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セガ、「業務用ゲーム新製品プライベートショー」開催 |
会場となった蒲田・大田区産業プラザ「PIO」 |
iMode対応のメダルゲーム「ダンシングフィーバーゴールド」。壁紙がもらえるなどのサービスもあり |
このプライベートショーはアミューズメント業者とマスコミ関係者を対象として行なわれたもので、今夏稼動開始予定の「バーチャファイター4」をはじめとする、同社の主力タイトルが一同にお披露目となった。
■ やはり注目度高し!「VF4」
20日まで池袋GIGOでロケテストが行なわれている「VF4」には、数多くの人が注目していた。基本的にロケテストバージョンと同じものが4セット用意され、カードシステムも機能していた。アキラ、ラウ、パイ、ジェフリー、ウルフ、カゲ、サラ、ジャッキー、シュン、リオン、葵と、新キャラ「LEI・FEI」も使用可能とあって、さすが業者というべきか、彼を使用している人も多かった。
携帯電話を使ったネットワークシステム「VF.NET(仮称)」を実際に体験するコーナーも設けられ、別に設けられたクローズドスペースで、「VF4」だけのプレゼンテーションが行なわれた効果もあってか、スーツ姿の人たちが携帯電話の画面を注視していたのが印象的。
参考出品ながら、「VF4 CHARACTER DATA CARD 」の販売機も展示され、「VF4」は、夏の稼動に向けていよいよラストスパートといった感じだろう。
「LEI・FEI」の立て看板が印象的 | ひっきりなしにプレイされていた | TVの取材を受ける香山co-coo |
参考出品の「VF4 CHARACTER DATA CARD 」の販売機 | 「VF.NET(仮称)の体験コーナーも人だかりが |
■ NAOMI2基板の新作「BEACH SPIKERS」
NAOMI2を使用したこの作品には、「VF4」で培われた技術が多く投入されており、砂地にはプレーヤーの足跡などが残り、多数の観客がスタンドにいるなど、細かいところがかなり力の入ったグラフィックがインパクト大。1レバー2ボタンで、操作形態は非常にシンプル。肩の力を抜いて楽しめる一作といえるだろう。
「VF4」の技術を応用したモデル、ステージ等が特に印象的だった。キャラモデルは「VF4」以上に細かくなっているという |
■ 「SPIKEOUT」が対戦に!「SPIKERSBATTLE」
「SPIKEOUT」のシステムで楽しめる対戦。かなり混戦になるのがいい感じ。空中コンボも気持ちいい |
パイプやハンマーなどの武器、敵を倒すと体力回復するアイテムなどをゲットしながら、残りの3人をK.O.するのが目的だが、独自の「FIGHT POINT」システムが採用されており、ラウンド中での活躍度が数値化されている。時間内で決着がつかない場合、「FIGHT POINT」によって勝敗が決定される。逃げ回っていると、このポイントを得られないため、激しい乱打戦が展開されること間違いなし。派手なバウンドコンボなどが楽しめる、爽快感を重視した作品だ。
■ マリンジェットレースを再現「WaveRunner GP」
マリンスポーツで不動の地位を築くヤマハ発動機の協力により、筐体デザインに最新型ジェットスキーモデル「GB1200R」のデザインを再現したマリンジェットレースゲーム。
水上ならではの他の船の航跡による波の影響を受けたり、コース内の水位が変化し、1周めと2周めではコース状況が異なり、2周めのみジャンプ台が出現したりなどのトリッキーなレースが楽しめるのが特徴。
最大4台までの通信対戦が可能で、大型筐体ならではの操作感がとても印象的な作品だ。
デバイスの操作感と、水しぶきの表現がインパクト大 |
■ 練習もでき初心者にも対応「CRACKIN' DJ PART2」
練習モードで初心者をフォロー。独特のデザインの筐体が目印 |
また、上級プレーヤー向けには「スーパーリミックスバージョン」が追加。同じ楽曲でもさらに難易度の高い60曲分のシーケンスがプレイ可能。
新曲は22曲が追加され、前作で人気の高かった10曲も再収録されている。
■ 今メジャーが熱い!「SUPER MAJOR LEAGUE」
選手たちのモーション、モデルがとても表情がある。バット型スイッチはセガの伝統 |
モーションキャプチャーを有効活用した独特の選手の動きが特徴。全30チームおよび球場に、700名を超えるメジャーリーガーのデータを収録してある。
■ カードシステム搭載で長く遊べる「CLUB CART european session(TWIN)」
デラックスタイプもいいが、大勢で楽しむならやはりツイン筐体がしっくりくる |
データを記録するカードシステムにより、「class Novice」からはじまり、「class S」まで4クラスのレースに実力に応じて参戦が可能。好成績を残すことでステップアップしていく形式となっている。カートのデザインも可能で、オリジナルカーでレースに参加できるのはファンならずともうれしい仕様。作成したデータはもちろん記録可能。
□セガのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□AM2 of CRIのホームページ
http://www.sega-rd2.com/
□製品情報(バーチャファイター4)
http://www.sega-rd2.com/vf4/
□関連情報
【5月12日】「バーチャファイター4」池袋GIGOでロケテスト開始
~B1フロアには長蛇の列~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010512/vf4.htm
(2001年5月18日)
[Reported by 佐伯憲司]
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