 最新スクリーンショット集 「三國志 VIII」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010312/san8.htm

(2001年11月16日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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