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Xbox 360版 4月24日 発売予定 プレイステーション 3版 2009年内発売予定 価格:7,329円(Xbox 360版)、未定(PS3版)
CEROレーティング:A(全年齢対象)
「Tom Clancy's H.A.W.X」は、近未来の空中戦をテーマとするフライトシューティングゲーム。「GDS」と呼ばれるオリジナルのゲームエンジンを使い、上空からの美しい眺めが楽しめるほか、ユニークな飛行機の操縦システムを搭載して、独自性のあるゲーム性を打ち出そうとしている。
■ 2012年の空中戦。アーケードスタイルのゲーム性に「シム系」の醍醐味を盛り込んだ意欲作
「Tom Clancy」の名を冠するだけあり、本作はストーリーにも力が入れられている。ゲームのステージとなるアメリカ、ブラジル、アフリカ、アジアといった世界各地の戦場では、ミッションが時系列にそって進んでいき、よりドラマティックに戦いの変遷が描かれるという。 その中でプレーヤーが請け負うミッションは、単に敵を撃破するだけではなく、正規軍と共同作戦を展開するといった、民間軍事会社ならではの展開も見所となる。また、傭兵であるという立場から、通常の軍事モノとは違った目的で行動することもありそうだ。 そして本作のゲームシステムにおける最大の特徴は、アーケードスタイルの飛行機操縦システムをベースに、フライトシミュレータースタイルのダイナミックな運動を取り入れたというゲーム性だ。 近未来を舞台とする本作には、F-22やSu-37といった、最新世代の戦闘機が登場する。その操縦は、基本的にはある程度の自動制御が働いており、アーケードスタイルのお手軽なものだ。プレーヤーがどんな操作を行なっても、地形への接触や失速といった異常事態を自動的に避けるようになっている。 だがこれは、本作においては「補助輪付き」に相当する状態だ。E.R.Sと呼ばれるサポートシステムをオフにすることで、機体制御のリミットが外れる。そうすると、プレーヤーは機体を思いのままに操ることができ、F-22の推力偏向ノズルを生かした、とても飛行機と思えないような機動や、プガチョフ・コブラ、クルビットといった危険な失速機動を行なうことも可能となる。これこそがフライトシューティングとしての「H.A.W.X」の最大の魅力だ。 ミサイルの追尾を受けているようなピンチの際にこの機能を生かし、華麗な機動で敵機を打ち負かすことが本作の醍醐味といえるだろう。また、サポートシステムをオフにした状態では、地形への接触といった異常事態も起こりうるため、プレーヤーの腕がいっそう求められる。スリルのあるゲーム性が楽しめそうだ。 スクリーンショットでは、本作で描かれる美しい風景や、リアルに再現された戦闘機の姿が確認できる。フライトシューティング界の待望の期待作として、発売を楽しみに待ちたい。
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□ユービーアイソフトのホームページ (2009年2月6日) [Reported by 佐藤カフジ]
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