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「第12回文化庁メディア芸術祭」開催
任天堂「Wii Fit」がエンタメ部門の優秀賞を受賞

2月3日 発表

【第12回文化庁メディア芸術祭】
2月4日〜15日 開催

会場:国立新美術館

入場料:無料

 文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会からなる文化庁メディア芸術祭実行委員会は、エンターテイメント、アニメーション、マンガなどの各メディアから優れた作品を選出して表彰する「第12回文化庁メディア芸術祭」を、2月4日から15日まで国立新美術館において開催する。会場は企画展示室 2Eで、入場料は無料。開催時間は10時から18時まで。

 昨年度より国立新美術館で開催されている「文化庁メディア芸術祭」。今年は44カ国、全2,146点という過去最大の応募があり、会場にはそのなかから選出された約170作品が展示されることとなった。期間中は、クリエイターのシンポジウム、上映会のほか、「学生CGコンテスト受賞作品展」、表現のための新技術を紹介する「先端技術ショーケース'09」、海外メディア芸術祭典を紹介する「Media Art in the World」、メディア芸術祭のプロモーションビデオを学生が共同制作するワークショップなど、さまざまなイベントが行なわれる。

 ゲーム関係はエンターテインメント部門で取り扱われるが、今回の受賞作品は任天堂「Wii Fit(優秀賞)」のみと、やや寂しい印象。ただし、会場内には審査委員会推薦作品として、プレイステーション 3「AQUANAUT'S HOLIDAY 〜隠された記録〜」、「Devil May Cry 4」、「アフリカ」、「Pixeljunk Eden」、「龍が如く 見参!」、ニンテンドーDS「DS文学全集」、「大合奏! バンドブラザーズDX」、「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」、「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」、「ポケットモンスター プラチナ」、PSP「無限回廊」が1台ずつプレイアブル出展されている。また「ストリートファイターIV]が映像出展されているが、会場内ミニシアターで他12作品とシーケンシャルで連続上映されるため、タイミングが悪いと次回まで1時間以上のスパンが生じる。来場予定がある人はご注意いただきたい。

 一般公開は2月4日からだが、本日はプレスと関係者向け内覧会のほか、各受賞作への贈呈式が行なわれた。ゲーム関連の受賞作品は、前述のとおり任天堂「Wii Fit」がエンターテイメント部門の優秀賞を受賞。大賞ではないため直接的なコメントはなかったが、同日配布された受賞作品集によれば、評価のポイントは「健康をエンターテインメント化したという点ではなく、仮想メディアを実体化するというDSやWiiの流れをさらに推し進めたところにある」という。今回、開発チーム代表の宮本茂氏が所用により欠席。代理として、シーケンスディレクターの渡邊国男氏が賞状とトロフィーを受け取った。

【Wii Fit】
代理としてシーケンスディレクターの渡邊国男氏が出席。「Wii Fit」は会場内に2台プレイアブル出展されている
(C) 2007 Nintendo



アーティストの岩井俊雄氏(左)とヤマハ企画開発プロデューサーの西堀佑氏(右)
 エンターテインメント部門の大賞は、アーティストの岩井俊雄氏とヤマハ株式会社がコラボレートした、音と光で遊ぶ音楽インターフェイス「TENORI-ON(テノリオン)」。

 縦横16個のLEDスイッチが配置されており、サウンドを視覚的に操作する。基本操作は、LEDボタンを押して音を配置。外周のフレーム部分にあるL1〜5、R1〜5、計10個あるファンクションボタンで音色、音の長さ、オクターブ、ループ、スピード、レイヤー、テンポ、トランスポーズなど、さまざまな変化を加えていく。

 パフォーマンス(プレイ)には、音色を配置してループ再生させる「スコアモード」のほか、ランダム、ドロー、バウンス、プッシュ、ソロといった計6つのモードが用意されており、いずれも気軽に触って楽しめるのがいい。ゲーム機のようであり、その一方で電子楽器らしくもあるなど、文字どおり革新的なインターフェイスといえる。

 開発には相当苦労したようで、岩井氏によれば開発には6年を要したという。「作品でもあり、21世紀の新しい楽器でもある」という「テノリオン」。価格が121,000円ということもあり「いきなり買うのはちょっと……」と逡巡されていた方も少なくないかと思われるが、会場内にはヘッドフォン付きで4台がプレイアブル出展されており、よほど混雑しない限りはきちんと実体験できるかと思われる。一緒に出展されているゲームタイトルや他作品とあわせて、興味がある方はぜひ一度チェックしていただきたい。

【テノリオン】
(C)岩井俊雄 / ヤマハ株式会社

【AQUANAUT'S HOLIDAY 〜隠された記録〜】 【Devil May Cry 4】 【アフリカ】 【Pixeljunk Eden】
(C)2008 Sony Computer Entertainment Inc. (C)CAPCOM CO.,LTD. 2008 ALL RIGHTS RESERVED. (C)2008 Sony Computer Entertainment Inc. (C)2008 Q-Games Ltd., All Rights Reserved
【龍が如く 見参!】 【DS文学全集】 【大合奏! バンドブラザーズDX】 【ナイツ・イン・ザ・ナイトメア】
(C)SEGA (C)2007 Nintendo / Genius Sonority Inc.
(C)2007 Chukei Publishing Company
(C)2004-2008 Nintendo (C)2008 STING
【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】 【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】 【ポケットモンスター プラチナ】 【無限回廊】
(C)2007 AROMOR PROJECT / BIRD STUDIO / ARTEPIAZZA / SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)KOICHI SUGIYAMA (C)2008 AROMOR PROJECT / BIRD STUDIO / ARTEPIAZZA / SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)KOICHI SUGIYAMA (C)2008 Pokemon. (C)1995-2008 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK Inc. (C)2008 Sony Computer Entertainment Inc.


□「文化庁メディア芸術祭」のホームページ
http://plaza.bunka.go.jp/
【2008年2月12日】「文化庁メディア芸術祭」受賞者シンポジウムを開催
大賞作品「Wii Sports」太田敬三氏、カプコン・辻本良三氏、KONAMI・小島秀夫氏が出席
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080212/cgarts.htm
【2008年2月5日】「第11回文化庁メディア芸術祭」開催
エンターテインメント部門の大賞はシステム全体が評価された「Wii Sports」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080205/cgarts.htm
□関連情報
【2007年2月23日】「第10回文化庁メディア芸術祭」が2月24日開幕
エンタテインメント部門大賞のPS2「大神」などを展示
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070122/bunka.htm
【2007年1月22日】文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力展」
国立新美術館で開催。FC「ドラゴンクエスト」など出展される
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070122/bunka.htm
【2006年2月23日】「第9回文化庁メディア芸術祭」が2月24日開幕
エンタテインメント・ディビジョンにGC「大玉」など展示
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060223/cgarts.htm

(2009年2月3日)

[Reported by 豊臣和孝]



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